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「非哲学者による非哲学者のための哲学入門読書会」紹介

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酒井泰斗・吉川浩満「非哲学者による非哲学者の為の〈哲学入門〉読書会」 過去回から、会でお話したことを紹介していきます。 https://bit.ly/nonPhiloBC
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「哲学入門読書会」第二シリーズ選書作業

「哲学入門読書会」第二シリーズ選書作業

2022年10月にスタートした哲学入門読書会では、これまでに5つの書籍を取り上げてきました。

梶谷真司(2018)『考えるとはどういうことか――0歳から100歳までの哲学入門』 幻冬舎

戸田山和久(2020)『思考の教室――じょうずに考えるレッスン』 NHK出版

中島義道(1995)『哲学の教科書』 講談社

千葉雅也(2022)『現代思想入門』 講談社

吉田幸司(2020)『「課題発見」

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「哲学入門読書会」紹介09:オリエンテーション3/3

「哲学入門読書会」紹介09:オリエンテーション3/3

2a-4. 読解方針:主導的な問いを文書について問う3/3「非哲学者による非哲学者のための哲学入門読書会」スタッフのnoteに、読書会紹介記事の九つ目をアップしていただきました。
 本を読み始めた初期段階においてすら実行可能な読書会参加準備作業の3つ目として、「第二水準の要約」から書籍の話題構造の特定へと進むステップを紹介しています。

読書会の案内はこちら:

(2024年01月)渋谷のラジオBRCにて「読むためのトゥルーイズム」をご紹介いただきました。

(2024年01月)渋谷のラジオBRCにて「読むためのトゥルーイズム」をご紹介いただきました。

 宮崎智之さんと今井楓さんがパーソナリティをつとめる 渋谷のラジオ「BOOK READING CLUB」にて、哲学入門読書会にも参加していただいている宮崎智之さんに、連載「読むためのトゥルーイズム」をご紹介いただきました。
 今月からスタートする文芸誌の連載記事を紹介するという趣旨で、「読むためのトゥルーイズム」についてもかなり長い時間をとって内容を紹介していただいています。
 番組は、こちらから

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(2024年01月)YouTubeチャンネル 哲学の劇場にて連載紹介動画が公開されました

(2024年01月)YouTubeチャンネル 哲学の劇場にて連載紹介動画が公開されました

文藝春秋社の文芸誌『文學界』にて開始した吉川浩満さんとの共著連載「読むためのトゥルーイズム」について、哲学の劇場の山本貴光さんとお話しました。(42分33秒)

連載タイトルにもなっている「トゥルーイズム」について、山本貴光さんの最新刊『文学のエコロジー』とも関連付けながらお話しています。
今回の動画の中でご紹介したトゥルーイズムは、
・目次は著作の話題構造を提示している。
・すべての例は常に何か

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(2024年01月)連載「読むためのトゥルーイズム」が始まります。

(2024年01月)連載「読むためのトゥルーイズム」が始まります。

文藝春秋社の文芸誌『文學界』にて、吉川浩満さんとの共著連載が始まります。「〈哲学入門〉読書会」を文字化したものです。
初回掲載は2024年2月号。1月6日発売とのこと。

「哲学入門読書会」紹介08:オリエンテーション3/3──2a-3. 読解方針:主導的な問いを文書について問う2/3

「哲学入門読書会」紹介08:オリエンテーション3/3──2a-3. 読解方針:主導的な問いを文書について問う2/3

 「非哲学者による非哲学者のための哲学入門読書会」スタッフのnoteに、読書会紹介記事の八つ目をアップしていただきました。
 前エントリで引き続き、本を読み始めた初期段階においてすら実行可能な読書会参加準備作業の二つ目、「予備作業ファイルを作成する」に対する解説(後編)です。

読書会のお申し込みはこちらから:

酒井泰斗・吉川浩満「非哲学者による非哲学者の為の〈哲学入門〉読書会」 https:/

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「哲学入門読書会」紹介07:オリエンテーション3/3──2a-2. 読解方針:主導的な問いを文書について問う1/3

