やがて飛行機に乗る|詩
会わなくなり 意味は去り
何れ遠くの風のように
退屈 嘘 かき集めてただけなのに
曲がる3つの角の先
うつす何にもない土曜日
離れた台詞 書きかけの詩をなぞるよに
「人のいないとこに行こうよ」
「ねえ、二人で」
「海のサボテン・ランドとか」
「秋の枯葉を通りで踏み分けよう」
「手をつなごうよ」
「冬になればマフラーに」
「外の雪」
「パーティ・タイムさ」
会わなくなり 意味は去り
何れ遠く渡る飛行機
退屈 嘘 かき集めてただけなのに
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?