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〔4〕知らないのは能天気な社長だけ!お局ババァのせいで辞める社員の本音。

今日のnoteは
 
「なぜか、
新人が入ってきても、
すぐに辞めてしまうんだよねー。
待遇は悪くないはずなんだけど…」

 
と思っている社長には必読の内容と断言します!
 
COO(最高執行責任者)、
No.2ポジションにとっては
実践で使えるお話だと思います。
 
 
現場の指揮を執るCOO(最高執行責任者)
や管理職、現場のリーダーは色々な戦略を練り、
組織の目標達成に向けて良かれと思って
様々な指示を出していくわけですが…
 
その努力はたった一人のお局ババァによって
打ち砕かれることが多々あります。
 
厄介なのは、
社長やそれに準ずる力を持つ人間の前では良い顔をするので、
お局ババァの悪影響は会議の議題になりにくい…
無視できないほどの悪影響なのに…

 
どれだけ求人にお金をかけて
新入社員を雇っても、
すぐに辞めてしまうという事態が発生している…
 
その原因を社長は、
求人広告の内容や人事部、管理職のせいだと
本気で思っているから
これまた厄介なのだ…
 
今日は
お局ババァのせいで
大切な人材が定着しない!

と悩んでいる経営陣の方向けのテーマですが、
 実際にお局ババァに苦しめられている
社員の方にも参考になるお話です。
 
=========
このnoteブログ「COOエクスペリエンス」では、
現役のCOO であり、
COOの育成〜教育研修をしている
実際の経験に基づいた内容になっています。
 
厄介なマネジメント問題に立ち向かうための
活きた現場の知恵や戦術を、
お伝えしているので、
フォローして頂けたら嬉しいです。

※毎週、金曜日投稿中!
=========
 
私たちCOOやリーダーとして直面する
お局ババァ問題は、
ただの人事問題ではなく、
組織の生産性、
社員のモチベーション、
さらには会社の将来に直結する重要な課題なのです!


第1章: 知らないのは脳天気な社長だけ。


奴らの行動は、
しばしば職場の空気を悪くし、
新人や若手社員を苦しめています。
 
「早くこの職場に慣れよう!」
「この会社で頑張って働きたい!」
 
というフレッシュな気持ちと裏腹に、
お局ババァの陰険な態度や嫌味攻撃に心を痛めています。
 
「今の会社は好きだけど、あの人がいるから辞めたい」
という声を無視していませんか?

 
経営陣が頑張って、
社員みんなに好きになってもらえるような
会社にする為にお金や労力を使って環境を整えても、
たった一人のお局ババァの悪行のせいで、
未来ある社員が次々と辞めてしまう…
 
経営陣は、この現実を
しっかりと認識する必要があります。
 
たとえ仕事内容や会社の方針に満足していたとしても、
お局ババァのような存在が原因で職場への足取りが重くなり、
やむを得ず退職を決意する社員がどれほど多いことか…

 
このような状況は決して珍しくなく、
多くの社員がこの問題に直面しているのです!
 
この状況は、
会社にとって大きな損失であり、
特に新卒や重要なポジションにある社員が辞めるとなると、
採用コストや研修投資などの費用が水の泡になってしまいます。
 
お局ババァの攻撃パターンは多岐にわたります。
 
挨拶を無視する、聞こえるように嫌味を言う、
派閥を作って新人やエリート社員を排除するなど、
その手法は巧妙で、経営陣が気づかない間に
職場のモチベーションを下げ続けているのです。
 
被害を受ける社員にとっては、
毎日のストレスとなり、
やがては耐えられなくなるのも当然です。

 
この問題を解決するためには、
まずは問題を表面化させ、
上層部が認識する
ことが重要です。
 
これが、
退職の連鎖を断ち切る第一歩となります。


第2章: 深刻な経営問題


お局ババァ問題は表面的には
些細な人間関係の問題のように見えますが、
実は企業の存続に直結する深刻な事態なのです!
 
経営陣や人事部が
この問題に真剣に取り組むべき理由は明白です。
 
人材の流出は、採用コストだけでなく、
知識と経験の損失、チームワークの低下、
さらには企業文化にネガティブな影響をもたらします。
 
新卒一人当たりの獲得コストが数十万円、
あるいはそれ以上となる現代では、
人材の定着率が高いことが経営の大きな柱になります。
 
新人研修や社内教育に投じられた時間と労力も含めれば、
一人の社員の辞めることによる損失は、
決して軽視できるものではありません。

 
お局ババァによる負の影響を放置すれば、
どれだけお金をかけて、
求人広告を出して新人獲得をしても、
またすぐに辞めてしまう!

