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コロナで会社が傾いた結果www

読む側だったけど、書く側では初めてのnote。
自己紹介にもざっくり書いておりますが、

コロナで会社が大赤字転落して、早期退職をせざるを得ない40歳になったばかりの独身子供部屋おじさんの日常。転職活動などを記録して後生に残せていければなんて思ってます。

こんな状況に陥ってます。
身バレ上等!という感じで色々書いていきます。
もし、仮に近しい状況の人がいて、これを見て馬鹿にして元気になるなり、辛いのは自分だけじゃないんだなぁって思ったり思わなかったり。

事の発端

2021年GW明けにそれは起こりました。
社長発信の全社員に対するオンライン発表。
簡単に言えば、コロナが起因して、元々ダウントレンドだった会社の経営状況が更に悪化。このままでは潰れるのも時間の問題。経営のスリム化しなきゃどうしょうもないから早期退職募ります。
こんな感じです。
ZOOMの画面越しに色んな人の顔を見ましたが、虚を突かれたというか死んだような目をしていたのが印象的でした。自分だってこんな展開になるとは思わなかったし。

ちなみに弊社は出版社。
出版社がコロナで業績やばくなるの?って思うけど現実は甘かった。
出版といえど大手の総合的な出版では無く、語学系の出版社で、企業様や学校様に対して研修していたのですが、コロナで大々的にそういうこともできなくなり…、というのが一つ。
また自分も割と関わっていた通信講座の販売。ECサイトがあるので集客して教材なんかを買って貰うビジネス。
元々はそこでweb広告をインハウス運用して集客するということで転職したのですが、色々あって別のお仕事を現在はしております。基本的には自分が無能だったというのもありますが、それはまた改めて。
そのECサイトも昨対比で見ても売上の凋落は、誰の目から見ても明らかな状態でした。
アプリ開発や書籍販売なども行っておりますが、その辺は詳しく知らないので深くは書けません。ただ満を持してリリースしたアプリがストアで惨憺たる評価を受けていることだけはわかります。
会社のことについては追々書ければなぁという感じです。

このリンクで察してくだされば…(というかほぼ答え合わせ)

早期退職で得られること・免れないこと

まずは早期退職をするにあたり、会社からはいくつかの条件提示を受けました。
・退職金+月給6ヶ月分の支給
・有給休暇の買い取り
・失業保険
・専属転職エージェントによる転職支援
これだけ見ると、割と整っている感じはしますが実際はそうでもありません。

まずは退職金。そもそも退職金自体が出る会社って、最近出来たような会社にはまずありませんよね?そういった意味では手厚い福利厚生と思いきや、貰えるのは在籍2年以上の社員から。つまり自分のような2年未満の社員は貰うことはできません。給料6ヶ月分しか貰えません。

続いて有給休暇の買い取りですが、こちらもこれから転職活動を行っていく中で、いくらリモートで面談ができても、いつかつめつめで面談する日が訪れ有休を使うことも予測されるので微々たるもんです。

失業保険は会社都合なので自己都合より待つ必要がありません。当たり前の話ですね。でもどうやって貰えばいいのかとか、支給金額少なくないか?という不安が滅茶苦茶あります。

そして最大の目玉?とも言える転職支援。
普通の転職とどう違うのかというと、採用に至る金銭面の負担は今の会社が見てくれることです。通常の転職エージェントは、採用する企業が手数料をエージェントに支払う仕組みとなっているはずですが、この場合だと採用する企業は手数料を支払わずに済むのでハードルが下がるというのが会社側からの説明。無料で無能を採用するか、多少の出費はしても有能を採用するかは企業様次第なので、どうとも言えません。
また、会社でセッティングしてくださったエージェントさんは、今をときめくコロナ禍で中抜きで最高益を叩き出したP社さん。
1年間転職支援をしてくれるそうですが、言うても蓄えもないので、やはり早期に決めるしか道はありません。

