東海道新幹線は、〇号車が先頭車
ご覧いただきまして、ありがとうございます!
タイトルの詳細は、解答・解説の部分にて記載しています。
「勝手に鉄道検定」は、下記のような鉄道利用に関する不安を解消するために始めた企画です。
「どの路線がどこに行くか分からない」
「この名所はどの駅で降りれば近いのか分からない」
「目的の駅を通過する列車に乗ってしまった」
鉄道に自信がある方には「知識の整理」として、鉄道に自信がない方には「安心して鉄道を利用するためのサプリ」として役立てば本望です。
「勝手に鉄道検定」の過去問題の一覧は、こちらをご覧ください。
以下の部分から、「概要」「出題」「解答・解説」となります。
初めての方は概要から、以前から「勝手に鉄道検定」をご覧いただいている方は出題から、前回の記事から遷移してきた方は解答・解説からご覧になることをおススメします。
勝手に鉄道検定「概要」
勝手に鉄道検定は、冒頭でお伝えしたような鉄道利用に関する不安をクイズの形で解消していくことを目指した企画です。
1日1問、鉄道利用に関する不安を解消するのに役立つ問題、鉄道や旅行などに関して興味が湧くような問題の作成を心がけています。
自分の周りにも、鉄道利用に関する不安を覚える方はいらっしゃいます。
もちろん、無理強いをするつもりはないですが、そのような方が1日1つでも知識を増やすことで鉄道利用に関する不安が少なくなれば幸いです。
感覚のズレなどから、あまり有用でないと感じる問題もあると思います。
そのような問題を少しでも減らせるように、問題のクオリティ向上や更なる知識の拡充に日々努めていきます。
勝手に鉄道検定の記事は、出題&前問の解答・解説が基本的な構成です。
この記事では、
・問92の出題
・問91の解答・解説
を行います。
「勝手に鉄道検定」の動機について、より詳細に知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
問92の「出題」
【問92】東海道新幹線では、「ハローキティ新幹線」や「ひかりレールスター」など様々な色の車両が運行される。〇か×か?
問80までは鉄道にまつわる「今日は何の日?」に即して問題を作成していましたが、実験的にスタイルを変更します。
問91~問100では、東海道新幹線に関する問題を取り上げます。
「ハローキティ新幹線」はピンク色、「ひかりレールスター」は灰色や黄色が特徴的な新幹線です。
これらは、東海道新幹線を走っているのでしょうか?
列車を色で見分ける場面も多いと思うので、この問題を作成しました。
明日9/20(土)の11:45頃までは、Twitterにて実際にご解答いただけます。
現在解答できる鉄道検定のツイートは、固定ツイートに設定しています。
https://twitter.com/cosine_travel
この問題の解答・解説は、こちらの記事をご覧ください。
※上記のリンクは、9/20(日)の12:00頃から有効になります。
問91の「解答・解説」
正解は、「〇」です。
東海道新幹線では、下りの先頭が1号車、上りの先頭が16号車です。
以下、詳しく説明します。
◆東海道新幹線の1号車と16号車
東海道新幹線では、営業運転で使われる全ての車両が16両編成です。
西側(新大阪・博多寄り)から1号車、2号車…と続き、東側(東京寄り)が16号車となります。
そのため、下り列車(新大阪・博多方面)では1号車が先頭となります。
逆に、上り列車(東京方面)では16号車が先頭となります。
上り・下りですが、基本的には東京駅に近づくか離れるかで決まります。
東京駅に近づく方向(東京行など)は、上りです。
東京駅から離れる方向(新大阪行、広島行、博多行など)は、下りです。
これを踏まえてもう一度先頭車の説明をしますと、
東京駅から離れる方向に新幹線が進む(下り)なら、1号車が先頭
東京駅に近づく方向に新幹線が進む(上り)なら、16号車が先頭
となります。
これは、名古屋駅で撮影した東京行(上り)の列車です。
隣(奥)には、広島行(下り)の列車が見えます。
どちらも写っているのは16号車になりますが、東京行(上り)では先頭車、広島行(下り)では一番後ろの車両となっています。
◆階段に書いてある号車番号
上記で説明しましたが、それでもイマイチ頭に入らないという方は多いかと思います。
でも、心配する必要はありません。
東海道新幹線の駅では、階段に何号車が近いかが書いてあります。
こちらは、京都駅のGoogleストリートビューです。
新幹線八条東口は京都駅の中では東京寄りの位置にあります。
よって、正面に見えている階段を昇ると16号車に近い方向へ行くはずです。
拡大していただけると見えますが、青い背景の部分に「16-9 号車」と書いてあります。
このように、どっちが1号車?どっちが16号車?と迷っても、階段に書いてある表示を見れば迷うことはありません。
しかし、1号車だと思って向かった方向に「16-9 号車」と書いてあったら、ビックリするかもしれませんね。
ビックリするだけならいいですが、これにより悲しい状況に陥る可能性があります。
1号車の位置を間違えると悲しい状況に陥る理由を、次の節で説明します。
◆1号車は絶対に自由席
東海道新幹線では、「こだま」「ひかり」「のぞみ」の3種類が運行されています。
それぞれ停車駅も違いますし、自由席車両の位置も違います。
しかし、どの列車であっても1号車は絶対に自由席車両となります。
※この後の問題にも関係するので、詳細な説明は割愛します。
自由席ということは、座席を求める長蛇の列ができる可能性もあります。
せっかく早めに駅に到着したのに、1号車だと思って16号車近くの階段近くまで来て間違いに気付いたらテンションが下がりそうです。
その間に、自由席車両の列はどんどん形成されていくかもしれません…
◆最後に
1号車は絶対に自由席です。
その1号車は、ホームの新大阪・博多寄り(西寄り)です。
これを踏まえてもう一度自由席の説明をしますと、
東京駅から離れる方向に新幹線が進む(下り)なら、前の方が自由席
東京駅に近づく方向に新幹線が進む(上り)なら、後ろの方が自由席
となります。
「こだま」では例外もありますが、間違いではありません。
自由席で旅をされる方にとっては、1号車がどちらかは死活問題になるかもしれません。
1号車は新大阪・博多寄りの西側、16号車は東京寄りの東側です。
地図で東西を確認したり、階段に書いてある号車番号を確認しながら、無事に1号車付近に辿り着けることを祈っています。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!
明日以降の「勝手に鉄道検定」も、よろしくお願いします!
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