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誰にもマネできない珠玉の名曲

外出自粛ムードになって、

もともと家でゴロゴロするタチの私は、

さらに床と平行になっている時間が増えた。



ゴロゴロするのを楽しむには動画が要る。



最近は、

昭和の歌に心を奪われている。



最近の楽曲と比べてみて思うのは、

昭和の歌は、

言葉の一つ一つを大事に歌い、

強いメッセージとして人々に

届けられているということ。



一方で今の歌は、

リズムの良さ、ノリの良さ、

ビジュアルの良さ、

語呂の良さ

に重点が置かれているように思える。



どちらもそれぞれ違った文化として

良い点はあるが、

自分の年齢のせいだろうか。



歌手が魂を込めて歌う姿、

深い歌詞、

絶対的な歌唱力の高さの

この三点が合わさったときの感動に、

嗚咽を伴うほどに泣いてしまう。



昭和の歌姫が歌う名曲たちは、

多くの人にモノマネされたり、

カバーされたりしていて、

影響力の大きさは今も続いていると実感する。


昔の歌を懐かしんで、

今の時代の人がていねいに歌う姿は、

感慨深いものがある。



そして、

やはり

本家ほどの

深みを出すことは

難しいのだな、

と思う。



それらの歌は、

他の人が決して届かない境地にあるのだと思う。


「一曲入魂」の重みが違うのだろう。



平成という時代をすっ飛ばして

令和になった今聞いてみても、

「その人でないと歌えない曲」は

色褪せない輝きがある。



今の時代は、

カラオケで多く歌われるほどに人気が出るので、

「誰にでも歌える曲」が流行るのかもしれない。

そういった曲は、

娯楽として必要なものだが、

でもやっぱり、

珠玉の、

他の誰にもマネできない歌を求めてしまう。

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