【知っ徳リスクマネージメント③】

【知っ徳リスクマネージメント③】

今回は実際の案件を
実際のリスク回避のための事案
① 反社会的勢力の排除
建設業や飲食業で割と多いまた、意外と美容系のサロンなどで多い相談なのですが、大きくは二つのパターンがありまして、反社会的勢力の方々を雇い入れてしまう、またはお客さんとしてしまうというものがあります。
これらの際に基本的には、古くは2004年の広島の事案になりますが、最近では2016年8月1日施行の山梨県の条例が大きく取り上げられましたので記憶に新しい方も多いかと思います。
飲食店などでの不当要求を拒否することなどがクローズアップされていますが、同様のことが、雇用などにおいても問題になります。
そもそも、居住用不動産を貸す際に反社でないことの確認をすることが重要要件として不動産業界では認知されていますが、身分を隠して社内に入り込まれ、その後脅されるということは、総会屋ではありませんが今も多くあります。
そのような形で、会社の情報を握りそれを材料に脅迫をされて困っているという相談は月に一度や二度はきいています。
多くの企業で未だにされていないことで問題になる原因として、反社会的勢力でないこと及びその関係者でないことの確認書面をとれていないことがあります。
雇用契約書自体がない中小企業もありますが、事件事故があったとしても解雇をすること自体が非常に困難な状況で、そのような危険状態を放置しておくことはお勧めできません。
誰もが知っているような超大手企業でもいまだに反社会的勢力の関係者が部長職などの要職についていることや役員になっていることも散見されます。
反社会的勢力でないことの証明書はもしないのであればすぐ全社員及び役員にサインしてもらいましょう。
私も、この書面を使って社員を解雇するということを何度もやっています。
提携先にかんしてもこの書面をもらっておくことが自社の防衛に非常に役立ちますので一度ご確認を・・・

ここから先は

0字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?