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僕が発達障害(ADHDグレー)と共存するためにストラテラを試した経験を効能と副作用と共に伝えてみようと思う

しゅーです。男性目線でのレビューをしていきます。

今日は、僕が発達障害(ADHDグレー)と共存するためにADHD薬であるストラテラを試した経験を効能と副作用と共に伝えてみようと思います。

ADHD薬はストラテラ、コンサータと2種類あります。

僕はストラテラのみ服用したことがあります。

ですのでコンサータについては触れません。

またそれらの比較もできません。

あくまでもストラテラで起きうる効能、副作用と理解してお読みください。

この記事を読むにあたっての注意事項

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薬の効能や副作用にはもちろん個人差があります。

この記事ではあくまでも僕の体で起きうる作用に関して記します。

服用による副作用に関しては一切責任を取りません。

また服用に関しては専門医の診断、指導に従ってください。

ADHDとはなんなのか

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そもそもADHDとはなんでしょうか。

注意欠如・多動症

と呼ばれる発達障害の一種です。

ADHDはドパミンやノルアドレナリンなどの脳内伝達物質の不足などによっておこるとされる

この記述から分かるように脳の伝達物質の異常により起こる発達障害ですね。


僕の症状に関して、詳しくはこちらの記事を読んでみてください。

ストラテラを服用するに至る経緯

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僕はメンタルクリニックにてADHD+ASD(自閉症スペクトラム)の疑いありと診断されました。

つまり、

その傾向はあるが明確に判断できない

状態です。

とはいえ、生活に多少の支障をきたすためストラテラの服用を開始することになりました。

向精神剤(ドグマチール)も併用しています。

初期投与。ストラテラが体に合わなかった

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約2年ほど前。

初めてストラテラを飲んだときのことはしっかりと覚えています。

鬱がかなりひどかった時期のことです。


確かに飲んだ直後から頭がすっきりするような感覚が得られます。

飲んだ後2時間後に、とにかく胸焼けや胃のむかつきが凄くなりました。

それは吐き気がひどく気持ち悪くて横になりたくなるほどの威力でした。

副作用に対して、得られる効能は微弱であまり効果は得られませんでした。

全く体に合いませんでした。


頭がすっきりする効能に対して、生じた副作用は以下です

寒気
全身に生じる鳥肌
勃起不全
ちょっとした動悸
口の渇き
めまい
頭痛

ストラテラの効能、副作用に関してはこちらに詳しく載っていますので見てみてください


飲むタイミングは朝で昼ごろから副作用が重くきていました。

これはたまらないと思い1ヶ月ほどで医師に相談し断薬しました。

この時期は最も鬱がひどい時期だったため、内臓や体の調子がすこぶる悪かったのもあるでしょう。

効果もあまり見られなかったのでストラテラに対するネガティブイメージのみが残りました。

(ちなみに勃起不全はセックスができなくなる程度に重度な副作用がきます)

長期休暇の生活習慣を戻すことができず常時興奮状態に

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初期投薬から約1年。再度ストラテラを再度服用することにしました。

服薬のきっかけは長期休暇後の復職です。

長期休暇を取った後に仕事復帰したところ、不注意や集中力欠陥が酷くなっていました。

休暇中は常に好きなことをしてyoutube動画を見続けていました。

一種のyoutube中毒(依存症)状態でした。

仕事中にYouTubeを見ていなければ落ち着けないのです。

しかし、動画を流したところで脳が落ち着くわけではなく、むしろ常に興奮状態になる悪循環の中にいました。

これを改善すべくストラテラの服用を再び始めました。

第2次投薬。あれ?ストラテラの副作用が辛くない

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服薬を始めたのは今月頭です。投薬からちょうど1ヶ月ほど経ちました。

2度目の投薬である今回。服用は夜ご飯のあと寝る前にしています。


効能に関しては、頭のスッキリ感は以前と同じように感じられました。

落ち着きのなさや「脳内のノイズ」が抑えられ、衝動的な行動も少し軽減しました。

物を以前よりも落ち着いて考えられるようになった気がしています。

忘れ物も多少減りましたね。


対して副作用に関してです。

1年前に投薬をした際に生じた「胸焼けや胃もたれ」はあまり感じられません。

全身に生じる鳥肌
勃起不全 (依然セックスは不能になります)
口の渇き
めまい
少し不眠気味 (睡眠時の途中覚醒が増えた)

