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超おすすめ『もっと幸せに働こう』 MB

持たざる者に贈る新しい仕事術というキャッチコピーに惹かれ、本書を購入。
MBさんの思考や経験を存分に知ることができる本でした。
個人の発信力が求められる時代で、自分の力に不安を抱く人が多いからこそぜひ読んでいただきたい一冊です。
本書の中から印象に残った言葉と私なりの解釈を併せて5分で読めるボリュームでご紹介します。

まず前提として、MBさんの経歴が有名大学出身でも、上場企業での活躍経験もなく、留年を3回も経験しているという恐縮なのですがも華やかではないということを理解いただきたい。そんな彼がどのようにして社会から認められ、年商が億を超える会社を経営するようになったのか。

読んだら必ず「具体化作業する時間」を確保する。準備ばかり頑張って、行動しない人たちが多過ぎる
最近では、ブログやツイッターで発信する人が増えたように感じます。
そんな中で、まず発信を始めたことは素晴らしいことです。ただ更新頻度が少なかったり、集客方法が自分でも理解できていない状態で人が集まらないと悩む人が多いということです。
継続すれば、残存価値でいずれ人も集まるという考えもありますが、発信する側が整っていてこその話だと思っています。
継続は前提として、頻度や内容の充実を図る。そして集客の経路も複数確立してから、悩むべきではないかということですね。
200点満点理論
ショップ店員時代の経験と共に語られているこの理論。
人間は100%完璧ではないから、目標から少し落ちたところに着地すると。
予算ならその予算100%ちょうどの努力しかしないため少し下に着地する。
それなら150点目指せば120点くらいは確実に取れるのではないか。この考えから派生して、200点満点理論と名づけられました。
会社では激しい出世ゲームに疲弊することもあり、結果に満足がいかないことも多いと思います。
この理論を当てはめることで、最速昇進、なんなら記録更新での昇進を目指すことで、同僚よりは昇進スピードが上がるのではないでしょうか。
苦しく大変な道のりが待っていることに間違いありませんが、一年後振り返ると目標以上の成果を出すことができていると思います。
成功者が多いコミュニティに入りなさい
独学にこだわって失敗する人が多い。なぜ独学にこだわるのか。
スポーツや音楽、仕事も同様、周りのレベルが高いほど自分の当たり前も高いレベルとなり、どんどん成長する経験をしたことを一度くらいはしたことがあるのではないでしょうか。若いサッカー選手がヨーロッパに挑戦するようなものです。
MBさんは若いころからレベルの高いコミュニティに飛び込む勇気を持っていました。これこそが彼の行動力であり、成功を勝ちとる最初の一歩なのかもしれません。
独学にこだわる人の理由は明白で、失敗を恐れている、人に知られて恥ずかしい想いをしたくない、などでしょう。
私も本ブログやTwitterを始める前はそう思いましたし、新しい業務にチャレンジしたく勉強していたこともありました。
ただ成功者から学ぶこと、現場で挑戦する中で学ぶことの方が圧倒的に成長できますし、継続できます。
一度コミュニティに入ってしまえば、投げ出すことほど恥ずかしい思いはありませんから。
ではまず一歩を踏み出すために、私が意識していることは少しやってみるです。人間の心理は始めたことをやめたくない。そうして継続するうちにやめることに気持ち悪さを覚え、いつの間にか長期間継続できている。そんなものです。
よければこちらをご覧ください。複数の習慣を半年以上並行して継続することに成功した方法を記載しています。
成功者がどんどん成功していくのは「他人目線」が身についている
一番、MBさんのマインドセットを感じることができた文章でした。
顧客に対してどれだけ大きな幸せを与えることができるか。それが利益につながることである。
自分が愛されたいなら他人を愛そう。素敵な言葉でした。giveのマインドを持つ人の周りに人が集まり、成果を出すことができると解釈しました。

本書を手にって、持たざる者が持つ側にいくまでの経験やマインドセットを学ぶことができました。
この本を読んでみたいと思ったからはぜひ。そして、そのあとどう行動に落とし込むかもセットで取り組んでみてはいかがでしょうか。
ただの知識デブではなく、結果も手に入れることで初めて本を読んだ価値があると思います。
何事も自分ごとで、どんどん吸収していきましょう!

最後にもう一つだけ素敵な本書の言葉を紹介させてください。

※本書で得た印税の全ては日本ALS協会へと寄付させていただきます。

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