ただ唯一免れないこととしては早期退職の申し込みを今月末までに行い、7月31日に退職しなければいけないことです。つまりタイムリミットが本当に少ないことです。

上司との面談

上記のお話しは上司との面談で聞かされたものです。(P社周りは人事部主催の説明会からですが)
上司からすると
「早期退職支援制度は絶対使った方がいい」
「現社員の半分近くを減らすのが目標なので業務量が膨大に増える」
「そもそも8月以降どのような組織になるのかわからない」
「今、自分がしている業務もそのまま続けられるかもわからない」
「人件費の見直しも入るかもしれない」
などと現職に留まるべきではないお話しを週に1回1時間は今までしてきました。

その中でも結構強烈だったのが、
「経営は泥船状態なので、早期退職支援制度は社員に対して救命ボートを出している」
というお言葉でしょうか。
そんなヤバかったの?ってショックでした。
自分としては入社歴も浅いのに、なんでこんなことに巻き込まれるのか不条理でなりませんでした。前職が超絶ブラックで、現職は割とホワイトなので、地獄から天国へとは正にこのことだと思って仕事に打ち込んでいたんですけどね。故に最初に上司と面談してからは、今後どうすればいいのかモヤモヤ悩みまくりました。


社内情報収集

そんな感じで5月の中盤はモヤモヤしつつも、会社に残って頑張るかと思ってた時期もありました。
とはいえ、色々気になったので諸先輩にお話しを聞く機会を設けました。
その結果得られた情報としては以下の通りでした。
・過去にもリストラ募ってた
→但し当時は対象年齢が40歳以上で、応募人数も今回ほどではなかった。
よくよく調べたら過去のリストラもわかり得た話なのですが、まさかこのタイミングでこうなるとは思わなかったことと、今回の早期退職は会社として本気なのがわかりました。
そして過去のリストラの時に会社に残った人でも、仕事が合わず退職された方が多数いるということ。
この話を聞いて、自分もそうなる可能性もあるのではと思わずにいられませんでした。
・もう既に転職活動している人がいること
今にしてみればそりゃそうだよねって話ですが、その時は動くの早っってことでショックが隠せませんでした。

決断

情報収集や今の会社の状況、これからの会社の状況を鑑みて転職活動を行うことにしました。前述にも記載の通り、独身のこどおじなので、家族や子供のためにとか、彼女のためにとか、色々考える必要は皆無だったので、自分の意志ですんなり決断はできました。
ただ、これは一つの考えですが、いずれ両親も死に孤独に死を迎えるなら、PCのハードディスクのデータを全部破壊して、Amazonなどで予約してあるゲームなどを全てキャンセルして、死んだ方がいいのかなぁって。
親より先に死ぬのは申し訳ないけど。
転職して仕事も軌道に乗ったら、年齢も年齢なので結婚なども考えられたのですが、今の無職になり得る状況下で婚活なんかしてる余裕ないです。正直、今を生きることで精一杯なのです。もし仮に次の職場決まっても、結婚しようと思えるのはいつ頃になるのでしょうか…。

転職活動再開

そんな余談はさておき、今回は転職エージェント2社に相談しました。
一つは現在の会社を決めてくれたエージェントさん。そこまで時間は経過していないので、スムーズに話が進めそうという判断。
もう一つは業界大手のエージェントさん。たま~に最近の状況はどうですか?と過去に転職活動を行っていた流れでメールが来ていた流れを踏まえて。
どちらのエージェントさんも親身に話を聞いて下さり不安は幾許か晴れました。今の自分のような状況なら採用する企業様も多少は同情してくれるので、チャンスはいくらでもあるとのこと。なんとも頼もしい限りです。
ただし、今からすれば会社からの通達があった時点で動きだしておくべきでした。1~2週間のブランクが短期決戦には大きかったのです。

最初から色々書きましたが、今日に至るまでを記載すると文章が無駄に長くなるのでまずはこれまで。
面接の企業研究もしなきゃだし。
でわでわ。

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