日本の家の壁は白すぎる。壁紙の色の選び方。
前々回、新しくなったサンゲツの住宅向け壁紙カタログ「ファイン」から、アクセントクロスにおすすめな品番を選んでみるという記事を書きました。
今回はそれに関連する壁の色のお話をしてみたいと思います。常々思っていることなのですが、日本の家の壁(内装)は白すぎると思うんです。日本のお部屋の壁って、「基本、白」じゃないですか!?アクセントクロスはよく使われるようになったけど、ベースは白。賃貸住宅はもちろん、分譲住宅でも建売やマンションだと万人受けすると思われているのか白のクロス(壁紙)が当たり前に使われていますよね。クロス(壁紙)は「とりあえず白」にしとけばOKみたいな。。
別に、白い壁がダメだって言いたいわけではないんです。「白い壁が好きだから白にする」のに、なんら文句はありません。私も、お客様から「白い壁と木目のインテリアにしたい」と言われれば、白のクロスを選ぶことももちろんあります。
海外の素敵なインテリアや海外ドラマなんかを見ていると、壁全面に色が付いていることも多くて(海外の場合、壁は塗装が多いけど)、その中で白の壁もあるけど「あえて白」を選んでいる感じがするんです。
「あえての白」なら文句はありませんが、「とりあえず白」にするのはやめて、もう少し自由に壁の色を選んでみませんか?というのが今回のご提案です。考え方はクロス(壁紙)でも塗装でも同様ですが、日本の住宅はクロス(壁紙)仕上げがほとんどなので、前々回の記事で取り上げたサンゲツのカタログ・新「ファイン」を参考に、壁の色の選び方・遊び方を3パターンご紹介してみたいと思います。
①ニュートラルカラー×色
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