「無限の選択肢の中で、自分の人生の幸せを最大化するものが一体何なのか。」

2021/3/23 読書記録no.26「メモの魔力」前田祐二

この本は、結構前に読んだ本です。
メモ魔がちょうど流行っている時に、本屋さんで買いました。
一年前くらいですかね。そのくらい前です。

最近ふと、サラーッと読んでみましたが、
やはり、すごい方だと、負けず嫌いというか、
自分との約束をしっかりと守れる、心が強い方だな、と改めて思いました。

今日は、こちらの本についてまとめていきます。

印象的な言葉。

ほんの一部ですが、印象的な言葉を以下に書きました。
グサグサと心に刺さりました。

本当に頭のいい人って、
読み手に分かり易いように伝えることができるんですよね。
説得力がありすぎて、”メモ”が止まりませんでした。

P6　今後、お金をどれだけ持っているか、ではなく、
人の感情や共感などを言った
「内在的な価値」こそが評価対象になるという。
「価値経済」が大きく勃興することは、ほぼほぼ間違いないでしょう。
そんな時代の中で、「自分をよく知って、何かに熱中している人」こそ、
多くの共感を集める人になる。すなわち、価値を持つのだと思います。

P9　メモは、僕たちの可能性を広げ、
人生をより良いものにしていくための、この上なく心強い味方なのです。

P82　総じて目にしたものや、自分の身に起こったこと、
世の中の様々な出来事を、なるべく多く、深く、抽象化しておくことです。何か特徴が気になるものがあれば、その特徴を記しておくべきですし、
何かヒットしたコンテンツがあれば、
「なぜそれが流行ったのか？」という疑問を深掘りして、
その中でも最も重要なエッセンスを抽出しておきましょう。

P97　大きな実績を持ち得ない個人が、
どれだけ良いことを言っても中々相手に届きません。
であれば、戦略的にまず「誰か」になる必要があるわけですが、
そのために最も大切なことが他者を巻き込むことです。
自分1人でやれることには限界があるので、周囲をワクワクさせて、
うまく巻き込んでいく人が実績を残し、「誰か」へと成長していきます。

P118　「やらなければならないこと」が次第になくなっていく、
この世界において、
「自分が何者か」「何をやりたいのか」を見つけることが重要です。

P126　人が何らかの対象に「好き」という気持ちを向けたり、
「こんな風になりたい」という気持ちになるのは、
原則として、経験が多大に影響しています。
経験していないこと、知らないことは、
「やりたい」と思うことさえできないのです。
であれば、経験の数自体を増やして、
「やりたいこと」を見つける確率をあげましょう。

P147　「なぜ流れ星を見た瞬間に願いを唱えると夢が叶うのか？」
考えてみたことがありますか？願いがお星様に届くからでしょうか？
おそらく違います。
僕が思うには、「流れ星を見た瞬間ですら瞬間的に
言葉が出てくるくらいの強烈な夢への想いを持っているから」です。
そして、その強烈な夢への想いの結果、
片時も忘れず、ずっと願っているからです。

P149　僕の中での言霊の力は、言葉によって誰かの意識が変わり、
それが何らかの形で自分にポジティブに跳ね返ってくる、というものです。

P152　ただぼんやりと思うのではなく、逃げずに、言語化する。
そして、きちんと目に見えるくらいはっきりと映像化する。
それが夢を叶えるための、効果的な方法。

P191　人生は素晴らしいものです。本当に無限の可能性があります。
必ずしてみなさんが向き合っていることが全てではない。
無限の選択肢の中で、自分の人生の幸せを最大化するものが一体何なのか、考えてみて欲しいものです。

P194　人生は「時間をどう使ったか」の結果でしかありません。
ならば、「時間をどう使うのか」というところで、
自分の人生の勝算に繋がる選択をすべきです。
全ては、これからのあなたの選択にかかってるし、
その選択の前提となる人生の軸を自己分析にとって得ていることは、
大変な強みになる。

感想。

読み終わったものの、
本の最後にあった「自己分析」には手がつけられず、
そのままになってしまっています…

細かすぎて、そこまで覚えていなくて、
量がありすぎて、途中で諦めてしまいそうで、
チラッと覗いただけで、ソッと本を閉じてしまいました。

あれから一年。
さっき、開いてみたけど、思ったことは一緒でした。

「こりゃ、多い…笑」

でも、少しだけ「…やってみようかな」っていう気持ちも、
顔を出した気がします。そんな気がしました。

だから、今週末にでも、
少しずつ、毎日1ページずつでも再開してみようかな、と思います。
「やりたい」と思った時が、いいタイミングなんです。
自己分析をするのは本を買った1年前じゃなくて、1年後の今日だったんだ。

自分としっかり向き合って、
無限の選択肢の中で、自分の人生の幸せを最大化するものが一体何なのか、ちゃんと考えたいと思います。

時間は有限。

人生は「時間をどう使ったか」の結果
「時間をどう使うのか」
自分の人生の勝算に繋がる選択をすべき
全ては、これからのあなたの選択にかかってる

全ては自分次第。
というより、自分自身で何者でもなれる。
他人は関係ない、自分の人生は自分で決められる。決める。

この本は、そんな大切なことを改めて教えてくれた気がします。

よし、やるぞ。自己分析。

おりょう☺︎