これからのnote。〜1年後の私へ〜
●ネガティブだって悪くない。
noteと言う場所は、
本来"公開すること"を前提として有る物だと考えると、私のように自分の気持ちだけをただ記録として残すブログ的な使い方は全くと言っていいほどユーザーとして正しくない、向いてない、とは、わかっています。
ただの愚痴だったり、頭の整理だったり、とにかく気持ちのアウトプットの場としての利用は歓迎されないのかも知れません。
況してや、私の発信はほとんどがネガティブな言葉で綴られ、怒りや悲しみ、絶望に満ち満ちている。
…正直、あんまり目にしたくない人の方が多いでしょう。
本来なら、
Twitterや他のブログ・SNSで閉鎖的に、同じ属性の方々に限定して発信して行くのがスジってモノなのでしょうが・・・
自分自身がTwitterの「退職したい・した」人や、日々憂鬱で希死念慮に駆られる方、転職活動に励む方やそれを応援する優しい方々…そんな皆さんに共感したり励まされて、悩み、苦しみながらも毎日仕事を投げ出さず、希望を持ち続けられている"事実"に目を向けると、
"ネガティブな発信も決して無意味ではない"
と、そう思うのです。
ネガティブな感情に共感する事は本来あまり良くないと捉えられがちですが、実は心の弱った人間には前向きな言葉の方が時として毒になり得る。
耳にタコどころかイカができそうなほど言われていますが、鬱病の人に「がんばれ!」と声をかけるのは逆効果、まさにコレです。
うまく言葉にできない、自分の中のモヤモヤした気持ちや憤り。
私のように、他業種から見るととんでもないブラック体質・旧体制の特殊な業界で、一般的に理解され難く、閉鎖的で、過酷な労働環境にいる者なんかは特に。
業界の異常なやり方に提言し、スパッ!と斬ってくれるような誰かや、上手くフェイクを入れながらも説明し「この業界はおかしい!」と声をあげる誰か。
"そう言う仕事だ"と承知の上で飛び込んだけれど、もう無理そう・・・と弱音を吐き出す誰か。
そんな、顔も知らない誰かの言葉にこそ"そうだ!""わかるよ!"と共感し、自分1人が戦っているのではない事や、決して弱音や本音を吐き出し、クヨクヨする事は"悪"ではないと実感する日々なのです。
●"非公開"と言う選択
話はいつもの"転職"や"退職"に戻ります。
私の退職話は現在非常に繊細な局面を迎えるに至り、
自衛のために、これまで公開していたTwitterを非公開アカウントに設定するなどの対策を行っています。
明確な怒りを覚えて以降、
▲私が本気で会社に怒った話
あまりにもこれまで溜め込んでいた"怒り"が自分の中から溢れ出すようになってしまい。
TwitterはじめSNSでの発信内容がネガティブどころではなくなってしまったのがその理由です。
「そこまでしなくても」とは思うのですが、最近のSNSは、わずかな関連性を素早く察知して"オススメ"に出してきたりするじゃないですか?笑
あのアルゴリズムが理解できない以上、ちょっと今は、これまでのように綴っていくのは難しいなと・・・
嫌気がさしているのも事実で、今も退職を希望はしていますが、別に職場の誰かを傷つけてやりたい訳でも、復讐がしたい訳でもないので、見なくていい相手に届くのは本意ではありませんし。
で、調べたところ、
他ブログサービスには備わっている事の多い"非公開"の設定がnoteにはない、との事なのですが。
今のところ需要もなく、有益な情報などを提供できない私の記事を、たとえ数百円でも"有料"として限定公開するなどとてもできそうもない。
そう言った訳で、あまりにも詳細な記事は"いつか"のために非公開設定のできる他ブログに置いておく事にしました。
それこそ、紙の日記帳にでも書いておけばいいんですけど、「いつかこの話をまとめてキチンと記事にしたい!」と言う気持ちがあったり。
私がそうであったように、いつかこの傷が癒えた頃、上手く言葉にできるようになった頃に、自分の"今"を発信する事で、あるいは誰かの気持ちを楽にする事ができれば…などというおこがましい気持ちもあったり。
また、転職後の自分に対する戒め・・・
同じように我慢を繰り返して、自分自身を傷つける選択をしないための備忘録として。
前向きでいられなかった今の私の事を、洗いざらい晒しておく場所を作りました。
●今後のnoteは・・・
本当は。
ここは、時々愚痴なんかも吐き出しつつも、今の暮らしで感じる"ささやかな幸せ"や、行ってみて楽しかったところ、美味しかった食べ物や素敵なカフェを紹介したり
。
ゆるく取り組むスピリチュアルな話をしてみたり。
ニュースや事件に関して自分の気持ちを綴ったり。
インテリアやスキンケアについて語ったり。
趣味の写真を掲載したり。
そう言った場所にするつもりで、今身を置いている業界に関する暴露話やトラウマについては、別口で記事にするつもりでした。
とてもそんな風には見えないかもですが笑
休日には電車に乗って遠出をして、コスモスを見に行ったり、今日は"びわこ箱館山"まで秋の気配を満喫しに行ったりと、できるだけプライベートを充実させるべく行動もしています。
休日が幸せで有るほど、次の日にやってくる"仕事"と言う現実に打ちのめされたりするんですけどね・・・
とにかくこれからは、転職や退職に関する自分の考えや出来事、憤りや不満だけでなく、楽しかった事や幸せだった事、鬱々とした日々をどうやって乗り越えて行ったのかも発信して行こうと思います。
語彙量が極端に少なく、また、突然健全な記事を書けるようにはならないと思いますが。
私の体験が、いつか誰かの"ため"になりますように・・・
何よりも自分のためになりますように・・・
●1年後の私へ。
お願いだから、
もう自分の大切な人に心配をかけるような働き方はしないでおいてください。
お願いだから、
理不尽な怒りや暴言、他人を平気で傷つけたり攻撃する相手の言葉を鵜呑みにして傷つかないでください。
あなたは1年前のこのころ、やっと自分の気持ちを伝え、他人のためではなく自分の幸せのための一歩を踏み出す事ができました。
今回退職したい理由も、前職業界で退職した理由とほとんど変わりませんでした。
他人の事情のために我慢しないで。
他人の都合のために働かないで。
こちらの都合や事情を聞かずに無責任に仕事を投げ込んでくる場所に振り回されないで。
「おかしい」と思う気持ちに蓋をしないで。
怒りを無理矢理とじこめないで。
全部自分の責任だと思わないで。
手遅れになる前にちゃんと"逃げる"事もできるんだと覚えておいて。
あなたが悲しんで、傷ついている姿を、あなたを大切に思う人達がとても心配し、時には会社に対して怒りすら感じていた事を忘れないで。
嫌な事を断れる勇気をもって。
例えワガママだと思われようが、できない事を無理にやり遂げようとする事がいかに自分を苦しめているか、1年前に学んだはずです。
そんなに苦しまなくても、仕事なんか選ばなければいくらでもあるから。
人生に対しては、ちゃんと考えて自分で選ぶ事。
時間がかかってもいいから、きちんと向き合う事。
旅行には行けましたか?
イルカに会えましたか?
彼と仲良く暮らしていますか?
実家のお母さんに会えましたか?
お母さんは、元気ですか?
お義父さん・お義母さんに恩返ししていますか?
またあの時みたいに、貯金箱を眺めてはニヤニヤしてますか?
また悲しんだり、怒ったり、辛い思いをしているのなら、あっさり辞めてしまえばいいよ。
もう残り半分の人生、1日1日を大切に、幸せに生きようね。
2022年10月28日のわたしより。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?