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"総曲輪"って、読めますか?

ご覧いただきまして、ありがとうございます!
タイトルの詳細は、記事の後半にて記載しています。

「勝手に鉄道検定」は、下記のような鉄道利用に関する不安を解消するために始めた企画です。

「どの路線がどこに行くか分からない」
「この名所はどの駅で降りれば近いのか分からない」
「目的の駅を通過する列車に乗ってしまった」

鉄道に自信がある方には「知識の整理」として、鉄道に自信がない方には「興味を持つきっかけ」として役立てば本望です。
「勝手に鉄道検定」の過去問題の一覧は、こちらをご覧ください。

勝手に鉄道検定:アーカイブ(一覧)

以下の部分から、「概要」「出題」「解答・解説」となります。
初めての方は概要から、以前から「勝手に鉄道検定」をご覧いただいている方は出題から、前回の記事から遷移してきた方は解答・解説からご覧になることをおススメします。


勝手に鉄道検定「概要」

勝手に鉄道検定は、冒頭でお伝えしたような鉄道利用に関する不安をクイズの形で解消していくことを目指した企画です。
1日1問、鉄道利用に関する不安を解消するのに役立つ問題鉄道や旅行などに関して興味が湧くような問題の作成を心がけています。

自分の周りにも、鉄道利用に関する不安を覚える方はいらっしゃいます。
もちろん、無理強いをするつもりはないですが、そのような方が1日1つでも知識を増やすことで鉄道利用に関する不安が少なくなれば幸いです。

感覚のズレなどから、あまり有用でないと感じる問題もあると思います。
そのような問題を少しでも減らせるように、問題のクオリティ向上更なる知識の拡充に日々努めていきます。

勝手に鉄道検定の記事は、出題&前問の解答・解説が基本的な構成です。
この記事では、

・問75の出題
・問74の解答・解説

を行います。
「勝手に鉄道検定」の動機について、より詳細に知りたい方はこちらの記事もご覧ください。


問75の「出題」

【問75】次に示す東京メトロの路線のうち、現在は東急電鉄の路線と直通運転を行っていない路線はどれか?

1. 半蔵門線
2. 副都心線
3. 南北線
4. 日比谷線

1922年9月2日は、東急電鉄の前身である目黒蒲田電鉄が設立された日だそうです。
これに関連して、東急電鉄に関する問題を出題してみました。

一見すると東京メトロの問題ですが、相互直通運転をしているので東急電鉄と東京メトロには密接な関係があります。
直通する電車を利用する場面をイメージして、この問題を作成しました。

明日9/3(木)の11:45頃までは、Twitterにて実際にご解答いただけます。
現在解答できる鉄道検定のツイートは、固定ツイートに設定しています。
https://twitter.com/cosine_travel

この問題の解答・解説は、こちらの記事をご覧ください。


問74の「解答・解説」

正解は、「×」です。


富山地鉄の市内電車では、SuicaやICOCAは使えません
以下、詳しく説明します。

※タイトルの答えについては、豆知識のコーナーで説明します。


例えば、下記のようなやり取りがあったとします。

「富山着いたね」
「今日のホテルの最寄りってどこだっけ?」
"大手モール"らしい」
「じゃ、市内電車の環状線に乗ればいいね」
 (環状線内にて)
「料金は、一律で180円らしい」
「市内電車はICカードが使えるから、Suicaで払おう」
 (下車後)
Suicaは使えなかった…
「それに、210円だった…

こうして困る方が1人でも少なくなるように、富山地鉄の市内電車について解説をしていきます。

富山地鉄の市内電車は、富山駅を基準にすると大きく下記の4方向に分かれています。
※路線図は、一部抜粋です。

・富山大学前方面(図中:左)
・南富山駅前方面(図中:下)
・岩瀬浜方面(図中:上)
・環状線(図中:中央)

引用元 : 鉄道 - 市内電車 - 時刻運賃 | 富山地方鉄道株式会社

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系統を意識すると複雑なので、自分が行きたい電停が先ほど紹介した4方向のどれなのかを意識すると良いと思います。

問題なのは、乗り方です。
上記のページには、下記の運賃表を記載されています。

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※ICカードとは「えこまいか」と「パスカ」です。

と書かれています。
これらのICカードは、SuicaやICOCAなどとは互換性がありません
ICカードリーダーがあればSuicaやICOCAが使用できる訳ではありませんので、ご注意ください。

また、運賃は「えこまいか」と「パスカ」ならば30円引きの180円です。
富山県外からの旅行客の方が「えこまいか」と「パスカ」を持っている場合は非常に稀だと思いますので、必ず現金で210円をご用意ください。
市内電車は中乗り・前降り降りる際に210円を支払います

乗り方は、こちらの富山地鉄のページも併せてご覧ください。

知らずに市内電車に乗ってしまうと、Suicaは使えると思ったのに使えないしおまけに料金も30円損した気分になってしまうかもしれません。
そのようにテンションが下がってしまうのは残念なことなので、富山地鉄の市内電車をご利用の際は現金で210円であることを事前にご理解ください。

みなさんの富山観光が良いものとなれば、嬉しいです。


以下、上記の内容に関連する豆知識をお伝えしていきます。


◆JR西日本の富山港線

かつて、富山駅から岩瀬浜駅まではJR西日本の区間でした。
JR西日本の富山港線として営業していましたが、2006年に廃止されました。

2006年の3月にはJRとして廃止になりましたが、翌月から新たな姿で営業を開始しました。
それが、富山ライトレールです。
富山駅北停留所岩瀬浜停留所間で営業をしていました。

しかし、富山ライトレールも2020年3月に営業を終了しました。
2020年3月からは、富山地方鉄道の富山港線として営業しています。
この富山港線が、冒頭で岩瀬浜方面と案内した系統が走る路線です。

更に、富山港線はJR西日本(国鉄)になる前に富山地方鉄道の路線であった時期がありました。(1943年)
色々な形を経て、77年ぶりに富山地方鉄道の富山港線が復活しました。

ちなみに、先ほど登場した「えこまいか」と「パスカ」についてです。
えこまいか」は富山地鉄で元々利用できたICカードで、「パスカ」は富山ライトレールで利用できたICカードです。
この度、2社が併合しましたので「えこまいか」と「パスカ」が相互に使えるようになりました。


◆富山環水公園

富山港線沿いではないですが、岩瀬浜方面には富山環水公園があります。
ここには、綺麗なスターバックスコーヒーもあります。

是非、観光してみてはいかがでしょうか?


◆富山市最大の繁華街「総曲輪」

総曲輪は「そうがわ」と読みます。
富山市では最大の繁華街です。

付近にはホテルなども多く立ち並びます。
ちなみに、冒頭の会話で登場した大手モールが最寄りの宿はこちらがモデルとなっています。
良い宿でしたので、富山観光をする際は是非ご利用ください。


是非、富山地鉄の市内電車に乗って富山市の観光をお楽しみください!


最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!
明日以降の「勝手に鉄道検定」も、よろしくお願いします!

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