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新卒でデータサイエンティストになりたいなら受けるべき企業一覧 ②データアナリスト・事業会社編

こんにちは、外コンデータサイエンティストのわんこです!

久しぶりの更新になってしまいましたが、今回はデータサイエンティストの3つの職種のうち、ビジネス力に強みのあるデータアナリストとしてデータサイエンティストになりたい方におすすめの企業(事業会社)を紹介します。

コンサル会社編はこちら

データアナリストとは

コンサル編で説明したように、データアナリストとは、ビジネス力を活かして企業の抱えるビジネス課題を解決することを主な仕事とするデータサイエンティストのことです。

データアナリストの新卒採用を行っているのは、主にコンサルティングファーム大手事業会社の2つです。
データアナリスト職は待遇が良い傾向にある一方で、データ分析経験のある方のみを中途採用する企業も多いため、新卒でデータアナリストになることは狭き門となっています。
以下で紹介する、新卒でデータサイエンティスト職の応募を行っている優良企業を参考にしてみてください!
(24卒就活生として様々な企業の方と交流をしながら集めた情報ですので、今後変更される可能性があります)

事業会社とは

事業会社は、自社の製品やサービスを提供することでお金を稼いでいる会社のことです。
事業会社のデータサイエンス職は、自社製品に関するデータ分析や、マーケティングなどが主な仕事になります。
以前はIT業界でのデータ活用が盛んでしたが、近年のDX化のあおりを受け、メーカーや広告、教育など幅広い業界でデータ分析の需要が高まっています

大手の事業会社では大量のデータを既に保有しており、それを自由に使うことができる(自社データのため)ので、様々なデータを使ったデータ分析をしっかりと行うことができます。また、多くの場合自分の担当する製品や工場を受け持つため、自分の行ったデータ分析の結果を見届けることができます。
(実際に働いている方曰く、分析結果を見届けられることのやりがいはかなり大きいそうです。これが理由でコンサルティングファームから事業会社に転職する方も一定数います。)
他にも、コンサルティングファームと比較すると労働時間などの点でホワイトな環境であることが多いようです。
そのため、特定の事業分野に興味がある方ホワイトな環境で働きたい方に事業会社がおすすめです。

通信系

NTTドコモ

NTTドコモでは、マーケティング部R&Dにてデータサイエンティストが活躍しています。ただし、初期配属によって希望の職種につけるとは限らないため、確実にデータサイエンスに関わりたいのであれば、R&Dの先端研究開発(AI・データサイエンス)に応募することをおすすめします。
NTTデータやNTT東日本でもデータサイエンティストは活躍していますが、通信キャリアならではのスマホから得られる莫大なデータの分析などはNTTドコモにて行っているようです。
また、NTTグループ全体の特徴として、同業界内で比較した際に給与自体はそこまで高くないですが、福利厚生などの待遇が手厚く残業時間が少ないという特徴があります。
初任給は職種に関わらず一定で、大卒が25万円修士了が26.2万円、博士了が33.7万円となっています。
スマホ業界トップシェアであるドコモのデータを用いた分析に興味のある方や1つの企業でゆったり長く働きたい方におすすめです。

選考は一般的な個人面接が主ですが、志望動機やドコモでやりたいことがかなり重視されており、選考を通して志望度の高さが見られているので、しっかりとした準備が必要でしょう。

KDDI

KDDIでは、応募時にデータサイエンスコースを選ぶことができ、初期配属でデータコンサルタントやR&Dなどの職種が決まります。
KDDIは他2社と比較して海外展開に強みがあり、グローバルに働く機会も多いため、入社までにTOEIC600点を取得しなければいけません。
2020年にはジョブ型の人事制度を導入しており、働いた時間ではなく成果や挑戦を評価しようという動きが早い段階からありました。
初任給は学位に関わらず27万円ですが、高度なスキルを有している場合には個別に設定されます。
世界各国のスマホデータを用いた分析に興味のある方や新しいことに挑戦することが好きな方におすすめです。

選考においては、志望動機やガクチカに加えて、データ分析コンペの経験開発経験なども問われるため、応募する際には早めに準備をしましょう。

SoftBank

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