 
悪循環です!!
 
実際、
多くの退職理由が「人間関係」にあると言われています。
 
会社に対して持つ愛着や忠誠心も、
一人の厄介なお局ババァのせいで、
水泡に帰してしまうのです。
 
「この会社は好きですけど、
あの人とはもう働けないので辞めさせて下さい。」
 
という言葉が2人以上から出た場合は、
経営陣が思っている以上
現場はヤバい状態だと思って間違いないでしょう!
 
こうなっている場合は、
ただの人事問題としてではなく、
経営の問題として真剣に捉える必要があります。

 
しかも早急に!

第3章: お局ババァの攻撃パターンとその対策


お局ババァは、
あらゆる手法で職場の空気を支配し、
新人や異なる意見を持つ者に対して圧力をかけてきます。
 
ここからの話は経営陣だけではなく、
実際に現場でお局ババァと戦っている
会社員の方も使える対策なので、
ぜひ覚えておいて下さい。

【お局ババァが仕掛けてくる攻撃パターン】


・無視攻撃: 挨拶をしてもお願いをしても無視してくる。
 
・嫌味攻撃: 聞こえるように嫌味を言い放ち、みんなのヤル気を削ぐ。
 
・派閥形成: 自分に従わない者は排除し、派閥を作ることで職場の分断を図る。
 
・態度の変化: 上司がいない時は不機嫌になり、上司がいる時は急に愛想を振りまく。
 
・私は仕事出来るアピール: 他人が見ている前では、働き者を演じる。普段はサボり魔。
 
・ネガティブ発言: 関係のないプロジェクトにまで否定的な意見を述べ、チームのモチベーションを下げる。
 
 

【攻撃パターン別の対策】

◇無視に対する対策◇


無視という行為は職場での孤立感を助長し、
個人の士気を著しく低下させます。
 
これには穏やかに対処することが肝要です。
 
みんながいる前であからさまに大きな声で
挨拶をしましょう。

 
それでも無視してくるようであれば、
相当なお局ババァ認定です。
 
大体の場合はみんなの前では良い顔をするので
これを続けるだけで、
面倒だと思って無視されなくなります。
 
もし、これで治らなくても安心して下さい。
 
みんながいる前で
こちらから大きな声で挨拶をし続ける→
それでも無視を続けてくるのであれば、
やがて周りのみんながあなたの味方になります。

 
もし、
これを続けても味方になってくれる人が
現れないような職場であれば、
それはお局ババァだけではなく、
周りの人間性もヤバいので、
退職を検討して良いでしょう〜そんな会社に未来はないので。
 

◇嫌味に対する対策◇


嫌味はコミュニケーションの断絶を示すものです。
 
このような場合、
第三者を介して問題を取り上げるのがセオリーです。
 
人事部門や職場のカウンセラーが介入し、
問題の根本原因を探り、解決策を提案します。
 
というのが教科書的な答えですが、
実際に出来る人はそう多くないですよね。
 
リアルな対策は
とにかく嫌味を言われても無視です!
 
もちろん、
無視をすると嫌味はエスカレートします。
 
ですが、
ここであなたが落ち込むと向こうの思う壺なのです!
 
だから心を無にして無視し続けて下さい。
相手を人間だと思うからメンタルがやられるのです。

 
心の中で
「また変な動物が一人で喚いているわ〜。
誰も可愛がってくれなくて可哀想に。」

ぐらいに思っていればいいのです。
 
実行してみるとわかりますが、
無視を続けていると、
お局ババァの方が先に心が折れます!

 
お局ババァの方に対して周りが、
「いい加減にしろよ。
◯◯さん、さすがにかわいそうだろ!!」

という空気になり、
お局ババァが嫌味を言うたびに、
お局ババァの方こそ居心地が悪くなる空気に
自然と変わっていきます。
 
今は信じられないと思いますが、
ヤルと決意して1ヶ月続けてみて下さい。
 
おもしろいように空気が変わり、
あなたの味方が増えていきます。

 

◇派閥形成への対応◇


派閥は職場の分断を生みます。
 
派閥を作らせたくないという経営陣の思いは虚しく、
人が集団になると自然と派閥が出来てしまうもの。
 
ここでお局ババァが意気揚々と、
はしゃぐわけですが、
この問題を解決するのは一般社員には難しいでしょう。
 
これは、
マネジメントする立場の仕事です。
 
①共通の目標と共通の敵(ライバル企業を明確にする)を設定。
全員が協力して取り組む共通の目標を設定しましょう。
共通の目標・共通の敵がハッキリすると、
自然とチームワークは強化されます。
 
