トマト投げ祭でおおはしゃぎ!
ごきげんよう!毎月1回旅行する!が今年の目標の、こずーんです。
1月🇦🇪、2月🇮🇹 、3月🏴、4月🇬🇷、5月🇲🇦、6月🇧🇬&🇨🇾、7月🏴 、8月🏴ときて(過去旅はこちら)
8月はもう1回旅行へ!
8月旅のメイン目的はトマティーナ(トマト投げ祭)!!
スペインに行くならついでにイビサにも行ってみようってことで、先にイビサにも行ってきたnoteはこちらに。
わたしも旅の相棒も全然パーティーピーポーではないのに、イビサ→トマト祭だなんておもいっきりパリピムーブで笑える。
今回はトマト祭りの参加レポートをメインに、翌日に観光したバレンシアで
行ってきた場所の感想を写真と共にずらずらと書き残す、
あんまり旅の参考にならない、わたしの思い出を残しておくだけのnote。
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トマティーナのおもいで🍅
トマト投げ祭りは数年前からチケットが必要になったってのと、バレンシア泊をするなら会場の街に行くまでの移動手段が必要っことで、旅行代理店を使うことに。
わたしたちがチケットを購入したのはこちらのサイト。
後から聞いた話によると詐欺サイトがあったり、評判が悪い会社もあるみたい。なにごともなくてよかったー。
各会社いろんなパックがあって、「入場券+オリジナルTシャツ+バレンシアホテル+送迎+アフターパーティー」などのてんこ盛りもあったけど、
わたしたちはシンプルに「入場券+送迎」を購入。約40ポンド(日本円で8000円しないくらい)。
出発時間が7時と9時で選べたので、なんとなく7時をチョイス。
バスが出るのがバレンシアの中心部からはちょっと離れたところで、集合時間にはまだ真っ暗。
それでもたくさんの人がいて、バスも10台以上あったんじゃないかなぁ。
チケット見せて、リストバンドをもらって、満員になったバスから順番に出発。
40分くらいバスを走らせて、到着したのはトマティーナの開催場所・ブニョール村。
普段はこれといった観光地もなく、人口1万人ほどの小さな静かな村。
盛り上がる前夜祭が開催されるみたいだけど、ホテルはめちゃめちゃ少ないから1年くらい前から予約必須らしい。
↑に貼った地図にも書いてあった通り、荷物を預けてからは約20分ほど歩く。
道の途中には簡易トイレが設置されていたり、街の人が外にテーブル出して酒盛りしてたり(朝10時前)、お祭りムードが徐々に高まってくる!
そうこうしているうちに会場の入口に到着。
このあたりにはカフェやスーパーがあったりして普段は街の中心なのかな?
祭りの会場となる道沿いのお家はブルーシートで養生されていて、いよいよか…という気持ちにさせてくれる。
トマト投げ祭りが始まる前の前哨戦が「パロ・ハボン」というヌルヌル棒登り。
石鹸(ラード?)が塗りたくられた丸太のてっぺんに生ハムの原木がぶら下がってて、それを取った人がその年の英雄なんだそう。
10時くらいから始まって、約2時間、参加者も代わり替わり何度も何度も挑戦してたけど、今年は結局ハムは取れず。
何度かハムに触れてはいたけど、がっつり付いてて取り外せなかったのかなぁ。歴代の成功タイム気になる。
(トマト投げ祭が終わったあともまだ挑戦してたけど、それでも取れなかった。)
パロ・ハボンを見ていたらあっという間に時間が過ぎて、花火が鳴って、12時のトマト投げ祭り開始の時間に!
大量のトマトを積んだトラックがやってきたぁぁぁぁ!!
