はじめての転職活動 #12 アクシデント

遠方に住んでいることもあり、面接は基本、一次はWEB面接してくださるところで、と決めています。
こちらから打診せずともWEB面接の案内をくださるところは非常にありがたいです。

最初から対面での面接の案内だとちょっとモヤります。言わなくても気遣ってくれなんて言うつもりはないですけど、最初から考慮してくださっているところもあるのでどうしても比較してしまいます。

一旦こちらからWEB対応していただけないかお伺いするのも手間ですし、たぶん相手からしても印象良くないんじゃないでしょうか。こういうところはWEB対応していただけたとしても落ちます。
まぁ……そうじゃなくても落ちてますけど(笑)

さて、12月の中旬。3社のWEB面接がありました。
が、ここで初めて、トラブルに見舞われる……しかも２回も。

まず1社目。18時開始なので、仕事を定時で上がって帰り道のネカフェにIN。ここでWEB面接受けるのも慣れてきました。
個室に入ったら取り敢えずスーツに着替え、メイクと髪型を整え、PCをセット。
Zoomなら事前にカメラやマイクの調整をするのですが、この時は先方の自社システムを使用しての面接でした。

定刻の15分前。事前にリ〇ルートを通して送られてきたメールに記載されていたURLをクリック。

……あれ。エラーが出る。

ネット環境も確認したけど、問題はなさそう。ちゃんと繋がっている。

途端に焦りだす。時間10分前だ。取り敢えず先方に電話。
担当者に繋いでいただき、直接わたしのメールアドレス宛に正しいURLを送ってもらい、なんとか面接できました。

電波の調子も微妙で、たまに音声が途切れたり、聞こえづらいと言われて焦っていじったら退出しちゃってたりで、なんかドタバタの面接でした。ネット環境は先方とこちらとどっちに非があったのかわかんない。

ただ、面接の雰囲気というか、面接官の感じはとてもよかったです。
和やかってほどでもないけれど、圧迫感や鋭いツッコミなんかはなく、嫌な感じは一切なくて。

トラブルでもすぐに対応してもらえて無事に面接できたし、たまたま運が悪かったんだろうと思って、面接後のエージェントへの感想でもトラブルについては特段言及しませんでした。

WEB面接って、手軽でありがたいけれど、こういうトラブルもあるんだなぁと初めて実感した次第。

(ちなみにこの企業は、翌週にお見送りとの結果が来ました。人物的に問題はないが、経験が少ないのがネックだったとのこと。)

そして次の週。同じ日に2社のWEB面接がありました。
1社目は16時から、2社目は17時から開始。

エージェント経由で送られてきたメールに記載されている面接用URLをクリックして準備。これまで何度も使用したことがあるZoomだったので安心感はありました。
わざわざ「10分前には待機しておいてください」と注意書きがあったので、15分前には入室して待っていました。

しかし、定刻になっても先方が入室してこない。なんで。
もう一度退出して、再度メールに記載のURLをクリックして入室してみたり、ミーティング番号を入力する方法で入ってみたりやってみました。でもやっぱり反応なし。まじか。こんなことが立て続けに起こるとは。

焦りつつ、先方の連絡先に電話。でも出ない。
2回かけたけど通話中のような音声で呼び出し音が鳴らない。何なん？

じゃあもうエージェントに電話するしかない。わたしの担当がお休みだというのは知っていたので、面接調整センターに電話しました。
しかしそれがなぜか「時間外です」の自動音声。時間内なのに。意味がわからぬ。

休みで出ないのをわかっていながら担当エージェントにも一応電話して、顛末を簡単に留守電に残しておきました。

八方塞がり。もうどうすることもできません。
この時点で15分が過ぎていました。心折れてました。もう縁がなかったんだよ。
ってことでZoomを退出。
もう2社目の面接の準備に集中することにしました。

すると、20分を過ぎた頃、エージェントの面接調整センターから電話がかかってきました。
は？さっき時間外っつって繋がらなかったじゃん……

電話の内容は「先方から入室してこられないと連絡があったのですがどうしましたか？」
え。ちょっと待ってよなんでわたしがドタキャンしたみたいに言われてんの？
先方は先方で、わたしが入室してこないとリ○ルートに連絡していたみたいです。

腹が立ち過ぎて涙が出てきました。
こちらは15分前からメールに書かれていたURLから入室して待っていたこと、緊急連絡先にも2回電話したのに出なかったことをお伝えし、もう縁がなかったということだと思いますので、面接の再調整も要りません。とお伝えして辞退することにしました。

次の面接が控えているのにたまったもんじゃない……
心を落ち着けるのが大変でしたが、2社目は1社目より志望度が高く、企業研究や志望動機などの準備も一段と入念にしていたので、こんなことで失敗したくない。
何とか気持ちを切り替えて臨みました。
2社目はトラブルもなく、無事に実施できました。

翌日、担当エージェントと電話で話したところ、Zoomに入れなかった理由は先方にも確認中だが不明とのこと。送られてきたURLが間違っていた以外に原因があるのかって感じですが。

電話に出なかったのは、先方が病院で、なおかつ代表番号を載せていたので、そりゃつながりにくいよね、と。今後同じことがないように代表番号ではなく担当部署直通の番号を載せるよう依頼するそうです。

面接調整センターに電話をかけたときに出なかったのは、おそらくちょうどその時間に先方からの問い合わせに対応してたからだろうと。ただ、自動音声が「時間外」となっていたのは意味合いが違うので、そこは直させますとのことでした。

というわけで、オンラインならではのアクシデント体験でした。

前にも書いたかもしれないけど、なにか引っ掛かるところがあればもうそこは縁がないと思うことにしています。それは今回のようなトラブルだったり、先方の態度や対応だったり様々ですが、なにか「モヤッ…」を感じたその時点で自分と波長が合ってないんだと思います。

なので、結果がダメでもそれは自分がダメだったんじゃなくて、合わなかっただけ。過剰に凹むことはないと思っています。