マガジンのカバー画像

日々雑感

34
運営しているクリエイター

#秋

スパゲティミートソースの思い出

スパゲティミートソースの思い出

この話をしようとすると、ぼくらの世代の人は、給食に出た「ソフトめん」をあげることが多い。
小学生のぼくらにとって、人気ランキング上位のメニューだった。
どういうわけか、ソフトめんってなんだよ?との論議にすり変わってしまい、そのソースがミートソース以外になかったことは無視されてしまう。

神宮外苑にある国立競技場が新しくなってから、ぼくはまだ一度も足を運んだことがない。
初代国立競技場が取り壊される

もっとみる
要するに平和なんだな

要するに平和なんだな

小説吉田学校を読んでいる。
こどものころ書店に並んでいるのを見て興味が湧いた。
理由はわからない。
クラスで流行っていた、「たぬき学校」に通じるもの、と思い込んだのかもしれない。
古本屋の店先に並んでいたのを見つけて、八冊セットの文庫本を購入したのは、20年くらい前だろうか。
細川政権のころだった。
職場で意見を求めるときに、ペンで人を指すのが流行っていた。

購入して、すぐに読みはじめた。
吉田

もっとみる
そうか明日は休みか

そうか明日は休みか

なんだかんだと忙しい。
いや、ずっと家にはいるので忙しくはないか。
ぼくが出かけないことを知っているので、ネコも寝ているぼくを起こさなくなった。

リモートワークってやつは、どうも慣れない。
なにがって、自分がリモートされてる気分になる。
一方で、時間の感覚が狂ってきて、平日なのか休日なのかわからなくなってきた。

明日は作業しないことにしよう。

よろしいです

なにか念押しされるときに、

~でよろしいですか?

と、聞かれることがある。
さほど珍しい表現ではない。

よろしいです

答えた直後に、うっかりした、と思う。
べつに相手をほめる義理はないから。

けっこうです
かまいません

そういう言葉が出てきてほしい。

算数が苦手だった

算数が苦手だった

子どものころ算数が苦手だった。
そう言う人の多くは、たいてい、つるかめ算でつまづいている。
鶴と亀が計なん匹いて、足の数の合計がなん本のとき、それぞれなん匹いるか?というやつだ。
鶴と亀が、xとyに置き換わったのが方程式だと、中学に上がって気づいた人は、それほど算数に苦手意識を持っていない。
ぼくはダメだった。
鶴と亀の、それぞれの個体数がわからないのに、足の数の合計が判明している場面が想像できな

もっとみる