たくさんの人がいる細い道でトラックが通るのも結構スレスレ。
トラックが通り過ぎると、道の真ん中に人が移動して、下に落ちたトマトを拾って投げての大乱闘。
次のトラックが来ると、人々が道の脇にぎゅーーっと押し寄せられて、の繰り返し。
合計6,7台のトラックが通ったのかな。途中から数えてなくて覚えてないや。
最初は道の端の方で見てたけど、せっかくだからってことで道のど真ん中・戦場最前線に行ってみることに。
いやぁ、とにかくすごかった。薄い感想だけど。
事前に見てた動画や写真と変わらない景色ではあるんだけど、実際に体験してみると、これまでにも、きっとこの先にも見ること・感じることのない空間。
カオスっていう表現がこれ以上しっくりくる場所もないんじゃなかろうか。
トマト当たると痛いし、人混みもすごいし、これは子どもや高齢者じゃ危険!元気なうちに参加できてよかったぁぁぁー!
久々にこんなはしゃいだ!普段一定のテンションの幅の中で生きてるけど、大はしゃぎするのって楽しくていいね。忘れた行動と気持ちかも。
「いたーい!」って大声で叫んで、わけわかんない状況に爆笑して、全力でトマト投げて。
ストレス発散にもなってリフレッシュ!!
写真も動画もたくさん撮ったんだけど、なかなか上手に撮れてなかったぁぁ。
というわけで、動画をぺたりしておきます。数年前の動画だけど短いし見やすいかと。
そしてこちら↓が祭りが終わった後の壁。
街だけじゃなくて、もちろんわたしたちもどえらい汚れているのでシャワーが必要。
街の端の方に小川があって、そこが天然のシャワーとして提供されてたー!
この天然シャワーだけじゃなくて街の人がホースで水をかけてくれることも多くて、再びブニョールの街の人に感謝。
トマトの海にダイブしたから当たり前ではあるんだけど、びっくりするほどトマトまみれだった笑。
髪の毛の奥の方まで入ってるし、耳にも入ってるし、服を脱いだらこんなとこにも!?っていう場所にも。
なんかこうトマトパック的な、肌とか髪とか潤うんじゃなかろうかと思ったけど全然そんなことはなく。
ちなみにわたしは祭終了直後からしばらくくしゃみが止まらなかったし(なんかのアレルギー反応)、相棒は帰国後も謎の斑点に悩まされてた笑。
使われているトマトは商品に出せないモノで、腐っているものもたくさん。わたしは鼻が悪くてあんまりわかんなかったけど、結構くさかったらしい。
今年は天気がそんなによくなくって助かったけど、これカンカン照りだったらもっと腐食が進行するんだろうな。
曇りで日差しもしんどくなかったから、だいぶ過ごしやすかったんじゃないでしょうか。
【その他トマト祭の感想】
・なんでかインド人多すぎ!ヨーロッパに住んでるインド人だと思うけど。
あの人らパーソナルスペースゼロだから、激混みの中で隣にいるとめちゃめちゃ気に障る笑。
参加者のナショナリティー分布出してほしいー!日本人も割合的に多いだろうな。
・7時出発早いかなぁと思ったけど、まだ混んでる時間じゃなかったのでヌルヌル棒登りも間近で見られたし、これ見てると意外とあっという間に時間潰せたのでよかったよかった。
・せっかく参加したから最前線に行ってトマトにまみれたけど、場所によっては端の方でトマト避けようと思った避けることもできる。
祭終了後そんなに汚れてない人もいたので、参加者全員があんなにドロドロになるわけじゃないってことは小さな発見。
・ゴーグルあった方がいいような気もするけど、トマトの皮やかけらが張り付いて視界が狭くなるから意味をなしてない気もする。。。
髪染める時に耳につけるカバーつけてる人を発見して、それは賢いなと。
・あえて白いTシャツを着て行って汚れるのを楽しんだんだけど、靴も下着も、着ていたもの全部が再利用不可…!洗っても絶対に落ちない。
高そうなスニーカー履いてる人ちらほら見かけたけどプロのクリーニングしないと無理だろうなぁ。
スマホ入れてたビニースケースもうっすら赤く染まったし、トマトの染色力すげぇ。
・しょうがないんだけど、祭後のシャワーから着替えが面倒だった。ちゃんとした更衣室なんてないし、海から帰る感じ。
水着着て、洋服全部捨てて、バスローブ羽織って帰ってくるくらいがちょうどよかったのかもしれない。
ゴミ箱はもちろん道に大量の洋服やゴミが捨てられてて、これらに対応してくれるなんて、ますますブニョールの村人に感謝!
