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マフィン食中毒、厚労省が健康危険度「CLASSⅠ」に分類

▼News

マフィン食中毒、厚労省が健康危険度「CLASSⅠ」に分類

2023年11月15日、厚生労働省は「デザインフェスタ」で販売されたマフィンについて食品リコール対象事案として公式ホームページに掲載した。当事案のマフィンの健康への危険性については、毒キノコやフグなどと同等の「CLASSⅠ」に分類している。

公開情報によると、11月11日と12日の2日間、東京ビッグサイトで開かれていた「デザインフェスタ」で販売されたマフィンについて、一部商品について糸を引き、納豆のような匂いがするとの申し出や、食べた後に体調不良があったとの連絡があったため、回収となった。食品衛生法違反のおそれがあるマフィンは9種類、計3008個販売され、11月20日時点で851個(破棄も含む)回収された。


▼Keyword

食品リコール(自主回収報告制度)

食品等に関わる事業者が食品等の自主回収を行うこと。また、その際は食品衛生法および食品表示法に基づき、リコール情報を行政に届け出ることが義務付けられている。

リコール情報の消費者への一元的かつ速やかな提供により、対象食品の喫食を防止し、健康危害を未然に防ぐことを目的としている。
健康への危険性の程度はⅠからⅢにクラス分けされる。喫食により重篤な健康被害または死亡の原因となり得る可能性が高い場合は「CLASSⅠ」、一方で健康被害の可能性がほとんど無い場合は「CLASSⅢ」に分類され、リコール情報として公表される。


※コンテンツは弁護士が監修しています

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