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趣味も仕事も「自分のときめきに嘘をつかない!」情報を届けるうえで大切にしていること

「Coyoriスタッフって、どんな人?」

そんな疑問にお答えするためにスタートした特集『わたしとCoyori』。今回は、Coyoriの会報誌などの制作を担当する岸本をご紹介します!

岸本を一言で表すならば「好奇心旺盛」「天真爛漫」。Coyoriでも生産者様の現地取材に励んたり、学生時代は行きたい場所を巡って東南アジアを一周したりするなど、実際の体験や心が動くことを大切にしている岸本。そんな体当たりをし続ける岸本がCoyoriで働く理由に迫ります。

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まずは自己紹介から。

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こんにちは。Coyoriの岸本です。
Coyoriでは商品と一緒にお届けする会報誌や冊子の企画・制作を担当しています!

友人や同僚から「ミーハー」といわれることが多い私ですが、仕事以外の自分時間はギター、ヨガ、旅行、アクセサリー作り、友人との食事・・・・など常に何かに夢中になっていることが多く、愉しいと思うもの、嬉しいと思うこと、感動することには貪欲に生きていると思います(笑)

出身は神奈川県。豊かな自然の中で育ちました。幼少期は鬼のように活動的な父に連れられて、毎週、山登りや博物館、旅行に音楽会など色々なところに出掛けました。一緒に外出することが多かった祖母は、川で冷やしたトマトの丸かじりが美味しかったなどの些細なことでも喜び倒す私の様子をみて「本当になんでも楽しめる子だね」とよく褒めてくれたことを覚えてます。今思えば、幼い頃から刺激をたっぷり受けたことが今の私の人格につながっているのかもしれません。

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人生の中でも特に印象的な想い出の一つに、22歳の時にバックパック一つで東南アジアの国々を回って歩いたことがあります。ラオス、ベトナム、タイ、カンボジアを2週間くらいかけて転々としていたのですが、今までの観光旅行ではなく、より現地の人々のリアルな生活を目にして、自分も入り込んで過ごす日々にとても刺激を受けました。

中でもラオスのメコン川中流にある小さな島は、人の暖かさをたくさん感じて第二の故郷とも思える場所です。言葉も文化も違うけれど、毎日生活に溶け込んで、同じ食堂でご飯を食べて、寝起きを共にして。顔を合わせるうちに一人一人の人となりや大事にしていることが分かって、印象で見るのでなく実際に足を運んで、聞いて、生身の体験する意味を痛感した出来事でした。

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ここでは、ひとつの事柄に対して文化や背景、人生が違う人の色んな意見を聞いて、たくさんの考えを知ることが何よりも楽しかったです。自分の中にはない考え方を聴くことに、とてもワクワクしたのを覚えています。

自分のときめきに正直でありつづけること

自分の心が動くかどうかが、何をするにも大事な私ですが、逆に、心がときめかない物事に対しては、やりがいを見出すことが難しいと感じます。Coyoriで働き続けている理由は、自分が「ときめき」を感じるようなものを扱っている、届けているから。自分の感情に正直であり続けることができるからだと思います。

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例えば、私が大好きな「こよりつづり」の制作一つとっても、感動やときめきがたくさん!生産者様のもとへ取材に訪れるたびに、素材にかける想いや製法のこだわり、生活の様子を目で見て、耳で聞いて、香りで感じてたっぷり五感が刺激される感覚がたまらないんです。

2018年までは「こよりだより」という取材レポートを刊行していましたが、単に生産者様のお取り組みをご紹介するだけでなく、もっと生産者の想いや人となりが伝わるような冊子を作りたいと考えたのが「こよりつづり」誕生のきっかけでした。そんな冊子に進化させようと思ったのも、感動体験をお客様にも届けたいと感じていたから。私にとって、こよりつづりは分身のような存在です!

