コスギコウジ

さいたま市を中心にコスコジという名のセレクトショップを6店舗経営してます。2007年に…

コスギコウジ

さいたま市を中心にコスコジという名のセレクトショップを6店舗経営してます。2007年に起業し今年で丸12年です。とっても小さなお店ですが「がっちりマンデー」や「水曜日のダウンタウン」、「モヤモヤさまぁ〜ず」などにも取り上げられたちょっと変わった、でもオシャレであったかいお店です。

最近の記事

創業して初めての大きな挫折

僕らにとっては創業し始めて初めての大きな挫折はネットショップの閉店でした。 僕らは創業当時、楽天も同時にやっていたんです。 少しでも売上を伸ばしたい一心と、これからはネットだろうからやらないといけないとただ漠然とそう思ってた。 でも結果的には一年後には楽天はストップ。それまでに注ぎ込んだお金200万ももちろんゼロに。全く形にならなかった。 理由はネットショップもリアルの店舗同様に、経費も労力も掛かり、まさにお店がふたつあるのと一緒。ほぼ二人で回していた僕らには完全に手

    • 12年経営して辛かった三つのこと

      ‪創業して12年、もうあと7ヵ月で13年だけどベース僕は楽しかったんだろうと思う。やりたいことをやりたいようにやってきたし、それが形となり社会から一応の評価も頂けたのだから、そりゃそうだろう。‬ ‪そんな中でも何が本当に辛かった?と質問を受けたら、3つ浮かぶ。‬ ‪ひとつは‬ ‪お金のことで妻ともめたこと。お金がないと言う現実に対していくら話し合ったところで答えなどない。それでもお互いの不安がぶつかりあって、話が長引いた時は本当に辛かった。経営者としての能力を責められて

      • これから独立してお店を出す人に絶対に伝えたい10のこと

        【これからお店を持って独立する人に伝えたい10のこと】 ゼロから始めて12年。コレだから続けてこれたんだと思うことと、コレをやっておけば良かったと思うこと、両方あります。 そして、身近で失敗した、たくさんの経営者を僕なりに分析したものがこの「10のこと」。 かなり自信があるので独立する人にはぜひ参考にして欲しいと思います。 1.まずは計画。失敗は情報不足から全て始まる。 「夢」だったお店をキチンした「現実」にしていくのは、あらゆるものを数字に落とし込む作業で出来る。

        有料
        500
        • 正しいの裏側

          先日、いつものように商店街の掃除をした後、店先の水撒きをしていたら、片腕の男性が自転車に乗って前を通って行ったんです。 その時、濡れた道の上を慎重に慎重にゆっくりすすんでブレーキをしっかりと掴みながら、滑って転ばないようにしていました。 その時に思ったのは、僕らにとって良い事、意味のある事もある人にとっては余計なことになりうるって事です。 正しさってすごく曖昧でどこの視点や立場に立つかで変わってくる。 でもだからって、僕が水撒きを止めたらいいかって事ではないと思うんで

        創業して初めての大きな挫折

          コンビニと同じことをするアパレル

          今日は店長、副店長がみんなで東京に展示会仕入に行ってくれてます。 すでに2020年の春夏のメーカー別仕入予算を組み、実際に仕入が始まっています。 コスコジは雑貨など商品を置いているため、今でも22メーカーと付き合いがありますが、中心となるメーカーは8メーカーで9割の売上をそこでまかなっています。 付き合いのある22メーカーの中でレディース中心の商品展開になった7年前からずっと付き合っているのは3、4メーカーのみ。 外から見ると、変わっていなそうな商品展開も、実はどんど

          コンビニと同じことをするアパレル

          10年前に立ち上げ成功した人の「こうすべき」の話を間に受けてはいけないし、20年前に立ち上げ成功した人の「これはやれ」の話は話半分に聞くべきだ。

          10年前とは全く違う。20年前とは別世界。それが今の状況だと思う。 10年前に立ち上げ成功した人の「こうすべき」の話を間に受けてはいけないし、20年前に立ち上げ成功した人の「これはやれ」の話は話半分に聞くべきだ。 物は溢れて人はその状態に慣れ、また驚くほど革新的なそう簡単には現れない。 経済は間違いなく縮小し、これから再び成長軌道に乗るなど有り得ない。 商売をやる人、特に起業し商売を始める人にとってマイナスな状況はこれからさらに加速しそうだ。 だから僕は起業など勧め

          10年前に立ち上げ成功した人の「こうすべき」の話を間に受けてはいけないし、20年前に立ち上げ成功した人の「これはやれ」の話は話半分に聞くべきだ。

          「両手の見栄とプライドを捨て、空いた両手で成功を掴み取れ」

          「両手の見栄とプライドを捨て、空いた両手で成功を掴み取れ」 そう書いた紙をずっと創業から貼ってありました。そしてとにかく、スモールビジネスですごいと言われる人には会いに行きました。 はじめは正直お金もなかったのでなんとか工面して。 同い年でも、またどんなに歳下でも頭を下げて、少しの時間でもいいのでとお願いして話を聞きました。(もちろんお店であれば買い物もして) もちろん全てが役に立ったとはいいませんが、多くの参考になる言葉をいただき、具体的な行動も見れて本当に良かった

          「両手の見栄とプライドを捨て、空いた両手で成功を掴み取れ」

          経営者のパーソナリティがビジネスモデルに反映されたとき、そのビジネスはもっとも安定する

          自分に嘘がない仕事がしたいし、スタッフみんなにも出来るだけ、そうして欲しいなって思います。 難しいようだけど話は単純で、 僕らでいえば自分が本当に好きで着たい服を売るってこと。そして自分がそこにずっと居たいって思うお店にするってことです。 だから中には「売れないで欲しい」と本気で思う服があったり、休みでもなんとなくお店に行きたくなる、そうゆうのがいいなって。 ただ、それって決して当たり前ではなくて、売上のために本部で決められた服が送られてきて、好きでもない服をたくさん

          経営者のパーソナリティがビジネスモデルに反映されたとき、そのビジネスはもっとも安定する