個々の違いを超えて一致団結するきっかけを作り出せます。
 

②派閥の問題をオープンに議論できる場を設けることで、
問題に対する意識を高め、
解決策を管理職の立場から模索していく。
 
 
③役割の割り当てをして、
派閥を形成する傾向のある個人に、
多様なメンバーと協力する新たな役割を与える。
 
 

◇態度の変化への対策◇


お局ババァの態度の変わりようは
想像を絶するレベルですよね。
 
知らないのは社長だけ…
 
これを一撃で仕留めるには、
社長がいないと思わせて、
ボロを出しているところを
なんとか社長に見てもらう!
のが手っ取り早いです。
 
それが難しい場合は、
会社の規模や風土によってやり方は様々ですが、
本質的な対処法としては、
「常に社長に見られるかも?」
という緊張感をお局ババァに与えることが出来ないか?
 
この視点で作戦を考えてみて下さい。
※カメラや不定期の経営陣視察等が効果的。
 

◇私は仕事出来るアピールに対する対策◇


これはもう褒めてあげましょう。
 
褒める!褒めたついでに
 
「さすがですねー。
○○さんは優秀で羨ましいです。
この仕事も出来るんですか?
お願いします。」

 
と難しい仕事を振ってあげましょう。
 
どうせ出来ないので
あれこれ言い訳して逃げようとしますが
それでOKです。
 
その言い訳をしている姿を
より多くの人に見てもらって
自尊心をへし折ってやりましょう。

 
そんな日が続くと
プライドが高いお局ババァは
居心地が悪くなるみたいです。

 
お局ババァの方から勝手に辞めてくれます!
※これは、今は信じられないかもしれませんが、
かなり実績がある方法なのでオススメです。

◇ネガティブ発言への対策◇


これはもう止められません。
が、
新人やモチベーションの低い社員が
お局ババァのネガティブ発言を
鵜呑みにしてしまう…
なんていう環境は
絶対に作ってはいけません!

 
つまり、
お局ババァの方は嫌味対策と同じように無視で良いですが、
その他の人間同士は結束しあって
お互いにモチベーションを上げる風土を作っていく必要があります。
 
その為には、
「ポジティブな方を多数派にするためにはどうすればいいのか?」
という視点で作戦を考えましょう。
 
お局ババァは頭が良くないので
「私の方が多数派よ!」
「私の方が社歴が長いのよ!」

という時代遅れの古い価値観でしか
優劣を判断出来ないので、
そのアイデンティティが無くなった瞬間
嘘みたいに力が無くなります。

最終章: 長期的な組織改革と成長


お局ババァという問題を抱えない為には、
長期的な視点を持った組織作りが大切です。
 
全ての社員がより良い職場環境で働けるように
組織全体の意識の変革も必要になります。
 
お局ババァによる問題は一日にしてならず!です。
 
なぜなら、
お局ババァが製造されるには、
最低でも1年〜3年はかかるでしょう。
 
転職してきた初日から、
新入社員や契約期間のうちから
お局ババァ化する人なんていないのです。
 
つまり、
お局ババァを退治することも大事ですが、
そもそもお局化しない組織作りが
長期経営には超重要
ということです!
 
そういう意味でも、
長期間にわたる取り組みが必要なのです。
 
=さいごに=
 
お局ババァを甘くみている社長の会社では
人材が育つことはない!

 
もし、
あなたの周りに、
お局ババァ問題を軽く考えている人がいるなら、
このnoteをぜひ、紹介して下さい。

 
もし、
あなたが社長という立場なら
今日の話を真剣に受け止めて下さい!

 
あなたが私と同じ
COOやナンバー2/右腕ポジションであれば、
「共に頑張りましょう!」

という一言に尽きます。
 
大変ですからね〜
組織のマネジメント業務って笑
 
会社が立ち上がるのはCEOの力ですが、
その後、会社が伸びるかどうかはCOO次第です!

みんなの為に人柱になってあげて下さい。
職場の平和のために〜犠牲になるのがCOO /ナンバー2の役目です笑

 
 『どうしても、お局ババァとは仲良くなんて出来ない!』
『本格的に、お局ババァを倒したい!』
『さすがに疲れた。奴のせいでメンタルが限界だ…』
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「最近、どうも社員にナメられている気がする…」



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