バイトの面接で失敗しないコツ
私は過去に短期も含めて20個近くのアルバイトを経験してきたのですが、その分それなりの数の面接を受けてきました。
さらに、思い返すと面接で不採用だったのは記憶上では人生で1回だけで、それ以外は全て受かってきました。記憶が間違ってなければ。(この1回については後述します)
そこで、ここでは私がアルバイトの面接に向けて人より準備していること、意識していることをご紹介したいと思います。
※決して面接対策について網羅しているわけではありません。
先述しておきますと、私のアルバイト経験は接客業が圧倒的に多いため、ここに書く内容もほぼ接客業向けの内容になってしまっていると思います。ご了承ください。
面接準備 ~見た目~
まずありきたりですが、面接に行く日の服装と髪型についてです。
なんやかんや言っても、やはり初対面の人間の場合は、見た目で判断されやすいからです。
服装に清潔感があることはもちろんですが、全体のイメージとしては、その職場で働いている人たちの格好に寄せるのが間違いないと思っています。
もし制服があって寄せるのが難しいのであれば、なるべくお店のイメージや雰囲気に合う服装を心がけるといいかと思います。
なぜなら、
面接官の方に自分がそこで働くイメージを持っていただきやすくするためです。(小賢しい)
スタッフさんの服装がわからない場合は、企業のホームページを見たりGoogle画像検索をしたら出てくる場合が多いのですが、それでもわからない場合、私はGoogleマップの投稿写真もチェックしてました(笑)
髪型については、私はいつもポニーテールにしています。
以前勤めていた会社の研修で、「ショートヘアでない限りは、女性は髪の毛を結んだ方が良い」と言われたことがあるからです。
というのも、毛先が傷んでいたり跳ねていたりする場合、相手はそれが目について気になってしまうからだとか。
そのため、「よっぽど自分のキューティクルに自信がない限りは、髪の毛は後ろで結びましょう」と言われました(笑)
ちなみに、私はチキンなので面接の日程調整の電話の際には必ず、面接時の服装に指定がないかを確認しています。
案内がなければ特に指定がないと思っていいと思いますが、わざわざ質問するのは、保険をかけるためです。
万が一、職場の雰囲気に合わない服装をチョイスしてしまったとしても、「服装の指定はないって言われたから、自分は間違ってない!」って思えるので、面接時に自信を失わずに済みます(笑)
面接準備 ~志望動機~
私は志望動機には必ず、
その職場に対する自分なりのエピソードトーク
を入れるようにしています。
飲食店や販売店などの場合で、自分が以前利用したことのあるお店であれば、その時の感想や店員さんにされて嬉しかったことなどを志望動機に取り入れています。
(例: メニューで迷っていた時に親切にアドバイスいただいたことが印象に残った / 店の雰囲気が良くて元気をもらったため、自分もその一員になりたくなった、等)
一度も利用したことがないお店や接客業でない職種であれば、その店(仕事)の強みやそこでしか得られないスキルなどを挙げ、
自分がそれを魅力に感じる理由やそのスキルを得たい理由をエピソードと共に話すと、説得力があるかと思います。
(例: 数あるカフェの中でも全自動マシンを使わず人がコーヒーを淹れる店は珍しく、将来オーストラリアのカフェで働くためにそのスキルを身につけたかったから、等)
というのも、
数ある職場の中で、どうしてうちを選んだの?
