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短文「人間のたくさんの身体感覚について」

人間はたくさんの身体感覚を持っているという話。

生物学者には違うと言われるかもしれないが、人間が二足歩行になったことによって、動物には出来ない(そもそもしようとはならない)動作ができるようになったと思う。

例えば、座ること、意識的に片腕だけ動かせること、腰を回せること、など。


つまり、動物より格段に身体的パターンを持てるようになったということ。


感覚を鋭くしてみると、座りながら両手を挙げることと立ち上がって両手を挙げることは感覚的に異なっている。


このように、あらゆる身体的パターンの組合せでは、それぞれ異なった感覚を得ることができるのである。

とはいっても別にこれを知ったからと言って、お金が稼げるわけでもないし、何かしらのハウツーで結論づけられることでもない。

でも、意識的に身体を動かしてみてその動作を感覚的に把握していく可能性を知ることで少しは世界の見方が変わってくるはず。僕は、それだけで意味のあることだと思っている。

こぺ

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