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テスラの企業動向と持続可能な社会の実現

テスラ創業者のイーロン・マスク氏といえば、最も注目されている世界的な実業家の一人です。

GAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)を凌ぐほどの勢いで企業を急成長させているイーロン・マスク氏とはどのような人物なのだろうか。

本noteにおいても何度かテスラやイーロン・マスク氏の取り組みなどについて書いてきました。
一つのIT企業の枠に収まることなく、その事業展開や取り組みには度肝を抜かれることばかりです。

飽くなき挑戦していく姿が企業の発展、そして地球規模あるいは宇宙規模のビッグビジネスを生もうとしていきます。

今回は、テスラおよびイーロン・マスク氏の2021年でのここまでの動きについて書いていきたいと思います。

テクノキング・オブ・テスラ

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テスラCEOのイーロン・マスクが、米証券取引委員会(SEC)に提出した書類で自身の役職を「テクノキング・オブ・テスラ」に変更したことが明らかになりました。また財務担当取締役のザック・カークホーン氏は最高財務責任者(CFO)から「マスター・オブ・コイン」に変わりました。

テスラ創業者のイーロン・マスク氏が自身の役職を「テクノキング・オブ・テスラ」に変更しました。

今年1月には時価総額8000億円を突破して、いま一番勢いがある企業といっても過言ではないでしょう。

2030年にはEV(電気自動車)を2000万台の生産を目標設定し、世界中のマーケットの大部分を占めると言われています。

自動車業界へ革命を起こす今やGAFAを凌ぐIT企業ですが、その勢いが一つのIT企業に留まることなく、様々な産業において飛躍的な事業拡張をみせています。
ロボット工学、火星移住計画、宇宙産業、次世代の再生可能エネルギー開発、グリッドスケール・バッテリー(電力網対応蓄電池)などはじめ、これまでの常識や当たり前にとらわれない画期的な事業を起こしていくモデルです。

かつそれぞれの事業、および産業で爆発的な伸びを記録しています。

その勢いの原因はと言われると紛れもなく、CEO改め、テクノキング・オブ・テスラであるイーロン・マスク氏のビジョンの大きさ以外ないでしょう。

持続可能な社会の実現

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テスラの共同創業者であるJB・ストラウベルが創設した「レッドウッド・マテリアルズ(Redwood Materials)」は、リチウムイオン電池のリサイクルを手掛けるスタートアップだ。同社は、カリフォルニア州フレズノに本拠を置く、北米最大の電子廃棄物リサイクル業者である「ERI」と提携し、数千トンものバッテリーセルから貴重な原材料を回収する計画を明らかにした。

テスラ本体ではないですが、共同創業者であるJB・ストラウベルが創業したスタートアップ企業が新たな動きを見せています。

リチウムイオン電池のリサイクルを手掛ける企業が、北米最大の電子廃棄物リサイクル業者を提携したと報道されました。

ストラウベルは、テスラ時代に世界中からコバルトやリチウム、ニッケル、銅を調達してEV用バッテリーを製造した経験から、原材料が枯渇するリスクや、環境に与える影響を懸念するようになったという。

バッテリー製造に動き、世界中の次世代の再生可能エネルギーを開発にテスラをはじめとして動いていますが、それと同時に廃棄方法についても考える必要があります。

温室効果ガス削減の取り組みとあわせて、持続可能な社会を実現していくために環境に与える影響を配慮していくことが何よりも求められています。

そのなかで今回のニュースは、エネルギーをどう開発するかではなく、使ったエネルギーの原材料をどう廃棄するか、枯渇問題にまで着手しています。

おわりに

企業や事業の発展はその組織のトップのビジョンによって創り出されていると思います。

現在のテスラ社の壮大な取り組みは紛れもなくイーロン・マスク氏のビジョンがあるからこそだと思います。

テクノロジーやエネルギー開発を通じて持続可能な社会を実現していくために、自分の周辺のみならず世界中あるいは宇宙にまで目を向けてビジネスに取り組んでいる姿に学びだらけです。

飽くなき挑戦にこれからの事業発展に向けて学ばせていただきました。




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