見出し画像

Mリーグよりも熱い熱い夜

熱い熱いMリーグセミファイナル戦が繰り広げられている中、店の軒下で立ち飲みをする大人4名。
「最近何をやっているの?」
「4月から転職して3週間経ってー」
「病院が4月から変わりまして」
「大学病院に戻って勤務しています」
昨年から会って少しずつ聞いていたので驚きはない。
「そろそろ時間だ、さあ、行くか」
飲み始めて30分、生ビールと串カツをそれぞれ3本ずつ、サクッと食べサクッと店を出る。
定刻になる。
そう麻雀は見るものじゃない、打つものだ!
熱い熱い麻雀開催!

という事で昨日は大学の後輩3名と麻雀を打ってまいりました。
麻雀を打つのはどうだろう、昨年末ぶりかな。
年明けてからバタバタすることが多く、なかなか集まれなかったので久しぶりで非常に楽しみだった。

特に今回はyoutubeでMリーグにハマり始めてからの麻雀だから麻雀力めちゃアップしているはず、牌譜検討も見ちゃったりしているから学生時代とは違う私の実力を見せつけてあげようじゃないか後輩たち。
「行く時は行き、引くときはしっかりと引く」、結局麻雀というのはそういうものだ、という私の結論。

という事で始まった最初の半チャン、理論をリスペクトし過ぎ、押す局面現れず、何なら引きのタイミングであったにも関わらず、スジは大丈夫だろというカンチャン待ちにズッポシ放銃する私。
#麻雀知らない人すみません 
#低い確率のものに振り込んだ、という事です 
終わってみれば4着…麻雀は1局1局で一喜一憂していてはいけない。

「ハイボールお願いします」
その雀荘は飲み放題。
「麻雀を打っているときに飲むなんて信じられない」
ふふふ、毎回飲んでます。
麻雀中は頭が働いているせいか全く酔わない。

このメンバーで麻雀を行う際は飲みながら近況の話をしながら打つことばかり。
今回の4人は
「医師でありながらエンジニアでITベンチャーに転職をした男=通称ベンチャー」
「医師の王道であり最高峰、白い巨塔の頂点を目指す男=通称帝王」
「言われたこと何でもやります、医師でもイエスマンは必要枠=通称公務員」
という天才医師たち3名に中小企業の社長が挑む、そんな構図でございます。

全般的にベンチャーの勢いがあり、リーチしてツモ率が異常に高かった印象。
勢いがあるね。
帝王はさすがの麻雀、きっちり獲物を捕らえてくる。
公務員も気づいたら役満テンパイを2回していたと侮れない。
私はというとうーん、負けばかりの方がネタになるがそれなりに勝つこともあり全員がほぼ横ならびで終盤戦。

ベンチャーに私が語る。
ベンチャーは将来的に自分で法人化を目指しているという。
「法人化すると自分がやる60%くらいでも他の人に任せていかないといけないし、コード書いたり、プログラミングしたりする時間よりもマネジメントにかける時間ばかりになると思う。社長になるということは…」

「ツモ、親マン」

おいおい、ベンチャーいい話しているのに!
先輩の話を聞けー!
せめてリーチしてくれよー!
ツモメンホン役牌、えっ、これよくよくよく見てみると、イーペーコーとチャンタもついているから親倍満ですよ。
事業再構築補助金決定くらいインパクトのあるあがりですよ。

結局ベンチャーと帝王が勝ち、公務員と中小企業社長は負ける…。
Mリーグよりも熱い夜が終わった。
毎月、メンバーを少しずつ変えながらこうやって医師たちと雀配で会話しよう。
一方通行で全然聞いてくれないベンチャーは除いて笑。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?