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もらえるものはもらっておく

人の好意や

差し述べてくれる手は

もらえるものなら

もらっておく。


形あるモノでも、

形ない思いでも、

もらえるものは

もらっておく。


せっかくもらえるものを拒んで、

一人でがんばらない。


せっかくもらえるものを

しっかりと受け取ることが、

与えてくれた側の喜びにもなる。

誰かに与えたものを

気持ちよく受け取ってもらえたとき、

その人は自分が役に立ったという喜びに触れることができるからだ。


もらえるものをもらうことで

始まるコミュニケーションは、

温かくていつまでも記憶に残る。


もらえるものをもらうことが

相手に与えることになることもある。


与える機会をもらうこともある。


相手に与えて、

自分がもらうよりも大きな喜びを

知る機会をもらうのだ。


そんなときも、

照れずにケチらずに

もらった機会を生かして

相手に与える。


すると今度は、

思ってもみなかった角度から

ご褒美をもらったりする。


時差を経て、

予想外の人から

嬉しい何かを

もらう形で返ってくる。


人に何かをもうらうのは、

かつて自分が何かを与えた

ご褒美だったりするのかもしれない。

もしくは

誰かが、

他の誰かからもらったものを

別の形でつなぎたくて

自分に回してくれたのかもしれない。


与えて、もらってのサイクルを

無理に途切れさせない。



もらえるものはもらっておく。







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