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成果を出すのに役立ちそうな人を周りに置いていたときは不幸だった

あるとき

ふと気が付いた。


仕事の結果を出すのに役立ちそうな人を

周りに置いていたときは、

自分が不幸だったことに。



40代になって、

自分の20代と30代を振り返ると、

思い残すことはないくらい

頑張ってきたと思う。


仕事に打ち込み、

新しい知識を増やすために勉強し、

できる限りのことをしてきた自負がある。


でも、

頑張っている割には

何もかもが上手くいかなかった。


仕事も、恋愛も、家庭環境も。


「なんでなんだろう。

こんなに頑張ってるのに。」


やり切れない思いと

惨めさで

いつも心の中はいっぱいだった。


それから時が経ち、

体にも少しずつ無理が効かなくなり、

全てのことに踏ん張りが効かなくなった。


気合で仕事を乗り切ることも、

いい女ぶった振る舞いをするのも、

自分を軽くあしらう人に教えを乞うことも。


結果を出すためや

ステータスのために

自分の周りに配置していた人に囲まれて、


どこまでも不幸な気持ちになった。


そして、

なにもかもが

どうでもよくなって、


その人たちをかなぐり捨てて、


新しい土地へ移住した。



過去を全て捨てて

行き着いた新しい土地では、


自分を思いっきり甘やかすことにした。


嫌なことはしない、

嫌な人とは関わらない、

思いっきりダラダラする。


そして、

結果など度外視して、

一緒にいて心が安らぐ人、

自分の内面が充実する人だけを

周りに置くことにした。



すると、

私は私に還れた。


成果を出すことを期待されて、

自分ではない自分を生きることから

解放されたのだ。


そして、

すごく幸せになった。


自分の周りにはどんな人がいるか。

これは

自分の責任で

集めた結果だ。


自分を不幸にするのも、

幸せにするのも自分次第だ。


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