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おすすめの本『青い鳥』。

重松清さんという小説家がいて、思春期のような難しい時期に深い悩みを抱えた子供たちの気持ちを書くのが上手い。

今日は重松さんの作品の中から1冊を紹介するね。

『青い鳥』というタイトル。

新潮社の公式サイト。

この本の中では色んな子供たちが登場する。

クラスの中でひとりぼっちでいたり、つらい経験をした子もいる。

そこに非常勤講師の村内先生という人が毎回出てくる。

この先生は担当の国語の授業で配る要点を書いたプリントは丁寧で分かりやすい。

しかし「話す」ことになると言葉がとてもつっかえてしまう。

それでも必死に伝えようとしてくれて生徒と必ずまっすぐ向き合う人柄。

だからいつの間にか心を開かなかった子供たちも少しづつ先生に気持ちを話して、読み終わると心があたたかくなる。

重松さんの小説は「かつて子供だった」大人が読むと忘れていた気持ちを思い出す人もいると思うよ。

今日はおすすめの作家さんの本の話でした。

では、また。

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