「哲学入門読書会」紹介07:オリエンテーション3/3──2a-2. 読解方針:主導的な問いを文書について問う1/3

 「非哲学者による非哲学者のための哲学入門読書会」スタッフのnoteに、読書会紹介記事の七つ目をアップしていただきました。
 前エントリで紹介した、本を読み始めた初期段階においてすら実行可能な読書会参加準備作業の二つ目、「予備作業ファイルを作成する」に対する解説(前編)です。
 目次を読むことの重要性はしばしば語られることですが、それはそれほど簡単なことでもありません。本会では、具体的にどのような

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「哲学入門読書会」紹介05:オリエンテーション3/3──1. 読解の方針と準備作業の概要

「哲学入門読書会」紹介05:オリエンテーション3/3──1. 読解の方針と準備作業の概要

 「非哲学者による非哲学者のための哲学入門読書会」スタッフのnoteに、読書会紹介記事の五つ目をアップしていただきました。
 これから幾つかのエントリを使って、本を読み始めた初期段階においてすら実行可能な読書会参加準備作業を紹介していきます。今日はその一つ目。

読書会のお申し込みはこちらから:

酒井泰斗・吉川浩満「非哲学者による非哲学者の為の〈哲学入門〉読書会」 https://bit.ly/

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「哲学入門読書会」紹介04:オリエンテーション3/3──0. 開催日までにやること

「哲学入門読書会」紹介04:オリエンテーション3/3──0. 開催日までにやること

「非哲学者による非哲学者のための哲学入門読書会」スタッフのnoteに、読書会紹介記事の四つ目をアップしていただきました。

 本日は、自分が考えたこともないようなことを考えるためには、考えなくてもわかることを使って・考えないでもできることをすることが大事だよ、といったお話をしています

読書会のお申し込みはこちらから:

酒井泰斗・吉川浩満「非哲学者による非哲学者の為の〈哲学入門〉読書会」 htt

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「哲学入門読書会」紹介03:オリエンテーション2/3──場の管理(トレーニングと安全性)について

「哲学入門読書会」紹介03:オリエンテーション2/3──場の管理(トレーニングと安全性)について

 「非哲学者による非哲学者のための哲学入門読書会」スタッフのnoteに、読書会紹介記事の三つ目をアップしていただきました。
 今回はトレーニングの場の管理についてお話しています。

 場の管理のために使われる典型的なツールはルールですが、ルールは能力を前提としているために、特に能力訓練の場ではルール遵守にまつわる微妙な事態が問題となる、といったお話をしています。

 読書会のお申し込みはこちらから

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「哲学入門読書会」紹介02:オリエンテーション1/3──会の趣旨と目標について

「哲学入門読書会」紹介02:オリエンテーション1/3──会の趣旨と目標について

「非哲学者による非哲学者のための哲学入門読書会」紹介記事の二つ目。
 今回は会の趣旨についてお話しています。

 10月1日からスタートする第四期読書会のお申し込みはこちらから:

酒井泰斗・吉川浩満「非哲学者による非哲学者の為の(非)哲学の講義」 https://bit.ly/nonPhilo

酒井泰斗・吉川浩満「非哲学者による非哲学者の為の〈哲学入門〉読書会」 https://bit.ly/

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「哲学入門読書会」紹介01: 会のタイトルについて

「哲学入門読書会」紹介01: 会のタイトルについて

 吉川浩満さんと開催している「非哲学者による非哲学者のための哲学入門読書会」の過去回でお話ししたことを note にて紹介していきます。

 この会は、容易に読める難しくない文書を複数人で読みながら、他人が書いたものを読むトレーニングをおこなうことを趣旨としています。 本会のウリはトレーニングの方にあり、note に転載する「お話したこと」の内容の方にはありません(ので転載しています)。 紹介記事

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「哲学入門読書会」紹介00: 紹介動画

「哲学入門読書会」紹介00: 紹介動画


哲学の劇場Youtubeチャンネルにて配信された「(非)哲学の講義」と「哲学入門読書会」の紹介動画をまとめました。
読参加を検討されている方にはこちらも参考にしていただければと思います。

第一回 2023年01月24日「講義」と「読書会」の双方に参加されているOさんとMさんをお招きした回です。

 読書会設置の経緯、なぜ「難しくない読めてしまう本」を選んでいるのか、本を読む前・読書会前に行える

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