以前に比べ、吐き気がなくなりました。最も重い副作用なので助かりました。

めまい、鳥肌や口の渇きは休んだり水を飲むことで対処できます。

不眠は昼寝で対応できます。

効能に関して、副作用が小さめなので今回は継続して飲むことにしています。

本来の作用が効いて、頭の中がすっきりするようになります。

それゆえ無駄に悩むことはなくなりました。

時間経過によってストラテラとの相性がかなり変化していて驚きがありました。

ストラテラの作用、副作用は体調や生活習慣に大きく影響されるのかもしれませんね。

副作用で勃起不全になる。これは彼女から不評

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副作用である

勃起不全

に関しては僕自身の性欲減退もあるため全部が薬の効果とは言いづらいのが事実です。

が、薬の作用が強力であることは否定しません。

その手のコンテンツを見ても本当に下半身が反応しなくなります。

そもそも関心が薄らぐので自分の意思では手出しが出来ないのが難点です。

彼女からは不評です。

薬の効き方に関して

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気になるのは薬の効き方ですよね。

パキッと分かりやすく効果がある

というよりは

効いてる気がする

という程度です。

- 頭の中のモヤが取れて思考が少しクリアになる
- 無限にいろんな物事へ切り替えが起きていた状態から1つへの集中力が増す
- 落ち着くので忘れ物やゴミ出しができるようになる
- 準備がうまくなる

といった変化を感じました。

薬を飲んだからと言って、目に見えるほど別人のようになるわけではないです。

では、どのような変化があるかというと

やりにくかったことがやりやすく感じられる

ようになります。

飲む前よりも自分をコントロールしやすくなる感じです。

あくまでもその程度の違いなので、大きな期待はしないほうがいいです。

もちろん前述のように副作用もありますので、バランスを見ながら試してみましょう。

無理は禁物です。

1年前に比べて副作用が軽減した理由を生活習慣の変化や工夫しているポイントから探る

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なぜ副作用が軽減したのかについて考えてみます。

副作用がひどかった一年前に比べると鬱の症状自体もかなり軽度になりました。

一時期は向精神剤も断薬していたほど回復しています。

現在は投薬中ですが、以前に比べるととても元気です。

大きく変化したポイントは以下ですね

- 異動による職場の変化
- マットレス購入による睡眠の質の向上
- 断酒、アルコールの摂取量減少
- リモート勤務によるストレス低下
- 在宅による飲み会の減少
- 食生活の改善(自炊が主体に)
- 新しい趣味や挑戦の増加


また、ジャーナリング(日記、ブログを書く)やゴルフ、散歩などストレスの吐け口を作るのがうまくなったのもポイントです。

- 食事、睡眠によって体の回復を改善
- 運動を少しずつ取り入れて体力の低下を抑える
- 酒量減少で「次の日まで引きずる疲れ」を無くす
- ストレスを溜めない日常を作る


とにかく食事、睡眠、ストレス環境の改善が大事だと思います。

やはり体や脳に作用する薬なので「ある程度体が元気」な状態でないと副作用が強く出るのでしょうね。

薬が体に合わない場合は時間をかけて食事や酒量、睡眠などの習慣を改善してみるといいかもしれません。

逆に、あまり元気でないときに飲むと余計に体に負担を与えると思います。

ですので、体調が優れない状態での服用は僕はあまり勧めたくありません。

まとめ

ストラテラの服用レビューをしてみました。

脳の伝達物質に直接働きかける薬ですから、その効果にはいいところ悪いところがあります。

あなたがもしストラテラの服用を考えているのであれば、この記事に書かれた注意事項や副作用を認識して試してみて欲しいです。

僕自身の課題としては性欲減退がかなり大きな課題です。

過去、このような記事も書いています。新たな対策を見つけたらこの記事に追記して行こうかと思います。

では。




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