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【読書からの学び】傷つくことは良いことだ。

ひすいこうたろうさんの著書
「見る見る幸せが見えてくる授業」より、
P256
図工 「折れた心」を見える化
傷の数だけキラキラ光る

ここから2つの文を抜粋します。



心に受けた傷。
でも、それがあなたを磨き、
あなたらしさを光らせてくれるのです。



そして、ひすいさんが心理療法を学んだ矢野惣一先生の言葉にこうあります。
 

心が折れるたびに、どうすれば自分を大事にできるかを学び、
心が折れるたびに、心のことを深く理解し、
心が折れるたびに、人に優しくできるようになっていったそうです。

だから、心が折れそうな時は
折れたっていいんだ。



あなたはこの言葉に何を感じますか?


嘘だ。
マジかよ?
んなわけない。

僕だったら、そう感じるんですよね。

何故なら、昔の僕は心が傷だらけで、闇を抱えていたから。

そんな観点から、

心の傷」について今日はお話ししていきます。


★心に傷を抱えた闇の住人の世界観

僕は数年前うつでした。
引きこもりで、ニート。
アルコール依存にもなっていました。

交友関係、家族との連絡もほとんどなく、一日中部屋に籠もり、眠っているか、酒を飲んでいるか。
そんな生活を送っていた時期があります。

心の傷の根っことしては、夢を失ったことで生きる意味を感じられなくなっていた。とういうのが当時の感覚です。


こういうときってどんな心理状態にいると、あなたは想像しますか?

こんな感じで闇にいる時期って、
どんなポジティブな言葉だろうと何だろうと、
全てマイナスというか、闇の言葉としてでしか受け取れないんですよね。

よく聞きませんか?
ネガティブ感情に支配されている人に「頑張れ」というのは「死ね」と言っているもんだ、と。

これがどういうことなのか?少し解説してみます。


◎僕の体験談に基づく見解

あくまで、僕の体感覚での話にはなります。

では仮に、頑張れと言われたとすると、
どうなるのか?


頑張れ。

と聞いて、秒で、

頭の中に変換がたくさん起こります。

・俺に頑張れというのは俺が頑張ってないからなんだな。こいつは俺を見下してるな。

・俺に頑張れか。これまで頑張ってきてコレじゃん。何やってもだめなんだよ。

・頑張れだと?ふざけんな。誰のせいでこんなんなってると思ってんだよ。俺の気持ちも知らんで適当なことぬかすな。

・頑張れ、ね。もうさ、頑張るとかやなんだよね。どうせ誰からも愛されないんだし、無駄。

・頑張れったって、この状況どうしろっての。独りだし、誰も助けてくれんし。なんもならんやん。どうしたらいいんだよ。


って、頭の中に、言葉が溢れてきます。


頭の中で、どんどん闇変換されてる、そんな感じになってるんです。


で、ここで僕が言いたいのは、
闇変換することは悪くない、ということ。

別にいいんですよ。

今の自分がそう判断しそう感じるのだから、それを悪いと、なんで周りの人が否定してくるのか?ここが、ヤバいポイントと感じるんですよね。

闇の当人からしたら、価値観押し付けられてるわけですからね。

だからね、いいんです。
闇変換すること自体は。

で、大切なのが次。

◎傷つくことをどう捉えているか?

ここ、重要です。

傷つくこと、それ自体は悪くないんだけど、
傷つくのは駄目だよって周りの人の言葉が入ってくる世の中です。

傷つくことは決して悪いことではない。

ただもし、あなたの中に傷つくことは悪いことなんだと、罪悪感を伴っていたら、そりゃ苦しくなりますよね?

でもね、安心してください。

傷の正体がわかれば、堂々と傷つくことができます。


◎そもそもこの傷の正体は?

なんで心の傷がつくられたのか?

あなたは考えたことありますか?

彼氏に棄てられた。
友達にいじめられた。
上司からパワハラされた。

色々と思い浮かぶかもしれませんね。

僕らの心の傷の殆どは人間関係によって創られています。
他者と関係持たなければ、問題も起きませんし、心の傷が創られることがないのは想像できそうですよね?

人との関係のなかで、僕らは生きていかなくてはならないのですが、うまくいったりいかなかったり、あるわけです。

それはなぜかというと、僕らの人間関係の始まりにヒントがあります。

親の影響です。

間違いなく、親との関係が、今のあなたの人間関係の礎になっているんです。
良くも悪くも。

で、マイナスやネガティブにふりやすい、闇の人って、大体が親から否定されたり、束縛されたりして生きてきてます。

できない自分、みじめな自分、弱い自分、孤独な自分。
そういう自分を自分らしいと、心の奥底で思い込んでしまうようになっているんです。

これ、選んでるのはあなたなんですけど、あなたじゃないですよね。

親から否定されたり、束縛されたりしたことで、勝手に創らされたあなたの自分さしさ。

こんなんあなたのせいでもなんでもないんです。

その自分らしさが自分なために、その自分でいないと気がすまない。

で、現実として、
人間関係がうまくいかないことが起こるようになってしまってる。

このことで、あなたは傷つくことを繰り返さざるを得なくなってるんです。

でもね、安心してほしいのは、傷つくことをあなたの成長に変える方法があるんです。

僕が闇の人でありながら、こういう発信をできているのはここにあります。


★傷つくことであなたを成長させるたった1つの方法

◎前提として


強烈な表現しますね。


「心はどれだけ傷ついても、あなたは死なない。」

この前提が大事です。

身体を傷つける方向に行くとマジで危険なので、極力控えてください。

なにもリスカしろとかオーバードーズしろと、僕が言ってるわけではないですよ。

ここは履き違えないでください。

心は傷つけてオッケー。

その際に、アルコール飲みすぎたり(僕は未だにやりがちですけど)、暴飲暴食とか、過食嘔吐とか、そういうのは少しずつコントロールできるようになっていきましょう。



◎傷つくことを価値に変える方法

ではね、傷つくことをあなたの成長に変える唯一の方法を教えますね。


「あなたが傷ついてもいい正当な理由は何ですか?」

この質問に答えること、だけです。

例えば、僕なら
「だって僕は何もできんから!」
って答えます。

しゃーないよね。できんのも事実なんだし、その通りやん。そりゃ、傷ついたっていいよね。だって、どんだけ親からお前は何もできんって言われ続けてきたか?そりゃ社会出たからっていきなりできるようになんてならんやろうが。どうしようもなくて当たり前やん。

思いっきり、正当な理由をぶちまけましょう。
言い訳していいんです。
自己中なことも、矛盾したことも、あり得ないことも、全部オッケー!

だってあなたがそう感じるんだから!

それでいいんです。


思いっきり吐き出していいんです。
紙に書いてもいい、
SNSでもいい、
ボイスレコーダーに入れてもいい。

吐ききってしまうことが大切です。

誰かに話す必要はない。
あなたがあなたに正直になればいい。


そうしたらね、どんな自分でも自分でいいんだって、自分を許せるようになっていくから。

少しずつでいい。


どんなあなたもあなたなんだと、
受け入れられる時が来れば、
あなたの傷が輝き出しますよ。



今日ご紹介した本はこちら。


「見る見る幸せが見えてくる授業」
ひすいこうたろうさんの著書

https://www.amazon.co.jp/dp/476313664X/ref=cm_sw_r_cp_apa_i_1D1lFbFNKV824

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