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人生ですることは全て技術

生きていく上ですることは全部、

技術である。


なぜなら、

それらは全て

「言葉と行いの掛け合わせ」だからである。


例えば

パソコンを使って文章を打つこと。

これは

キーボードの配列を覚えて

10本の指で適切なボタンを押し、

言葉を紡いでいくことだ。


最初は

一つ一つを注意深く確認しながら

のろのろと時間を掛けてボタンを打っていたのに、

慣れてくれば

キーボードを見ずに、

頭の中で文章を思い浮かべるのと

ほぼ同じくらいのスピードで

タイピングができるようになる。


こういった目に見える技術だけでなく、

コミュニケーションもまた、

技術である。


例えば

誰かを愛すること。

これは

感情によるものなので

自然発生的だと思いがちだが、


感情が沸き起こる背景には

根拠となる

価値観が

ある。


「こういう人は素敵である」

「こういう人に惹かれる」


それらには源泉となる

過去の出来事がある。


自ら体験したものであったり、

誰か身近な人やメディアによって植え付けられたもの。


「今、自分がこう感じる」のには、

出来事に対する思考の方向性が

できあがっているからである。


そして

思考の方向性は、

トレーニングで

変えることができる。


だから、

技術で

考え方を練習すれば、

好きになる対象や

人を愛する強さや深さも

変わってくる。


ということはやはり、


愛することも、

靴ひもを結んだり、

ピアノを弾いたりするように、

技術なのである。


人生が自分に何を投げてよこすかは

残念ながら選べないが、


こうして

自分が人生に対して

どんな態度でいるかは、

いつでも

変えられる。


そう思うと、

人生のすべては

自分の手中にあるのだ。






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