見出し画像

独専門誌による『フィリップ・ラーム基金』の表彰に、🇩🇪ラーム氏が喜びの声

—— 以下、翻訳 (本人の全文)

朗報がある。フィリップ・ラーム基金が、ドイツの食生活や運動専門誌の選ぶ、「健康生活大賞」のチャリティー特別賞を受賞した。女子クロスカントリーのエヴィ・ザッヘンバッハー=シュテーレ選手は、かつて自身の功績が表彰された際、ある重要な言葉を口にした: 「誰も一人の力だけでは世界を変えることはできません」

設立当時、世界を変えることが私の目標ではなかった。しかし、フィリップ・ラーム基金を通じて社会に何かを還元することが、私の目標であったことは確かだ。そして、その活動は私一人ではない。ともにプロジェクトを実現してくれる、素晴らしいチームのメンバーたちと一緒だ。私たちのプロジェクトは、とりわけ、ドイツ国内や南アフリカの子どもたちのために、彼らの生活を少しでも向上させることが狙いだ。

以前、私はLinkedInで、この基金の活動がなぜ重要であるのか、その理由をすでに述べた。それは、今でも何ら変わっていない。

それどころかむしろ、この不確実性と大きな社会的不平等が混在する現代においては、彼らを支援するというのは益々重要だと感じている。このプロジェクトを通じて、若者たちが、彼らの人生を自分自身の手で切り開けるようになってもらいたい。このような若い人たちに、運動がもたらす大きな効果を実感してもらえると思う。食生活に気をつけ、より健康的な食事を摂ることが、どれほど身体に良いことなのか。スポーツと健康的なライフスタイルがいかに人生を変えることに繋がるのか。

そのため、「健康生活大賞」のチャリティー特別賞は、私にとって特別に重要な意味を持つ。しかし、それは私だけではない。今回の受賞は、フィリップ・ラーム基金のメンバー全員にとって重要なのだ。それは、私たちが正しい方向に進んでいることを示しているためだ。

私たち。それはつまり、健康保険会社AOKの協力で実現したフィリップ・ラーム・遠足ツアーや、フィリップ・ラーム・夏のキャンプに参加してくれた皆さん。そして、私たちのプログラムが教育的な価値を持つだけでなく、楽しいことだと示すために働いてくれる皆さん。私たちを支援してくれるピッタリのパートナー、支援者、寄付者を見つけようと尽力してくれる皆さん。たとえ注目を浴びない仕事であっても、それをこなしてくれるスタッフがいなければ、これらすべてのプロジェクトは上手くいかなかったことだろう。

しかし、今回の受賞は、これまでの私たちの成果が認められたというだけではない。今後さらにこの活動を続けていくことは、私たちにとっての義務だ。だが、今は新型コロナウイルスのパンデミックが蔓延している。このような厳しい状況は、私たちだけでなく、私たちの支援を必要とするあらゆる人々にとっても挑戦的なものだと言える。

だからこそ、この厳しい状況下においても、仕事を続けていこうという強い姿勢が主な受賞の理由だと考えている。この活動への激励、そして義務として。

誰も一人では世界を変えることはできない。今回の賞は、喜んで受賞させていただいた。しかし、それはフィリップ・ラーム基金の設立に貢献したすべての人々のものである。ここにいるのは、さらに学び、より成長しようと日々努力している人たちばかりだ。

私たちの仕事には忍耐が必要なことを、私たち自身よく理解している。しかし、だからといって、未来への全力の歩みを止めるわけにはいかない。私たちの仕事の知名度が上がれば上がるほど、より多くの人々にとっての見本になることができるからだ。

これは私の願いだ:私たちが必要とする場面で、力を貸してくれる人がますます増えてくれることを。

▼元記事
(ドイツ語) https://www.linkedin.com/pulse/die-philipp-lahm-stiftung-erh%C3%A4lt-den-charity-sonderpreis-philipp-lahm?trk=portfolio_article-card_title
(英語) https://www.linkedin.com/pulse/philipp-lahm-foundation-receives-charity-special-award-philipp-lahm?trk=portfolio_article-card_title

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?