小さな成功体験の積み重ねからリーダーシップを育む
何かを続けていく場合、リーダーを一人決めることは大きな鍵を握っています。それがたとえ、忘年会の幹事であれ、会社の重要プロジェクトであれ、リーダーとして取りまとめる人がいないと、まとまるものもまとまりません。
忘年会というプロジェクトであれば
メンバーの予定を確認
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開催日時を決定
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開催場所を決定
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メンバーに開催要領を連絡
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当日の進行
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費用精算
という流れになります。
リーダーと言っても、どちらかと言えば下働き的な要素が多いのは事実。しかしながら、いつ開催するか、どこで開催するのかについては、リーダーに全権が委ねられています。
メンバーも10人を超えてくると、全員が全員都合が良い日はなかなかありません。また、場所についてだいたいの予算もあるので、選ぶ人のセンスが問われます。したがって、忘年会の取りまとめといっても、その人なりの個性が出てきます。
また、交替制でやることも大きなポイントです。
私も学生時代の同期会の幹事をやった時に実感しましたが、日程調整のために、期限を区切って、「〇月〇日までに返信してください」と連絡しても、すぐに返事をくれない人や期限までに返事をしない人は必ず出てきます。このため、私も自分が幹事になった以降は。できるだけ早めに返信するようになりました。
「相手の立場に立って考えてみろ」ということはよく言われますが、頭の中で想像するより一度、実際にその立場に立たせることの方が効果ははるかに大きいです。
そして、責任の範囲を明確にすることも大事。
前述の同期会の場合は、次回の幹事を指名するところまでが現幹事の仕事。それ以降は次の幹事の仕事というようにバトンの受渡しをハッキリさせています。
たかが忘年会ですが、されど忘年会。単純ではありますが、プロジェクト管理として必要な基礎的な要素はすべ含まれています。
もし、あなたの会社で定期的に行う会合があったら、いつも同じ人に仕切らせるのではなく、社員が交替でリーダーになる仕組みを取り入れてはいかがでしょうか。
一つのことを長く続けていくには、皆の協力が絶対に欠かせません。ついつい、できる人や、特定に人に仕事は集中しがちです。しかし、たとえ小さなことでも、自分が中心となって取りまとめて、他のメンバーからも喜ばれたら、それは自信になります。
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