息子よ、なにもかも中途半端な私らの時代がきたよ
最近わりと頻繁に来てくれるので、すっかり慣れてくれたおちび。
「とーと」と離れて、ご持参したブルドーザーで夢中になって遊んでる。
そんな姿を横目で見ながら近況報告してくる息子。
知ってるよ、聞いてほしくて仕方ないんだよね〜
子どもが子ども連れてきたね。
すっごく不思議だなぁと感じるのが、私が感じてることと同じことを言ってくるとき。
「まじそれな!」ってやつ。
今日の「まじそれな!」は、すべてを深く追求しなくしなくてもいいんだ、ってこと。
「持っている技術×知識×自分」で、唯一無二の存在になる。
私も息子も、それぞれが「そこそこ」
でもそれをうまいことブレンドして、けっこううまいことやる。
やるんだけど、どこかでコンプレックスを持ってる。
「ひとつのことを突きつめていない」
私も息子も、どこかで
「ひとつのことをやり遂げなければいけない」
と思っているらしい。
剣道部出身の息子曰く
「面も胴も小手もそこそこだけど、試合には勝てた。だからいいじゃん、って思うけど思えない」
もしこれが「小手選手権」とかだったらダメだけど、目的は「勝つこと」ならばそれでいい。
「剣道で勝つ」という軸があれば。
私も息子もそこそこ器用でなんとなくできちゃうのと、それに加えて飽きっぽい。
良く言えば「好奇心旺盛」
でも今の時代、変化のスピードが早く、何がおこるかわからない。
軸は持つけど、柔軟に対応する。
目的はなにか?を明確にしたら、余分なこだわりを捨てる!
大切なのは手段ではなく、目の前の人を全力で幸せにすること。
「何をやっても続かない」
「何者かわからない」
息子よ、そんなうちらの時代がやってきたね。
と洗濯物越しに会話する親子。
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