・仮設トイレが点在してるんだけど紙がない上に、祭はシャワー浴びたとてトマトまみれのまま利用するので、過去見てきた海外のトイレの中でもトップレベルにやばそうだった。(使ってはない)
・送迎付きにしてよかったー。絶対に乗れることが確約しているバスに、ぽーんと乗っちゃえばいいって楽でいい。全身ちょっと濡れてたりすることに申し訳ない気持ちにならなくていいってのもいい。
特に帰りの疲れてる状態で電車待つのも、満員電車に乗るのも、もうアラフォーには耐えられない。
・泊まった安宿だったので部屋に水回りついてなくて、シャワーが共有のとこ。帰ってきてから相棒と同時にシャワー浴びることができたのがよかったなぁと。こういうのって先に入って待たせるのも気遣うしね。
そんなこんななトマト投げ祭(トマティーナ)参戦の感想でした◎
行ってよかったって心から思うし、ぜひみなさんに1度は参加してもらいたい。
誰かに誘われるんだったらまた行きたい。(自らもう1回行きたいとは思わない笑)
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バレンシアのおもいで
トマティーナの翌日は観光DAY。夜には空港に向かったので丸一日はなかったけど、主要観光地はざっくり巡れたかなと。
午前中にはローカルガイドさんの無料ウォーキングツアーへ参加。(最後に自分たちで金額を決めてチップとして渡すシステム)
ガイドさんはバレンシアで生まれ育ったというチャーミングな方でした◎
建築が専門ってことで、きっと詳しく話してくれてたんだろうけど英語だったのでほとんど内容聞き取れない笑。情報間違ってたらごめんにょ。
巡った場所を残しておくよーぃ。
◾️Plaza de la Virgen (ビルヘン広場)
集合場所だった場所。中心の大きな噴水を美しい建物が囲っていて、いかにもヨーロッパの広場。
◾️Tribunal de les Aigües (water court)
昔干ばつが起こったことをきっかけに、給水バランスを決定する水裁判が行われる場所。今でも形式的に?毎週開催されててユネスコの無形文化遺産に登録されてるんだとか。
◾️Catedral de Valencia (バレンシア大聖堂)
集合場所だった広場の裏側にある、バレンシア観光の大目玉のひとつ。
キリストが最後の晩餐で使った「聖杯」が納められているらしいよ。
◾️Puerta de la Almoina
大聖堂を建物沿いに辿りついた門。「慈善の門」って意味で、昔はここで炊き出し的な貧しい人への施しが行われてたそうな。
◾️Plaça de Dècim Juni Brut
↑の門から少し歩いたところにある広場の景色。
手前に見えている水場は博物館の一部で、この下に遺跡がある。
◾️Turia Gardens (トゥリア庭園)
バレンシア市内を東西に走る大きな公園。昔ここに川が流れていて、大洪水が起こってしまったので、川の流れを人工的に変えて、その跡地が公園に。
とても長い公園なのでバレンシアマラソンはここがコースになるらしい。
ガイドさんがご自身のおばあちゃんの体験談や当時の写真を見せてくれて、今ののんびりとした公園からは想像もつかない大災害に身震い。
バレンシアは地形や天候的に洪水が起こりやすいという話をぼんやり覚えていたところ…
10月末にバレンシア東部で大洪水が発生したっていうニュースを聞いてびっくり。
被害を受けたバレンシアの方々に心よりお見舞いを申し上げます。
◾️ Serranos Towers(セラーノスの塔)
塔といいつつ城壁の門。いかにも中世の城壁!って感じでかっこいい。
登るとバレンシアの旧市街地を一望できるらしいんだけど、そんなに高くないから本当か?って思ってる。
◾️Placa de Manises
説明全然聞いてなかったのでこれ書きながら調べたところ、バレンシア自治州政府本部、行政機関、宮殿が集まってるらしい。
