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「忙しくて考える暇がない」と言っている人は「考えるのが嫌だから忙しくしている」

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
朝、このnoteを書くためにPCを起動すると寒いせいかファンが激しく数分回る音がするのを聞き、今PC保存してあるデータを急いでgoogleドライブに移動させよう、と決意した朝です。
皆さんおはようございます。

さて、1月も本日で終わり、あーあっという間に1ヶ月終わってしまったと思っている方、安心してください。
まだまだ今年は11か月あります。
私の感覚では12月は物凄く早かったが1月は長かったなという感覚。
12月は行うタスクが多くあったので、すぐに過ぎていく、1月に入ってからは「考える」ことが多くなったのでゆったりとしているのではないかと思います。

「忙しくて考える暇がないですよー」と話をされる方、多いと思います。
これは最近感じていることですが大きな間違い。
「考えるのが嫌だから忙しくしている」と捉えたほうがいいと思っています。

ある介護施設の施設長(A施設長とします)、このA施設長、自施設の成績もよく、将来の為に自分の施設だけでなく他施設のサポートをしてもらう体制にした。
そのA施設長がサポートする施設(B施設とします)はスタッフの残業が多いという課題があった。
他施設に向かったA施設長に同行した私。
残業の実態を把握する為に資料をもらう、職員にもヒアリングを自らかけに行く、この行動力は素晴らしい。
2週間後、A施設長に現状の報告をしてもらうことに。
前日私にTEL
「しみずさん、業務が忙しくってなかなか資料がまとまりません、すみません」
そうかそうか、2施設兼務しているような感じなので時間の作り方工夫しないとね。
その1週間後、A施設長に確認のTELをする。
「どうだい、資料は?」
「まだ出来ていないんですよ、あっちこっち行ったり来たりでバタバタしておりまして…」
「どのあたりに課題がありそうなの?」
「職員みな忙しいって言っていてまだよくわからないですねー」
A施設長がサポートしているB施設長に直接私からTEL
「A施設長って施設に来ているの?」
「昨日も今日も来てくれていますよ、ただ資料を頂戴とかタイムカードをコピーさせてとかだけですが。メールでお送りするとお伝えしたんですが、来てくれるということだったので…」
A施設長、考える時間が無いのではなく、考える時間を作らないために作業時間を入れているな、ということが判明。
これはA施設長が悪いのではなく、A施設長がどこでつまずいているのか、考えることが嫌になっているかをひも解いていなかった私に責任がある。

A施設長と面談。
「数字とかヒアリングとかしたんですけど結局どのようにまとめればいいかわからなくて。パワポとか使ったことないし…」
本人は学会発表のようなレポートをイメージしていたらしい。
私が欲しかったものと大きな差があった。

今回のケースは私のマネジメントの失敗談であったが忙しいと言っている人は考えていることから逃げがちな人なんだろうなと思っています。

「考えること」は絶対必要だということは皆分かっている。
しかし考えていても思いつかない、するとこの時間何だったのだろう、だったらあの作業進めたほうがよかった、というスパイラル。

目に見える成果や効力感がすぐには繋がらない「考える」という時間の確保、最優先にする予定の組み方から「考えて」いきましょう。

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