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「シカゴ7裁判」満足度4.0!!

あらすじ

1968年、シカゴで開かれた民主党全国大会。会場近くでは、ベトナム戦争に反対する市民や活動家たちが抗議デモのために集結。当初は平和的に実施されるはずだったデモは徐々に激化していき、警察との間で激しい衝突へと発展。
デモの首謀者とされたアビー・ホフマン(サシャ・バロン・コーエン)、トム・ヘイデン(エディ・レッドメイン)ら7人の男〈シカゴ・セブン〉は、“暴動を煽った”罪で起訴されてしまい、歴史に悪名をとどろかせた《類を見ないほどの衝撃的な裁判》が幕を開けることに。(公式HP参照)

とにかく面白いし俳優陣も豪華!


デモの首謀者7人といっても、各々別団体のリーダー達7人なので、反戦運動におけるモラルであったり、どこまで運動として行っていいのかという考えが微妙にずれていることでそれぞれのキャラクターがわかりやすい。
しかし、話が進んでいく中で良い意味でそのキャラクター性に裏切られる部分もあるのがまたこの物語の醍醐味でもある。

しかも、裁判自体がかなり理不尽なものであって、とにかく裁判長のジジイがムカつかせてくれる。
シカゴ・セブンは有罪を免れる事が厳しい状況の中、7人の対立や団結を描き最後は最高のカタルシスをもたらしてくれる作品であった。

正直、私が観てきた映画の中でカタルシス部門ではかなり上位の作品になったことは間違いない!

そしてなにより、アビーホフマンという役がサシャ・バロン・コーエンのパーソナリティそのものじゃん!って感じがして、サシャ・バロン・コーエン好きの私からしてもありがたいものであった。

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