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一期一会のこの一冊

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色んな書籍と出会うなかで、ふと感じた色んなことを紹介。 書評というよりも、その書籍を通じて何を感じたかをお伝えします。
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「ボーダー」から見る日本の社会を支えてくれる外国人労働者

「ボーダー」から見る日本の社会を支えてくれる外国人労働者

色んな国の人たちに支えられる日本
30年近く前にの卒業論文は、外国人労働者のコミュニケーションと適応に関するものでした。働いている外国人にストレスがかかっていないか、その原因はコミュニケーションギャップにあるのではないかというもの。
経営情報学部らしからぬテーマなのですが、社会構造をシステムで捉えるという当時の助教授に師事していたのでこのテーマに。
そして、当時からこの外国人研修制度の危険性をある

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誤作動する脳

誤作動する脳

義父がレビー小体型認知症という症状であることを知り、さらにADHDという発達障害の一つと組み合わさっていたと。どうとらえればいいのかわかりませんでした。幻覚が見えたりするまだまだ認知されていない症状。
(その時の経緯はこちら https://note.com/cony/n/n45c4850ae0e6
あの俳優、ロビン・ウィリアムズさんもレビー小体型認知症だったと言われています。

義父の場合は、

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服従させる日本の悪癖 従順さのどこがいけなのか 将基面貴巳

服従させる日本の悪癖 従順さのどこがいけなのか 将基面貴巳

昨年末、能勢の農園を辞めることになりました。
やりたい活動が出来ないだけでなく、色々と邪魔が入り、一緒に活動するメンバーにも影響してきたためです。

何で人を押さえつけることを言ってくるんだ?
この1年、ずっと感じていた疑問でした。
また振り返りと一緒にこの辺りは詳しく紹介していきたいと思います。
この紐解きこそが、これからの一歩に必要なことだと思われます。

昨年、これ以上農活動を続けられないな

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豊かに最期を迎えるルール Die with Zero

豊かに最期を迎えるルール Die with Zero

自分がどういう最期を迎えれば幸せになるだろう?と考えていた時に、紹介していただきました
Die with Zero 
人生が豊かになりすぐり究極のルール、ですと。

義父が昨年他界。
コロナ禍で1年半ずっと入院していたので家族とも会えない中でした。
自分が最期を迎える時、どんな最期を迎えたいのか?を考えるようになりました。
人生の最期を考えた時に、どうやって生きていこうかという選択になります。

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命の閉じ方を見つめることで、今をしっかり生きていく

命の閉じ方を見つめることで、今をしっかり生きていく

佐々涼子さんの「エンド・オブ・ライフ」日経新聞のコラムにニュージーランドの仲間のことが紹介されていた。
まぁ、この人本当に不思議な人で、いい人が集まってくるんだよね。
そのコラムを書かれていたのが佐々さん。
著書について聞いてみると「エンド・オブ・ライフ」というタイトルが飛び込んでくる。
あっ、私のライフワークじゃないか、これ?

「エンド・オブ・ライフ」は在宅医療に関わっていた看護師さんの最期に

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誰もがライターの資格を持っている

誰もがライターの資格を持っている

佐藤友美さんの「書く仕事がしたい」ライターではない自分がこの本を手にしたのは、佐藤友美さんと一度お会いし、ライターさんはどんな視点で仕事に取り組んでいるのだろう?と以前から気になっていたからでした。
気さくに話をしていただいた反面、読ませていただいた著書には熱いものがありました。
ライター佐藤友美さんは、どうなれば出来るのだろう?という純粋な興味から手にしました。

「夢組」と「叶え組」桜橋直子さ

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