◾️エル・カルメン地区
バーやクラブが多くあって、ストリートアートでも有名な地区だそう。
真昼間にさくっと通っただけだったので魅力全然わかってない。
◾️Mercat Central de València (バレンシア中央市場)
8000平方メートルでヨーロッパの中でも広い市場なんだって。
敷地には野菜、果物、肉、魚、生ハム、チーズ、お土産屋、パエリアやらいろんなお店がぎっしり。
◾️La Lonja de la Seda (ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ)
絹の取引所として使われていた場所。お城みたいなゴシック様式の美しい建物。世界遺産にもなってる。
ラ・ロンハ・デ・ラ・セダの前でツアーは解散。約2時間のウォーキングツアーでした。
もっとちゃんと説明聞いてたらよかったんだけど…(英語ツアーに参加すると毎度こんなこと言ってる)
ツアー以外で行った場所の写真もぺたり。
◾️Ciudad de las Artes y las Ciencias (芸術科学都市)
オペラハウス、科学博物館、水族館、プラネタリウムやらが集まっている施設。バレンシア生まれの建築家・カラトラバの現代建築群。
MISAMOの新曲のMVがここを使ったものでなんだか嬉しかったのでぺたり。
◾️Mercat de Colón (コロン市場)
市場って名前だけどカフェやレストランが入っている施設。
◾️Plaça de Bous de València (バレンシア闘牛場)
最後にちらっと前を通っただけだけど。1万5000人収容のどでか闘牛場。
闘牛以外でもコンサートやイベントに使われるんだって。
他に撮った街の写真もぺたり。
【その他のバレンシア旅の思い出】
・伝統衣装がゴージャスで素敵なんだよぉぉ。生地だけでもうっとり。
・いつも思うけどスペインで食べる生ハムってテンションあがるよねぇ。塩分過多になるほど食べたい。
・スペイン料理も最高です。バレンシアの物価が想像より安かったのが嬉しいー!(ロンドンの外食が高いってのもあるけど)
・旅の相棒が「ブニュエロ」という伝統菓子を探してたんだけど、どうやら季節ものらしくて全然見つからず。悔しいから食べてみたいなぁ。
・イビサからバレンシア行きの飛行機が、パリピ乗客多めだったのが印象的。わたしの両隣、通路挟んでずっとしゃべってた。元気だねぇ。
・最終日、中央駅近くの荷物預かり所にスーツケースをお願いしたんだけど、旧市街地と中央駅が結構離れているというトラップにまんまとひっかかったー。
・ウォーキングツアーの参加客もインド人が多くて、絶対トマト祭参加した人たちだろうなと思ったけど、なんとなく聞けなかった笑。
・バレンシアは交通も簡単だし、観光地も割とギュッとしてるし、スペインらしさも詰まってるし、よきよき。
貸し自転車がいっぱいあったので、次はチャリで回ってみるのもあり。
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というわけで、こずーんのトマティーナ参加レポート&バレンシア旅行の思い出メモでした。
トマト祭は奇祭好き日本人の中では知名度の高いお祭りってこともあって、旅中にインスタに写真あげたら友達からの反応がいつもよりあったー。
気になってるならば、体力のあるうちにぜひとも1度行ってみてほしいと、強く薦めております。
8月の最終水曜日だからね!本気だったらすぐ予定立てるんだよ!!
バレンシアに行ったのは6年ぶり2回目。火祭りも見たいのであと1回は行くんじゃないかなぁ。
スペインはご飯美味しいし、ロンドンよりは物価も安いし、天気もいいし、最高。
最近ロンドンは日が短くて暗い日々なので、ますますスペインに想いを馳せている…
最後はこの曲で締めたいと思います。視界がこんなに真っ赤だったことははじめてってことで、くれないだぁぁぁぁぁぁぁーー!!
X JAPAN / 紅