お通しは客単価アップのためでなく差別化のために活用しよう
お通しを客単価アップのために提供している飲食店が多いですが
その思考は大手の戦略であり、個人飲食店の選択する戦略思考ではありません。
おはようございます!
飲食店のコンサル・実践運営アドバイザーの小島です。
お通しについては、賛否両論あるかもしれませんが
お通しは日本の文化であり、無くすことが最善とは思いません。
まず、問題になっているお通しは
単なる客単価アップのためのお通しであることが多い。
価値もない余りものや既製品のお通し。
「これで300円。。。」
とがっかりさせるお通し。
こんなお店都合なだけのお通しでは
それはお客様が「要らない」となるのは
至極当然と言えます。
どうしても大手居酒屋のイメージが強いので
お通し=価値がない
となってしまっています。
もちろん大手でもしっかりとお通しを作りこんでいるお店もあります。
お通しはお店の中で一番最初に出てくる料理です。
人は最初と最後のものは印象が強く残ります。
なのに最初に出てくるお通しが、残念なものが出てくると
それが基準となり価値を決められるので
大きく評価を上げられません。
なのでお通しはとても重要です。
例えば、海鮮をウリとしたお店で
お通しに既製品の切り干し大根がでてきたらどうでしょうか?
「ここは普通の居酒屋なんだな・・・」
感じると思います。
これがお通しで
「地魚の海鮮なめろう」
が出てきたらいかがだったでしょうか?
「やっぱり海鮮専門店だから、他の刺身も煮つけも美味しそう。」
となるかと思います。
お通しは客単価アップのために提供するのではありません。
お通しは差別化のために提供するのです。
そしてコンセプトを体現するものといえます。
今日はあなたのお店のお通しについて考えてみてはいかがでしょうか?
差別化に一役買っているか、
コンセプトを表しているか?
要チェックしてみてくださいね。
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^♪
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