『ありのまま』をブランディングする
自由が丘にネイルサロンをオープンして20年目の、現役オーナーネイルアーティストcoralです。
本当に好きなことをして、本当に繋がりたいお客さまと繋がるヒントをお伝えします。
『ありのまま』が重要です。
ブランディングと言うと、『ブランド化』=良く見せる。みたいな、イメージを持つ方も多いようです。
また、他との『差別化』が重要視されたりしますね。
確かに、どこよりも技術が優れていて、立地も良く、他にはないサービスを提供できるならそれに越したことはありません。
でも、差別化するために、わざわざ何か特別な事をする必要はありません。
お客さんが求めているサービスは、自分にとって最適な心地よいサービスです。
特別なものを求めているわけではありません。
自分をターゲット(ペルソナ)にすると分かりやすいです。
自分が今まで受けてきたサービスは、どんなサービスでしょうか?
なぜ、そのサービスを受けたのでしょうか?
また、興味を持ったけど、受けなかったサービスはどんなブランディングをしていたでしょうか?
イメージ出来ないサービスを、受けようと思う人はいません。
また、受けてみてイメージと違ったサービスを、再び受けようとする人はいません。
思っていたより良かったサービスは、また受けたいと思うと思いますが、こんなこと思うことはありませんか?
「このサービスの良いのだから、もっとありのままをちゃんと伝えればいいのに!」
自分のサービスを謙遜する必要も無ければ、過大評価も必要ありません。
ただ、『今のありのまま』をお伝えすれば良いんです。
ひとりサロンのサービスは、あなたが提供するだけで、十分唯一無二のサービスなんです。
それを、ちゃんと伝えられているかが重要なんです。
あなたが、どんな人物で、どんな想いでサービスを提供しているのか、誰に何故届けたいのか?
あなたのサービスをあなたの言葉で、ありのまま伝えてはじめて、そのサービスを本当に求めていた人に届くんです。
あなたのありのままのサービスを探している人がいても、それを黙っていては届きませんし、どこかで聞いたありきたりな表現や、実際とは違う情報を発信していては、届けたい人に届くことはありません。
あなたが本当に提供したいサービスが何なのか?を
自分の想いを、自分の言葉で伝えることが一番重要です。
自分が本当にやりたいサービスだけでいい。
何故なら、結局『好き』『やりたい』が一番続けられるし、上手くなるし、何より楽しい♪
それを喜んでもらえたら、なお嬉しい!!
好きだから、探求出来るし、情熱を持てます。
お客さんは、そんな人からサービスを受けたいはずです。
自分がお客さんだったら、そうじゃ無いですか?
目先の売上のために、あまりやりたく無いサービスや単価重視のサービスを導入しても、楽しく無いですよね?
流行りの施術や利益率の高いサービスも、やりたいならやれば良いし、楽して儲けても良いんです。むしろ、要らない苦労はしない方がいいです。
ただ『何を』『何故』提供しているのか?を、ブレずに伝え続けることが大切です。
自分でサロンをやりたいと思うほど、やりたいサービスがあったから、想いがあったから、始めたはずです。
自分が喜ぶ、楽しめるサービスが、必ずあるはずです。
ひとりサロンブランディングは、とてもシンプルです。
そして、ブランディングがしっかりできていれば、やるべきことはおのずと見えてきます。
伝える方法は、大した問題ではありません。
想いをブレずに持ち続けること、ありのまま伝え続けることが大事なんです。
何故なら、言葉にすることで、自分自身に確認し続けることができるからです。
自分のやりたいことは変化していくし、サービスもアップデートしていくし、
続けているうちに見える世界は変わっていきます。
たとえ上手くいっていても、同じことをし続ける必要はないし、
違和感を感じているのなら、変えていけばいいんです。
新しいサービスを受けたいお客さんに、伝えれば良いんです。
今のお客さんも、それを求めているかも知れません。
今の自分が提供したいサービスを、ただありのまま自分の言葉で伝え続ければ良いんです。
もし今、情熱をもって、自分のサービスを自分の言葉にできないなら、
じっくり自分と向き合う時間を作ってみてほしいです。
オープンした頃のような情熱が、フツフツと湧いてくると思います。
それが、ブランディングのスタートです♪
今後も、サロンを気楽に楽しく続けるための、サロンブランディングやマインドセットについて、書いていきますので、ご興味のある方はまた読みにきてください!