人型AIロボットソフィア

皆さんこんにちは!ご無沙汰していたエリPです🌞新しい年度が始まって、オンライン授業からも解放されました✨と、思っていたら、一週間前から咳と鼻水が止まらなくなっちゃって中耳炎にまで持ってきてしまったそんなドジなインターン生です(笑)今週の日曜日は熱も出てしまったので、ほぼ丸一日寝ていたのですが、そんな時にふとYoutubeである動画を見つけたので、今回はそれについてお話していこうと思います。

皆さんはソフィアを知っていますか?

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ソフィアは香港のハンソン・ロボティクスが2015年に生み出した人型AIロボットです。ソフィアは2017年にサウジアラビアで市民権を得ており、世界で初めて市民権を与えられたロボットになりました。彼女はAI研究をより深めるために作られ、名前の由来はギリシャ語で「Sophia=知恵」という意味です。ソフィアの存在については元々知っていたのですが、インタビューでしかみたことがありませんでした。この動画では、ソフィアともう一つの人型AIロボット、ハンがディベートをする内容なのですが、その技術がとにかく驚きなのです。

日本ではペッパーをご存知の方が多いと思います。ペッパーはクラウドAI(情報をロボットが直接処理するのではなく、AIを搭載しているデータセンターに送って学習するAI)を搭載している人型ロボットで、人型ロボットで量産されたのはペッパーが世界初です。ペッパーは可愛らしい見た目と声で人間というより漫画やアニメで出てきそうなロボットの見た目をしています。その一方でソフィアやハンの様な人型AIロボットは、人間を忠実に再現した見た目で、声もナレーターの様な声をしているロボットで、全く違うタイプのロボットに見えます。

動画でも見ることができる様に、まず驚くポイントはソフィアとハンの表情です。会話をしている彼らを見ると、ずっと首や目、眉などが人の様に動いていることがわかります。今までのロボットに比べて明らかに人間に近い表情を表現しています。まだ、人間に比べるとぎこちない動きや表情もありますが、ここまでのものが今は出来るんだということに自分はとても驚きました。ソフィアはカツラを着けている時に本当に人間に間違えられてしまうこともあるくらい、表情がスムーズに変わる時もあります。ハンはソフィアに比べると少し堅い気がしますが、それでも話している時はロボットとは思えない表情をしています。

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もちろん感情表現がとても優れているロボットなのですが、それ以上に驚いたのは会話の技術です。人間に比べたらまだ完璧とは言えないものかもしれませんが、逆に今の最先端技術を使ってここまでの会話が繰り広げられるとは思っていませんでした。

まず驚いたのは司会者が言っていることをしっかり聞き取れているということ。司会者も人間と話す時と同じように早口になったり、所々言葉がはっきり聞き取れなかったりするのですが、それでもしっかり答えを返しているのです。自分は普段Siriと遊ぶことがあるのですが、Siriだとある程度気をつけて話さないとすぐ違うことを理解するので、最先端技術の凄さを改めて感じました。

それに加えて、司会者がたまに冗談を言ったり、ユーモアを使ったりするのですが、それもしっかり聞き取って、理解して、同じ様にユーモアで返事をすることが出来ていることにも注目。Siriの様なAIだと、たまにユーモアを使った返事は出来るのですが、人間が冗談を言ってもあまり反応してくれません。ソフィアやハンは、その両方が出来ているのです。これは、とても難しいことであり、動画内でもまだ完全に出来ているとは言えない場面もありますが、ここまで出来ていることには仰天しました。

そして、この動画の醍醐味はなんと言っても最後に繰り広げられるソフィアとハンのディベート。司会者はただ討論のお題を出しただけて、そこからロボット達がこの様に会話をすることが可能だとは思ってもいませんでした。それは本当に不思議で、お互いジョークを交えたり、質問をしたりしているのですが、たまにお互いが話していて言葉が重なるのですが、まるで二人の人間が話している様な光景です。

この動画を見て、今ある最先端技術は本当にすごいものなんだなと、改めて知らされたのですが、これを見て、いろんな人々がそれぞれ違った反応をすると思います。AIは、今の世界で、無くてはならないものになってきました。それに関して危機感を抱く人、その技術の進歩に喜ぶ人、何をどう思ったらいいのかわからない人、様々な考え方があっていいと思います。実際なにが正解なのか、誰にもわかりません。ここでは、単純にAIを使って出来ることの一つを紹介してみました。

また次の記事お会いしましょう🌞


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