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『ごめん』

『ごめんね』

『ごめんよ』

『ごめんな』

『ごめんなさい』




同じ『ごめん』でも音が違う



直接聞けるなら
それは伝わりやすいけど



文字で目にすると
感じ方は自分自身の
捉え方だけになる



『ごめん』の後に付く言葉で
全く違う気持ちになったりする



逢えるって
どれだけ安心なんだろう
逢えないって
どれだけ不安なんだろう


本当は何を伝えたいんだろう



、、、。



窓辺に寄りかかり
空を見上げながら思いを巡らせる


、、ツーッッ、、、
キーンコーンカーンコーン、、


たった5分の休み時間


タタタタタッパタパタパタタタッ
ガラガラッガガガガッッガタンッ


部屋を見渡し
誰もいないことを確認して


フゥッッ、スゥッ、、フゥゥ、、。


少し呼吸を整え私の横に並ぶ


『一緒にいて安心するのって
"好き"ってことなのかな、、。』


目線は前を向いたままポソリと話す
横に並んだのは、そうゆうことか、、。


「一緒にいて安心するって
きっと特別だから。心があったかくなるね。」


彼女と同じように
目線は前を向いたままそう答えた。


横の顔を覗き込むと
少し照れたような表情をした
とても可愛らしい笑顔の彼女がいた

『うんっ! そうだよねっ!
ありがとうっ!!じゃあねっっ!!』


、、ツーッッ、、、
キーンコーンカーンコーン、、


タタタタンッッテテテテッッタタタタッッ



不思議ね。足音も変わる。



、、、。



言葉の"音"


仕事がらなのか、性格なのか、、
どんどん拾って引っ掛かってしまう。


『ごめんな』


な。


哀れみのような、かなしさの音
私の心にはそう聴こえた。


でも、確認はしない。


いつもそう。
知るのが怖いから。


気付いていないふりをして
わかったようなふりをして
気にしていないふりをして


平気なふりをする。


いつもそう。
知るのが怖いから。


だから纏う。
私を隠すように
幾重にも幾重にも
花びらが重なるように。





拝啓 あんこぼーろさんの
得意とする"オノマトペ"を使って
エッセイみたいなもの書いてみました(*´σー`)エヘヘ





ありがとう

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