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正しいの裏側

先日、いつものように商店街の掃除をした後、店先の水撒きをしていたら、片腕の男性が自転車に乗って前を通って行ったんです。

その時、濡れた道の上を慎重に慎重にゆっくりすすんでブレーキをしっかりと掴みながら、滑って転ばないようにしていました。

その時に思ったのは、僕らにとって良い事、意味のある事もある人にとっては余計なことになりうるって事です。

正しさってすごく曖昧でどこの視点や立場に立つかで変わってくる。

でもだからって、僕が水撒きを止めたらいいかって事ではないと思うんです。そうではなくて、迷惑だと思う人も居るかもしれないと思いながらやったら、行動が少し変わるかなと思います。

それは僕らの「家族の笑顔のきっかけづくり」というもっともらしい理念も同じことで、聞く人にとっては耳障りな人もきっといる。

これもさっきと同じように、理念が悪いわけじゃないのだけど、耳障りな人もいると理解すると、僕らの言動は少しだけ変わって、

「僕らが受け入れられる人」

逆に

「僕らを受け入れてくれる人」

の数や幅を増やしていく事になるかもしれないと思いました。

「合わない人には会わない」も大切だし悪くない選択だとは思います。

ただ、妻の美香子や川越の萩間さんなどを見てると、人に柔らかく、受け入れている人を増やしていく柔軟さがあり、それがとてもあたたかいのです。

僕らが正しいと思う事を、一回裏側から見てみる。

それも大事かなと思います。

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