カウチポテ子

観た映画の備忘録。短いレビューを書いていきたいです。

カウチポテ子

観た映画の備忘録。短いレビューを書いていきたいです。

最近の記事

「哀愁しんでれら」満足度3.9!

あらすじ 児童相談所で働く⼩春は、⾃転⾞屋を営む実家で⽗と妹と祖⽗と4 ⼈暮らし。母に捨てられた過去を抱えながらも、幸せでも不幸せでもない平凡な毎⽇を送っていました。 しかしある夜、怒涛の不幸に襲われ⼀晩ですべてを失ってしまいます。そんな彼女に手を差し伸べたのが、8 歳の娘・ヒカリを男⼿ひとつで育てる開業医の⼤悟。優しく、裕福な⼤悟は、まさに王⼦様。「ただ幸せになりたい」と願う小春は、出会って間もない彼のプロポーズを受け⼊れ、不幸のどん底から⼀気に幸せの頂点へ駆け上がりまし

    • 「ジャスト6.5 闘いの証」満足度3.8!

      あらすじ 街にあふれる薬物依存者の多くはホームレス。薬物撲滅警察特別チームの一員であるサマドは、薬物売人の頂点に立つ大物ナセル・ハグザドを追っている。あの手この手の操作を繰り返したあげく、ついにナセルを彼のペントハウスに追い詰め刑務所に収監する。しかしそれは、ほんの始まりに過ぎなかった・・・。(公式ホームページ参照) まず冒頭の逃走シーン。 かなり走る!逃走シーンって長尺で必死に走ることによってかなり臨場感というかリアルさが際立つんだなぁと意外な発見をした。 そして、イ

      • 「花束みたいな恋をした」満足度3.9!

        あらすじ 東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会った 山音 やまね 麦 むぎ (菅田将暉)と 八谷 はちや 絹 きぬ (有村架純)。好きな音楽や映画が嘘みたいに一緒で、あっという間に恋に落ちた麦と絹は、大学を卒業してフリーターをしながら同棲を始める。近所にお気に入りのパン屋を見つけて、拾った猫に二人で名前をつけて、渋谷パルコが閉店しても、スマスマが最終回を迎えても、日々の現状維持を目標に二人は就職活動を続けるが…。まばゆいほどの煌めきと、胸を締め付ける切なさ

        • 「燃ゆる女の肖像」満足度3.9!

          あらすじ 画家のマリアンヌはブルターニュの貴婦人から、娘のエロイーズの見合いのための肖像画を頼まれる。だが、エロイーズ自身は結婚を拒んでいた。身分を隠して近づき、孤島の屋敷で密かに肖像画を完成させたマリアンヌは、真実を知ったエロイーズから絵の出来栄えを否定される。描き直すと決めたマリアンヌに、意外にもモデルになると申し出るエロイーズ。キャンバスをはさんで見つめ合い、美しい島を共に散策し、音楽や文学について語り合ううちに、恋におちる二人。約束の5日後、肖像画はあと一筆で完成と

        「哀愁しんでれら」満足度3.9!

          「シカゴ7裁判」満足度4.0!!

          あらすじ 1968年、シカゴで開かれた民主党全国大会。会場近くでは、ベトナム戦争に反対する市民や活動家たちが抗議デモのために集結。当初は平和的に実施されるはずだったデモは徐々に激化していき、警察との間で激しい衝突へと発展。 デモの首謀者とされたアビー・ホフマン(サシャ・バロン・コーエン)、トム・ヘイデン(エディ・レッドメイン)ら7人の男〈シカゴ・セブン〉は、“暴動を煽った”罪で起訴されてしまい、歴史に悪名をとどろかせた《類を見ないほどの衝撃的な裁判》が幕を開けることに。(公

          「シカゴ7裁判」満足度4.0!!

          「佐々木、イン、マイマイン」満足度3.5!

          あらすじ 悠二は27歳。俳優になるために上京したものの、鳴かず飛ばずの日々を過ごし、ユキとの同棲生活もうまくはいかなくなっている。そんなある日、高校の同級生の多田と再会した悠二は、高校時代に圧倒的な存在感を放っていた同級生・佐々木との日々を思い起こす。(Wikipedia参照) 結論から言うと、良い映画ではあったものの、正直めちゃくちゃ刺さった訳じゃない。 でも、友達だから言えること、言えないこと。見えてた部分、見えてなかった部分。羨む部分、羨まれる部分。 友達だから

          「佐々木、イン、マイマイン」満足度3.5!

          「ミセス・ノイズィ」満足度3.8!!

          あらすじ 夫と幼い娘とマンションに暮らす小説家の吉岡真紀はある日突然、些細なことから隣人の若田美和子から嫌がらせを受け始め、それは日を追うごとに激しさを増していく。 真紀は美和子からの嫌がらせを題材にした小説を発表することで反撃に出るが、それが思わぬ大騒動を巻き起こす。(Wikipediaより参照) 騒音おばさんの映画ってことと、このポスターを見て、なんかキャッチーさだけで内容ないんじゃないの? と、穿った気持ちになった人は多いかもしれない。 私もその内の一人である。

          「ミセス・ノイズィ」満足度3.8!!