X100Vの設定を間違えたまま京都を撮り続けていた話

先日、諸事情で京都に行っていました。季節も良く天気にも恵まれ、諸事情なりにもそこそこ撮れたかなーと思っていたのですが、帰ってPCに取り込んでみると、どうにもパッとしない。アンダーだし、くすんでるし、しまいにはブレてるし。で、よくよく設定を見てみると、ずーっと設定を間違えたまま撮り続けていたことが判明。しかも二重でミスってる。3日間全て。かなしすぎる…

ミスってたのは以下の２点。
　① 内蔵NDフィルターがONのままだった（＝常に４段分の光量減）
　② ホワイトバランスが水中用になっていた

ホワイトバランスはRAWで撮ってればどうにでもなる（でも今回は一部JPGでしか撮ってなかった）けど、４段分のハンデはさすがに大きい。。
その上、フィルムシミュレーションはPRO Neg. Std にしていたものだから、コントラストが低いわ彩度も低いわで悲惨です。

撮りながら、やたらISO上がるなあとかシャッタースピード遅いなあとか疑問が浮かんではいたけど、撮影目的のお出かけじゃないと、そんなにカメラばかり集中しない（できない）じゃないですか。
あとX100VはプレビューOFFにしていて、都度確認しないスタイルで撮るようにしているので、それも良くなかった。

内蔵NDについてはこのときにONにしてますね。

超便利とか素晴らしいとか舞い上がってる自分が憎い…！！

というか、内蔵NDって自動でON/OFFがかかる（指定した絞り値に合わせてSS/ISOを動かしてもなお露出過多になる場合、又は指定したSSに合わせて絞り値/ISOを動かしてもなお露出過多になる場合に限ってONになる）ものだと思ってたのですが、”ON”は常時ONなんですね。SONYのRX100M5Aとかはオートがあるみたいですけど…？

フィルムで撮ってた頃、ISO100のフィルム入れてるのにずっとISO800の設定で撮っていて、36枚撮り終わった後に初めて気が付いたのを思い出しました。写真屋さんが現像で頑張って持ち上げてくれたけどやっぱり暗くて、あれも悲しかった思い出…。

メモリーカード入ってなかったとかもあるあるですけど、改めて気を付けようと思いました。

ということで、もう割り切ってモノクロにしてしまうことに（紅葉の時期なのに）。写真は落ち葉を投げつけてくる奥さんです。

3枚目がお気に入り。それではまた。