2齋藤Ayane

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最近の記事

カタパルト研究(1)

今回はカタパルトについて考えていきます。 今回モチーフにしたのは古代兵器として使われていた投石器です。 参考にしたのはこちらの動画です。 これをもとにスケッチしたものがこちらです。 ・飛行体を入れるポケット部分を安定させるには ・真っ直ぐ飛ばせるか ・飛ばす角度の調整の仕方 などの課題が出てきたので、今後実践していきたいと思います。

    • ー 段ボールの加工 ー

      今回は、段ボールを使って人が乗っても壊れない形を研究していきます。 1 段ボールの特徴段ボールはうねうねした形の中芯が、表ライナーと裏ライナーに挟まれた構造をしています。 種類はAフルート、Bフルート、Cフルートがあり、一番身近なものが引越しや果物入れの箱として普段からよく使われているAフルートと呼ばれるものです。 また、段ボールには向きによって力のかかりやすさがあります。 中芯が縦の場合は上からの力に強く、中芯が横の場合は横からの力に強いです。 2 実践今回は15

      • ー スチレンボードについて・実践 ー

        今回はスチレンボードを使って立方体を作っていきます。 1 スチレンボードとはスチレンボードとは、原料がポリスチレンの発泡板のことです。 スチレンボードが特殊紙に挟まれた構造になっています。 2 加工法スチレンボードは基本的にカッターを使って加工します。 切り方は主に3つあります。 ①1枚残し 1枚残しとは、スチレンボードの特殊紙のみを残すカットの方法です。 残った特殊紙で木口を隠すことが出来ます。 ② 45度カット 45度カットとは、45度にカットする加工方法です

        • ー スタイロフォームの造形 ー

          今回は、前回説明したスタイロフォームを使い、実際に造形を行っていきたいと思います。 1 条件今回はこの図面をもとに、W45×D180×H90に収まる左右対称の飛行体を作っていきます。 図面をもとに考えたものがこちらです。 ・平べったい形にしたらどうなるのか ・曲線を取り入れたらどうなるのか この二点に着目して,紙から着想を得た形を考えました。 2 加工①スケッチをもとに、スタイロフォーム本体に印をつける (スタイロフォームが溶けないペンで印をつける) ②大まかな形に

        カタパルト研究(1)

          ースタイロフォームの特徴・加工法ー

          今回はスタイロフォームという素材について説明していきます。 1 スタイロフォームとはスタイロフォームという言葉を聞いたことはありますか? スタイロフォームは、ポリスチレンを原料とする発泡スチロールの一種です。 実は、住宅の断熱材として使われている凄く身近な素材なんです。 補足 ポリスチレンを使った発泡スチロールはスタイロフォーム以外にも、 ビーズ法発泡ポリスチレン(発泡スチロール) 発泡ポリスチレンシート(食品トレイ) ポリウレタンフォーム(椅子の座面のクション) などが

          ースタイロフォームの特徴・加工法ー

          ー 真空形成 ー

          今回は商品のパッケージにも使われている真空形成について説明していきます。 1 真空形とは 真空形成とは、板状の樹脂を温めて軟化させ、原型に押し当てて成形する技術です。 製品のパッケージなど身近なところでも使われています。 2真空形成に必要な素材・道具 ①使用する道具 ・原型(今回はバルサ材を使用)    ・カッター ・樹脂板(今回はPET板を使用)    ・ハサミ ②使える素材・使えない素材 真空成形は板状の樹脂を温め、原型に押し当てることで成形します。そのため熱に

          ー 真空形成 ー

          ー ノギスの使い方 ー

          今回はノギスの使い方についてスケッチしたものを交えながら説明していきます。 1 ノギスってなに?そもそもノギスとは何か知っていますか? ノギスとは、物の長さ、厚さ、深さを測る事が出来る道具の名前です。 0.05mm単位まで測れるので、より精密な数値を出すことが出来ます。 2 各部の名称各部の名称は以下の通りです。 ①内側用測定面       ⑥外面用測定面 ②内側用のジョウ      ⑦外部用のジョウ ③止ネジ          ⑧スライダー ④本尺           

          ー ノギスの使い方 ー