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「生まれてはじめて」プラン、はじめます。

こんにちは* cotonowaのyuniです。
新生児ちゃんとの日常を撮るプランをずっと考えてきたのですが、ようやくプラン名が決まりました!

その名も
「生まれてはじめて」プラン◎

今はコロナで無理な病院ばかりだけれど
産院での撮影や、退院の日の「はじめてのお外」からの
「はじめてのおうち」や家族ご対面などなど、生まれてきた赤ちゃんの「はじめての写真」をお撮りするプランです*
(※お宮参りなどはアニバーサリープランになります)

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価格はなんと税込11000円。破格です。笑
この状況下では産院での撮影が難しいので
今はご自宅で1時間撮影させていただいています。
(早く落ち着いて産院でも撮りたいな。。)


「生まれてはじめて」プラン、誕生までの話

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さて、このプランを作るにあたり
この人なしには語れない、という方がいます。
それは、わたしも写真を撮ってもらったCui Cui Photo Worksの沼山かおりさんです。

『恨み』『つらみ』『地獄』を味わい尽くしたご自身の妊娠(つわり)生活から、妊産婦さんのために何か出来ないだろうかと考え、そこで生まれたのが「退院の日プラン」だということを、ちょうど先日ブログでもお話しされていました*
一部ブログから抜粋してご紹介させていただきます。

自分が最後の妊娠生活を終えて、
「さあ、では、完全に安全なつわりの薬を開発しますか。」
と、その為の何かしらも持ってはいないものの、
その身をもって1人で背負ってきた妊産婦さんの為に何か私が出来ないかと
写真でできる事は当然あるだろうと
そうして生まれたのがこのプランです。
だから私がこのプランを基本1万円でやりますというのは、
徹底的に妊産婦さん、お母さんの為だけであります。
本当に色々と、
もう全部、
「お疲れ様でした」と「おめでとうございます」の気持ちを込めて。

かおりさんの書かれる文章は本当にすっと入り込んでくるので、ぜひ全文読まれることをお勧めいたします!

ご本人にも言ったことがないけれど
わたしがかおりさんを知ったのは、実は長女の卒乳間近に自分の授乳フォトを撮ってもらうにあたり、どんな写真がいいかな?と考え、いろんな写真を検索しまくっている時でした。

当時「授乳フォト」と検索すると、出てくるのは
ドレスを着ておっぱい出してベールふんわり赤ちゃんぐびぐびー!という写真ばかり。
しかしわたしはこれではないと感じたので
もう血眼になって探しました。はい。笑
そして、出会ったのです。かおりさんのお写真に。

生活に溶け込み、授乳という日々の何でもない1ページ。
だけどそこにある空気は、世界は、
儚く、美しく、愛で満ちあふれていました。
その写真を見た瞬間、ああ、わたしが求めていたのはこれなんだ、と悟ったのです。

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授乳フォトは母乳のイメージが強いかもしれませんが
ミルクも立派な授乳なので、ミルクタイムもぜひ残して欲しいところ。
ゲップさせてるところもたまらん可愛さです。。。

と、話が少し脱線しましたが、わたしが今、日常写真を激推しになったきっかけでもあるかおりさんの文章は本当に響くものがあり、以前、ご自身の「退院の日プラン」についてお話しされていた内容(※ブログ一部抜粋参照)に感銘を受け、

「わたしも妊産婦さんに何かできることをしたい」

と思うようになりました。

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なんせわたしもつわりで10kg痩せ、日に日に食べれるものが減っていく恐怖と、終わりの見えない吐き気にただ耐えるだけの絶望感を味わった人間なので。笑
安定期に入ってもマイナートラブルの連続で、妊娠期間中で穏やかに過ごせた時期はほぼないと言っても過言ではありません。
2回とも妊娠糖尿病で食べるものは限られていたし
長女の妊娠期間中には手術も経験しました。
腫瘍が膣外にできていたのですが、その腫瘍のせいで赤ちゃんに危険が及ぶ可能性があったからです。
また、マスクや除菌など徹底していたのに妊娠9ヶ月の時にインフルにかかってしまい、嘔吐・熱に苦しむも、産院でも他のどの病院でも受診を断られ、たらい回しにされた不安を今でも思い出します。

「他の妊婦さんにうつったらあれなんで、他の病院行ってみて」
「妊婦さんに出せる薬はないから、療養してください」


電話をかけるたび、絶望を感じたものです。

次女の妊娠出産はここのnoteでも何度か書かせていただいていますが、切迫早産で1ヶ月入院していました。
24時間の点滴で腕は針穴だらけになり、出産時に点滴をさす場所を探すのも大変だったそうです。。笑

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命を育てるって、守るって、本当に本当に大変なこと。

小さな命に、自分の行動で何かあってはならないと
たくさんの数えきれない行動制限に
命を守ることへのプレッシャーは果てしないものです。
ある日突然ママになるんじゃなくて
トツキトオカノのママになる準備期間を経て、子を無事に産み落とすという、ママとしてはじめて赤ちゃんと協力し合って行う「出産」。
もうお母ちゃん、ほんまにお疲れ様です。涙

そんな自分の出産経験から、かおりさんの「社会貢献的活動」にわたしも便乗させていただけないかと相談したところ、快諾してくださりこのプランかが決定した次第です◎

改めて、言わせてください。
かおりさん、ありがとうございます!!

「生まれてはじめて」プランの内容やいかに

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冒頭で、プランの内容は「ご自宅で1時間撮影」とざっくりは説明していたものの、一体どんな写真なのか、と思う方もおられるかと思います。

新生児ちゃんならではの沐浴タイムや、授乳、ゲップ、オムツ替え、抱っこ、ねんね、などなど、簡単に言ってしまえば「新生児ちゃんとの暮らしそのもの」をお撮りします。

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お風呂前のロンパースやブランケットが無造作に置いてある感じも

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あ、新しい着替え持ってくるの忘れてた!
ちょっと待ってて〜な置き去りな具合も

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可愛すぎる全てのパーツも

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何もかもが尊い。

ちなみにお兄ちゃんやお姉ちゃんがいたら
その子と赤ちゃん、ママとの関わり合い方も愛して愛しくて、一緒にお写真に残させていただいています。

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拗ねちゃうことも、度が過ぎるちょっかいをかけて赤ちゃんを泣かせちゃうこともいっぱいで、ついつい怒ってしまうけれど、やっぱりまだまだ「ママ」にべったりしたい時期のお兄ちゃんお姉ちゃん。
ママは下の赤ちゃんに必死だからなかなか構ってあげられず、イライラすることもあって、そうしてイライラしてしまったことに反省するけど止められなくて泣いちゃうこともあるんじゃないかと思います。

ええ、そうです。わたしのことです!!!爆

でも、わたし自身以前写真を撮ってもらって
「自分が思ってたよりもずっとちゃんとママだったこと」に、ものすごくホッとしたことを覚えています。
ああ、わたし、頑張れてるんだと。
ちゃんとママやれてるのだと。

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というわけで、
「生まれてはじめて」プラン、はじめます*

お疲れさま、おめでとう、お互い頑張ろうね。
愛を込めて。

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