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誰かの代わりに自分の得意なことをやるのが仕事だと思う。【インテリアプランニングのHP作りました】

先週、オンラインパーソナルカラーコンサルティングのホームページを作りましたのお知らせをしたのですが、その後、勢いでインテリアのお仕事のホームページももう一つ作ってみました。インテリアデザインのお仕事の中でも、オンラインで全国対応しているインテリアプランニングのサービスに特化したホームページです。

ホームページはDIGITALSTAGEさんのBiNDupで作っています。初代BiNDから愛用していますが、htmlとかわからない素人でもおしゃれなホームページが簡単に作れて、もうこれ以外使えない。素敵なホームページと褒められる率高いです。


インテリアの仕事は、基本的に現地に行く必要があるのでお受けできる地域も限られるし、今まではネットで集客のようなことはあまり考えていなかったんです。そもそも小さな個人事務所だし、仕事は紹介でいただくことがほとんどで。もちろん事務所のホームページは作っていましたが、名刺交換した方に「こんなこともできます」を見ていただくパンフレット代わりとして用意していたんです。

それが昨年から事情が変わり・・・仕事が激減して、なんとかしないとと思っていたところに思い立ったのがインテリアプランニングのサービス。インテリアデザインの工程の中の一部、表装デザインだけを切り取ったサービスです。元々、工事屋さんと一緒にお客様に提案を出す際も、メールや電話の打ち合わせだけで会わずに(現地調査後、ご提案に行くまで一度も会わない)図面や見積を仕上げることも多くて、これってオンライン打ち合わせだよなぁと。テレワークでオンライン打ち合わせが普及したし、壁紙や面材などの表装デザインだけなら、図面や写真を見たり、メールやZoomでの打ち合わせで提案できると思い立った次第です。

元々、色彩のスペシャリストとしてキャリアを積んできたので、インテリアデザインの工程の中でも表装デザインは最も得意で、「小さな工事」にこそ、そんな小さなサービスが必要かなと思っています。「壁紙を張り替える」「壁の色を塗り替える」「床を張り替える」「シートを貼り替える」みたいな小さな工事って、わざわざデザイナーやコーディネーターが入らなくて、発注者様・施主様や工事屋さんが面材や色を選ぶことが多いと思うのですが、そこにプロの視点をちょっと取り入れると、おしゃれで居心地の良い空間になったり、付加価値が高まったりするわけです。

そもそも仕事って「誰かの代わりに、自分のできること・得意なことをやる」ことだと思うんです。家事代行や運送業なんかは分かりやすい例かもしれないけど、その他の仕事でも、みんなが誰かの代わりに何かをやって世の中が回っている。社会を変えるような大きなことはできないかもしれないけど、ちょっとだけ良くすることはできるかもしれない。それが、co+のフィロソフィーである『Design for Smile』で、笑顔になる心地よい空間をデザインする→笑顔が増えれば世の中はちょっと良くなる と考えています。

私はたまたま色彩に興味を持って、それを追求してきて、色を扱うことが得意。それしかできないし、それをやってると楽しい。だからそれをやる。

「仕事はお金のため」と割り切って、やりたくないことでも生活のためにやるという人もいるかもしれないけど、仕事って人生の大半の時間を費やすことだから、やりたくないことをやっていたら心がすり減って、いつか壊れてしまうような気がします。実際、今の社会で心が壊れちゃう人多いですよね。やりたくないことを嫌々やるのは、生産性が下がるし、組織にとってもいいことはないんじゃないかと思います。特に、このご時世、社会や常識が変化した今だから、「自分ができること・得意なことを誰かの代わりにやる」という仕事の基本に返ってみるいい機会なのかなとも思います。

「新しいホームページを作りました」のお知らせから、何だかきれいごとのような壮大な話になってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

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