神々座す絶景・・「熊野の海」①
「熊野とは①〜⑥」で熊野が熊野にあることや聖地となった理由などを紹介しました。coolなkumanoでは、自然崇拝の聖地である熊野のとびっきりの自然、かっこいい熊野、私だけが知る熊野・・を紹介します。
熊野の海
今、熊野で最もダイナミックで熊野の起源となる大地の営みを感じられるのが海の風景。いにしえの風景が多く残るのが海。
熊野の海①三重県熊野~御浜~新宮~那智勝浦~太地
東に海があるこの地域は、熊野の核心部。神が宿るのがわかる。神武東征の舞台でもあります。
■三重県熊野~御浜
三重県の熊野は、びっくりする。でっかい!スケールがハンパないです。
海は楯ヶ崎や鬼ヶ城など大スケールの海の絶景が続き、そのうえ約25kmの海岸に度肝を抜かれます。海岸自体が熊野古道伊勢路で、すぐ横に国道が通っているのです。すごくないですか。車で走っているだけで楽しいですよ。自転車はさらにいい。
青空であれば 「おっーーーーー」って必ず言いますう。
■新宮
和歌山の新宮市に入ると七里御浜と同様に古道である王子が浜があります。御燈祭の禊ぎを行う神聖な海岸。
三輪崎の孔島・鈴島には奇岩がそびえ立ち、神をお祀りしています。
■那智勝浦
那智勝浦の海には多種、多様な造形があり、私一押しのビーチ、那智山参詣曼荼羅に載っている島、岩礁など変化に富んだ海岸線があります。熊野カルデラのなごりである古座川弧状岩脈の東端でもあり、その影響からかたくさん泉源があります。
白蛇弁天を祀る弁天島は、中潮、大潮の日の干潮時以外は渡れません。運がよければです。最近は、海外のお客さまも訪れるスーパーパワースポット。
玉の浦海水浴場は、私は「ぶつぶつビーチ」と呼んでいます。日本一短い13.5mの「ぶつぶつ川」の河口でもあるのでそう呼んでます。遠浅で、子供向きのビーチですよ。ロケットが対岸の山の向こうから飛ぶのでこのビーチが絶好のポイントになるかもしれません。(あんまり教えたくないですが笑)
■太地
太地は、海岸段丘の半島。海が一望できるところも多く、大好きな風景の一つである海越しの熊野の山並みや灯台など絶景がいっぱいです。よく写真を撮りに行ってました。ちなみに公衆トイレは日本一綺麗です。
熊野の核心部の海の風景でした。熊野とは①で紹介したように熊野は自然信仰が起源です。熊野の海は今もなお、起源となったダイナミックな自然があります。
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