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ー スタイロフォームの造形 ー
今回は、前回説明したスタイロフォームを使い、実際に造形を行っていきたいと思います。
1 条件
今回はこの図面をもとに、W45×D180×H90に収まる左右対称の飛行体を作っていきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1716167486137-VIJo8sRNzw.jpg?width=800)
図面をもとに考えたものがこちらです。
![](https://assets.st-note.com/img/1716250514835-ecbwFJDNBg.jpg?width=800)
・平べったい形にしたらどうなるのか
・曲線を取り入れたらどうなるのか
この二点に着目して,紙から着想を得た形を考えました。
2 加工
①スケッチをもとに、スタイロフォーム本体に印をつける
(スタイロフォームが溶けないペンで印をつける)
②大まかな形に切る
プロフォームカッターを使って大まかな形に切っていきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1716297078198-oJbiirLpSq.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1716297092175-8GRt1SUZQY.jpg?width=800)
曲線やより細かい部分は、手持ちプロフォームカッターを使用しました。
③ヤスリがけ
紙やすりを使って、滑らかな仕上がりにします。
番目は100番と400番を使用しました。
実際に制作したものがこちらです。
![](https://assets.st-note.com/img/1716438700241-lGUuRUnl9l.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1716438738750-KahIlBmrmT.jpg?width=800)
3 今回の制作を通して
今回着目した
・平べったい形にしたらどうなるのか
・曲線を取り入れたらどうなるのか
については、
平べったい形にすると、重さがあり飛行体にするのには向いていない
(中を空洞にして軽量化するのもあり)
曲線は削りにくく、傷が出来やすい
ことが分かりました。
今後、軽量化出来る形を試行錯誤していきたいと思います。
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