ってところが伝わると、志望動機として強いと思うからです。
例えば、もし「カフェで働きたかった」だけだったら、「じゃあ他のカフェでも良くね?」ってなっちゃいますからね(笑)
「その理由ならうちじゃないとダメだね〜」って面接官を納得させることができたら、もうこっちのもんです。
ちなみに、応募先を選んだ理由が1個だけでは弱い場合は、2個掛け合わせて「うちじゃないとダメな理由」を作り出しても良いと思います。
(○○のスキルを身につけることができ、且つ△△なところが自分に合うと思ったからです、等)
※ちなみに私はチェーン店に応募した際、そのブランドを選んだ理由だけでなく、その「店舗」を選んだ理由まで用意していましたが、結局面接では聞かれませんでした(笑)
面接本番 ~態度~
私が面接本番で気を付けていることをざっと並べると、
・面接開始5分~10分前には到着する
・席を案内された後に待ち時間があった場合は、姿勢正しく座り、暇でもスマホは見ない
・面接官以外のスタッフさんにも挨拶をする
・面接でははっきりとした明るい声で、笑顔で話す(コミュ力高く見えるように)
・聞かれたことに対しての返答をきちんとする(質問と回答を一致させる)
・相手の目を見て話す
という感じですかね。
そして他にも、
面接官やスタッフさんと、面接の段階から仲良くなろう
という意識で臨んでいます。
というのも、自分がただ従業員として希望条件に合うだけではなく、面接官やその職場の人たちに「この人と一緒に働きたい!」って思ってもらいたいからです。
そして何より、せっかく面接官含めその職場の方々には自分のために時間を使っていただくのだから、私といる時間をちょっとでも楽しいと思って欲しいじゃないですか!笑
具体的には、面接官の話にリアクションを取ったり、面接の中で雑談を入れたり、面接官の方との共通点を見つけて掘り下げたりするよう心がけています。
また、他のスタッフさんには面接の前後で積極的に挨拶をしたり、そこからちょっと会話を広げたりしています。(業務の邪魔にならない範囲でですが)
もちろん、このとき友達のような振る舞い方は絶対NGなので、私は大抵、愛嬌のある部下または後輩をイメージしています(笑)
面接本番 ~勤務日数と時間~
応募先の求める勤務日数や時間(週どれくらい入れるか、勤務できる時間帯など)に関してです。
普通は応募先から確認されるものに対して問題ないか返事するだけのことが多いと思いますが、
私はこれもアピールに利用しています。
例えば、オーストラリアのラーメン屋に応募した際には、お店の営業時間が夜だけだったため、夕方以降しかシフトに入れないという条件でした。
そのため、面接では朝から夕方まで別の仕事をしていることを伝え、「夜だけの営業はむしろ好都合ですよ」と思ってもらえるようにしました。
そうすることで、実際面接してくださった方にも「それならちょうどいいね」と言ってもらえましたし、
「勤務時間が短い」というお店としては弱点となる部分を私がデメリットと思っていない点が、印象として良かったのではないかと思っています。
他にも、土日中心に入れる人を募集しているお店の場合は、「今の勤務先が土日が定休日なので土日に入りたいです」と伝えたり、
週4日以上入れる人を募集しているお店の場合は、「フリーなのでフルタイムでがっつり入りたいです」と伝えたりしていました。
※もちろん嘘は付いてません。
応募先から勤務日時の条件を確認される際、恐らく「大丈夫です」と答えるだけでも良いのかもしれませんが、
可能であれば、理由と共に「むしろ好都合です」ということを伝えておくと、ちょっとしたアピールになるのかなと思っています。
面接本番 ~就業期間~
「どのくらいの期間働けますか?」ってやつです。
これに関しては、例え自分の中で辞める時期を決めていた場合だとしても、面接では絶対明言しないことをオススメします。(短期バイトの募集でない限り)
なぜなら、私は帰国後一発目に受けたカフェの面接で、「来年にはオーストラリアに戻るつもりです」と話したところ、人生ではじめて面接で落とされたからです(冒頭で言っていたやつこれです笑)
応募先の企業としては、確実に1年以内に再度別の人を雇わなければならないわけですから、そりゃ長期で働ける他の人を優先するよなぁ、って後で気付いて反省しました。
そのため、もし辞める日があらかじめ決まっていたとしても、「決めてません」と言ってしまって良いと思います。
だってもしかしたら予定が変更になって短期で辞めなくなる可能性もありますし、未来のことなら嘘ついたことにはならないですからね!
逆に長期で入る予定だった人が何らかの理由でスピード退職するパターンも全然あり得ますし、いつまで働けるかなんて、面接のタイミングでわざわざ言わなくても問題ないと思います。
おわりに
ここまで書いといてアレですが、就活や転職でもあるまいし、たかがアルバイトの面接でここまで準備する必要あるのか?という疑問はあるかと思います。
ぶっちゃけ私もそう思います。
でも、例えば応募している人が自分以外に複数いたとして、経験などにそこまで差がない場合、
何で選ぶかっていうと、多分最終的には熱意だったり人柄だったりするんじゃないかなって思うんですよね。
ここまで準備していれば恐らく面接官に熱意は伝わると思いますし、そんな人間に悪い印象は持たないんじゃないでしょうか。
なんか結構小賢しい内容になってしまった気がしますが、何かの参考になれば幸いです。
ちなみに次回は今回の記事とは対照的に、
「面接に受からなければよかったと思った話」を書きたいと思います(意味深)
ではでは。
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