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人生初のカンボジア⑧タ・プローム寺院

前回は、

タ・ケウ寺院の頂上からそこに広がる景色を見た後、とても行きたかった寺院「タ・プローム寺院」に向かった。

というお話しでした。👇




タ・プローム寺院までの参道の両側には木々がうっそうと生い茂っていたが、その木々の間からキラキラと差し込む太陽の光が照らしている、この一本道は、この道の先には、素晴らしい自然の境地しかないと確信させられるような道だった。

土で塔のような物を作っている少年たち。こころよく写真を撮らせてくれました!
写真では分からないですが、この木々の間から太陽の光がさしています(⁎ᵕᴗᵕ⁎)


とても見たかった寺院が自分の目の前にあり、高揚感が高まるなか、私は長方形の大きな石が並べられているだけのデコボコの道を歩き、寺院内に入っていった。
 

見ての通り道はデコボコ。今の体だったら歩けないかもしれない。野良犬もそこら辺にいます(上)
異世界に来た感覚に陥りました(下)


*****



寺院に一歩踏み込んだとたん、目に入ってきたのは、ジブリ映画「天空の城ラピュタ」の世界。

自然の力や生命力を肌で感じました


至る所にこういった光景が広がっています。まさに圧巻



 そのあまりの美しさに、私は息をのんだ。
 
この遺跡は、長い間ジャングルの中に放置されていたためか、巨大なガジュマルのような木「スポアン」が遺跡を押し潰すように絡みつきながら、あらゆる所で根を張っていた。

樹齢300年にもなる巨樹の根が遺跡を飲み込むかのように侵食するその姿は、数え切れないほどの大蛇が侵略の意志を持ち、遺跡の上をうねりながら這い、遺跡を飲み込んでいるかのよう。

スポアンは、遺跡だけでなく、壁すらも侵食し、その周りにある崩れ落ちた多くの石にさえも、根を張り巡らせていたのだが、その姿もまた、自分の意志でどこに根を張るか決め、その意志のもと動いているかのように見えた。
しかしその一方で、毛細血管のようなスポアンの根が、今にも崩落しそうな遺跡に絡みついているそのさまは、あたかも遺跡を崩壊から防いでいるかのようにも見える。

あたかも遺跡を押し潰すかのように根を絡ませ、侵食を続けるスポアン。しかし、その絡み合う無数の根がなければ、崩れてしまうであろうこの遺跡。自然が生み出したそのあまりにも美しい光景と、肌で感じる儚さと強さに私は言葉を失った。それくらい、素晴らしい世界がここにはあったのだ。


色々な国の言語が聞こえてきました(上)
崩落している部分もかなりありますが、ここまで綺麗に残っていることに感動しました(下)


今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました(*ᴗˬᴗ)⁾⁾ꕤ 
次回もよろしくお願いします(ᴗˬᴗ)⁾⁾ꕤ.゚



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