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御嶽渓谷の紅葉 α7S編

前回の記事「御嶽渓谷の紅葉 X100V・クラシックネガ編」の別ver. となるSONY α7S編をお送りします。

レンズは2本、「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA」と「TAMRON SP 90㎜ F/2.5(model: 52BB)」。”52BB” は1988年発売の中望遠マクロレンズで、長らくポートレート向けに親しまれている、いわゆる「タムキュー」の直系のご先祖様にあたるレンズですね。もちろんマニュアルフォーカスですが、まだまだ現役です。

今回はα7Sによるほぼ撮って出し。クリエイティブスタイルは「ライト」でコントラスト+1、彩度+1、露出補正+1/3で大体撮っています。
透明感ある写りを、X100Vのクラシックネガと比較しながら楽しんでいただければ。

なお、前回の記事ではフィルムオマージュとして36枚公開して、今回も揃いで36枚準備していました。でも改めて前回の記事を読んでいると、36枚だと若干冗長気味になるのは否めず…、なので、今回は半分の18枚に厳選してお送りすることにします。それではどうぞ。

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御嶽駅を降りた先の橋から見下ろす渓谷。

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FE55は本当に光を綺麗に写します。逆光で積極的に光を飲み込ませたくなる。この点、X100Vは太陽を入れると顕著にコントラストが下がるんですよね(たぶんフード付けてないのも影響してる)。それはそれで活かせば問題ないんですけど。

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やっぱり水を撮る。FE55で撮る水がすごく好きなんですよね。水を美しく撮れるレンズは良いレンズ、と言いましたがFE55はまさにそれです。

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そしてやっぱりすすきも撮ります。ここから紅葉ゾーン。

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最後のだけ52BBですね。濁ってるとまでは言いませんが、透明感ではやはり敵いません。FE55は立体感にも優れています(3枚目)。

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とはいえ寄りたいときはさすがの52BB。マクロレンズは(52BBはハーフマクロだけど)安いのでも良いので、1本持っておけばとても楽しいです。マクロならマニュアルフォーカスでも何の問題もないですし。

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ほんとはVSCO当てようかとも思ったんですが、この写りを見るとこのままがいいな…と。ヌケのよい気持ち良さをスポイルしてしまいそうで。

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遊歩道沿いには点々と柚子が実っていました。地元の方が無人販売もしていて、大体4個100円。もちろん1袋買って帰りました(皮を細切りにして蜂蜜漬けに)。

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これが最後の一枚。流れに溜まった落ち葉さえも美しく…。

ということで、御嶽渓谷の紅葉でした。そろそろ都心の街路樹も色付いてきているので、街撮りも良さそうです(木・金の気温上昇と強風の影響が若干心配ではありますが…)。それではまた。

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