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冬限定で発売をした美容液オイルに配合される「シャルドネ」の取材に行ったときのこと。生産者の土屋様が「こんなに熱心に自分たちの話を聞いてくれる会社は初めて。自分たちがやってきたことがこんなに素敵に伝えてもらえるなんて本当にうれしい!」と言ってくださったことがとても印象的で、この仕事に本当にやりがいを感じました。

今となっては、Coyoriの情報誌の制作を担当している私ですがもともとは「人に伝えるコンプレックス」がありました。自身が感動した体験を人に伝えたい!と思っても、自分はリアクションや感情表現を大げさにするタイプではないので、思っていることの20%くらいしか伝わっていないのでは?と思うこともあったほど。

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小さいころから文章を書くのは好きで、ちょっとした物語を書いてみたりしていたのですが、自分が体験した感動を人に伝えるのはすごく難しいと感じていました。

ある日、ふと目に入った「コピーライターや制作に携わる人は実は伝えることに苦手意識がある人が多い、なぜなら人に一生懸命伝えようとするから」と書いてあって、すごく感化されたことを覚えています(笑)今では「お客様にも感動をきちんと伝えたい!」という気持ちを強くもって、Coyoriつづりをはじめとした制作に携われていること、とても幸せです。

価値観が180度変わった!塩匠 雄然さんとの出会い

そんな私が、今、この人をもっと知ってもらいたい人物がいます。それが、《za you zen 四季の塩》の生産者様である井上雄然さん。2019年、「四季で味の変わる塩があるらしい」との噂を聞きつけ、Coyoriつづりの取材の一環で訪れた山口県 油谷湾。そこで出会った塩づくりの名手 井上雄然さんには鳥肌が立つほどの衝撃を受けました。

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塩は味付けのものとしての認識のみで、特段意識したことはなかった私ですが、雄然さんがお塩はただの「調味料」ではなく「調身料」なんだよという話をしてくださったことで、一気にお塩の魅力に引き込まれてゆきました。

人間は海から生まれたという話。もちろん、耳にしたことのある話でしたが、本当の意味で自分事化して考えたのはこの時が初めて。海から生まれた人間に大切なのはミネラルで、そのミネラルは海からできたお塩を摂取しなければならないという内容には心底納得しました。

また、油谷湾は原生林に囲まれた汽水域になっていて、山の栄養がたっぷりと川から流れ豊かな味わいがでることと、他の海から採れる塩と比較しても栄養価が高いことミネラルの種類が多いというお話しも伺いました。

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実際にお塩の製造工程を取材させていただいたとき、不思議なことにとても懐かしい気持ちになりました。塩釜の前で、塩をぐつぐつ炊きながら、塩の蒸気が釜いっぱいに広がって、塩の香りが漂う。その空気感の中で「僕は調味料の“み”っていう漢字は“身”って思っている」という話を聞いて、お腹にズドンときました。

塩に真剣に向き合っている姿、地球の未来、自分たちが海から生まれた話のお話しを語り続けてくださった3日間のときめきを大切な人に伝えたいと思いました。

四季の塩の存在を知って、真っ先に伝えたのは学生時代の友人です。その友人の旦那さんの体調が優れなかったこともあり、毎朝4時前に起き、自分の仕事の前に、できるだけ自然なもので料理を作っていた友人。

そんな様子を知っていたので、調味料も少しでも体にいいものを取り入れてもらいたいと思って、お塩をプレゼントしました。初めは「塩!?」とびっくりしていた様子でしたが、雄然さんから伺った話も交えながら四季の塩の魅力を伝えたところ、とても喜んでくれました。

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後日、感想を聞くと日常的に使っているそうで「めちゃくちゃおいしい!肌荒れも良くなった気がする(笑)」と話してくれたことが私も嬉しく、初めてこんなに人に普遍的に伝えたいものがあるのだと感じた瞬間でした。改めて、四季の塩は心豊かに楽しめるものだなと思いました!

自分のときめきに嘘をつかない情報を発信していきたい

感動に貪欲な私ですが、Coyoriで働いていると日常的にときめきを感じることができます。(これってとっても幸せなことですよね!)自分の気持ちに正直でい続けられる環境があることに感謝しています。

Coyoriを一緒に盛り上げてくださる生産者様のお取り組みや、自身が体験し感動した出来事をお客様にも感じていただけるように引き続き、こよりつづりや冊子に載せてお届けしていきます!今後のCoyoriにもぜひご期待ください。

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