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書くための読書⑤ 『20歳の自分に受けさせたい文章講義』

こちらの有名な本。
Webライターを始める前に、読んだ方がいいベスト4に紹介されていたため、今更ながら読んでみました。
第一から第四講の内、自分は第二講が勉強になったかなと思います。以下、私がこの本で学んだ新しい情報を先に載せていきます。

「考えるために書きなさい」
考えてから書くのではない。書くことで考える力が身に付く。

「聞いた話を人に話す」
語られた内容とその場の状況、そこに至るまでのいきさつなどを、自分なりにまとめること、そして筋道の通ったひとつのストーリーとして語る。

「言葉ではない物を自分の言葉に置き換える」
地図・絵・写真など。

「起承転結の〝転〟は、ストーリー仕立ての流れにおいてこそ、効果を発揮する」

みんな〝編集者〟の眼を持つべき。編集の見事な映画をじっくり鑑賞するほうが文章術を学ぶより、よほど文章のトレーニングになる。

接続助詞の〝が〟を多用しているようなら、そこにハサミを入れられないか、あるいは別の言葉に言い換えられないか、考えるようにしよう。


〜目次〜

⭐️第一講
文章はリズムで決まる。
視覚的に句読点の位置や、改行のタイミングなども大事だが、リズムが良い文章とは、それだけ論理的に書かれた文章になる。
⭐️第2講 ←ここを読み返したい
構成は「眼」で考える。
三部構成
①主張
②理由
③事実
⭐️第3講
読者の椅子に座る。
「説得」せずに「納得」させる。
自分の文章に自分で突っ込みを入れる。
細部ほど丁寧に描く。
⭐️第4講
原稿に「ハサミ」を入れる。


文才なんて必要ない。
あるのは実践のみ! と希望を持たせてくれる本。その実践するための方法が、誰にでも理解できるように分かりやすく、頭に残るように書いてあるのが印象的です。
文章術についての本は沢山あるのに、なぜベストセラーなのか納得です(^-^)

映画に不要なシーンは一つもない。
そう思って観ると得るものが沢山ありそうです。




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